[go: up one dir, main page]

「工法」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 工法とは

2025-10-12

中国の大型工事現場がかなり綺麗

掃き清められているという意味で。

おそらくモジュール工法日本より進んでいるってのはあると思うんだけど、それにしても綺麗というか、職人の入れ替わりの時にガッツリ清掃してる?

ここらへん見ても昨今の建築品質維持を気にしているのがよくわかる

工期自体に余裕がありそうだし羨ましい限りだ(なお工事のものは早い)

2025-09-02

オワコン過ぎる

https://anond.hatelabo.jp/20250831104105

rectus

京都ちょっと掘るとすぐなんか文化財的なものが出るのよ。そのたびに工事とまるから完成まで50年とかかかりそう。

cider_kondo

荒木飛呂彦「それは! この都の地下を掘れば必ずなんらかの遺跡にぶちあたるためであり そのため工事は中断! 路線変更! 莫大な費用時間がかかってしまうからなのだッ!」

urtz

地下掘るのはもう懲り懲りなんよ。井戸水止まるし市営地下鉄もずっと赤字だったし。それに地下掘ったら絶対遺跡出るのに、全部ぶっ壊さないといけない。自動運転無人タクシー解決策と思う

こんなんが人気コメ

いまどきオープンカット工法のわけないし、

シールドマシンが掘り進む深度に遺跡あると思う?

そもそもこんなつまんないネタが何日人気エントリに張り付いてるのか。さっぱり入れ替わりがない。

2025-08-26

時速60キロ連続給電は事実だが「鉄板なら激安」は誤解である

日経大成建設、時速60キロ走行中のEV無線給電成功 30年代実装想定」を受け、実証条件とコスト論の真偽を一次ソース検証する。

記事: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC052QT0V00C25A8000000/

なお、この記事に「道路上に鉄板を敷き詰めれば非常に安く整備できる」とのコメントがありるため、これについても検証する

一次ソース確認できる事実

https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2025/250718_10570.html

報告書: https://www.mlit.go.jp/road/tech/jigo/r06/pdf/houkokusyo2020-6.pdf

鉄板を敷けば安い」は事実

結論: 誤解

上掲報告書送電電極を「SUS304(ステンレス)」と明記し、特殊アスファルト層、瀝青シート、排水・透水層、グランドアルミパンチングメタル)など多層構造を前提にしている。単に鉄板を敷くだけでは成立しない。

電界結合はコイルフェライトを大量に要する磁界結合(IPT)より導体量削減の余地はあるが、高周波電源、整合回路、EMC対策排水・絶縁構造など別のコスト要因が立つ。一次資料に「鉄板で激安」と読める記述は無い。

今回実証技術ポイント

方式比較電界結合(CPT)と磁界結合(IPT)

CPT(今回)
IPT(海外の主流実証

MDOT/デトロイト: https://detroitmi.gov/news/mdot-city-detroit-and-electreon-unveil-nations-first-public-ev-charging-roadway-michigan-central

代表例(Electreon): https://electreon.com/projects/michigan-central-station

  • 静止給電はSAE J2954で相互運用規格が整備段階にある。
  • 静止給電の高出力実証は進展(ORNL 270kW)。

大成(CPT)のメリデメ

メリット
デメリット

30年代実装現実味

まとめ

役小角まさか吉野山降臨!?伝説修験者アロエパフェに目覚める~

時は令和、空前の「ヘルシースイーツブームが最高潮グルテンフリーとか、スーパーフードを使ったスイーツとか、みんなが「体に良い」と「新しい味」を求めてた20XX年。そんな中、奈良吉野山に、マジで浮世離れしたイケメン山伏が現れたんだってちょっと古めかしい衣装に、なんかこう、神秘的で超絶オーラをまとったお方。「え?時代劇撮影セレブ芸能人?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その圧倒的な存在感に目を奪われてたらしい。

「我は…役小角と申す。」

え?マジで?あの修験道開祖で、鬼神自在に操ったっていう伝説修験者役小角!?ゲキヤバ!って歴史好きのギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、その超絶クールなお方、もとい小角様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…世がずいぶんと様変わりしたのう…ずいぶんと賑やかで、しかし見慣れぬものばかりですな。」って、マジで飛鳥時代からタイムスリップしてきたみたい!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その研ぎ澄まされた眼差しに、何かとてつもないパワーを感じてたらしい。

そんな小角様に、恐る恐る話しかけたのは、吉野山にあるカフェバイトしてる、ちょっとスピリチュアルに興味があるギャル、ミコト。「あの…もしよかったら、何かお困りですか?」「…うむ、少々。見慣れぬものばかりで、いささか戸惑っておる。」って、意外と丁寧な言葉遣い!ミコト、その神秘的な雰囲気ちょっとキュンとしつつ、「アタシ、ミコト!吉野山ことなら、何でも聞いて!小角様、マジでいから、アタシが案内してあげてもいいよ!」って、キラキラ笑顔で声をかけたんだって

次の日、ミコトに連れられて、小角様は初めて現代日本体験ロープウェイとか、最新のお土産物屋さんとか、マジで全てが新鮮!でもね、小角様が一番興味を示したのは、お土産物屋さんで売られてた、ちょっと透明なゼリーみたいなもの。「…この、緑色で瑞々しいものは、何というものでございますか?ずいぶんと不思議な形をしておりますな。」って、マジ真剣眼差し。ミコト、まさかの渋すぎるチョイスに驚きつつ、「あ~、これ、アロエですよ!ヨーグルトかに入ってて、体にめっちゃいいんです!」って教えてあげたんだって

小角様、一口食べてみたら…「な、なんなのだ、この奥深き味わいは!?プルプルとした食感と、清らかな風味…まるで、わが修行の道のり、そして悟りの境地のようである!これこそ、余が求める、真の糧よ!」って、マジで修験者っぽい表現で感動してたらしいよ。

そこから、小角様のアロエ愛がマジで爆発!毎日色んな健康食品店やスーパーを巡って、アロエを使った料理スイーツを食べまくってたんだって。「アロエの種類、加工法、味の組み合わせ…研究しがいがありすぎる!」って、もはやアロエマイスターレベル

でね、ある日、小角様、マジで下取りの野望を語り出したの。「我は、このアロエをもって、再び天下を…とは言わぬが、この甘味世界において、人々の心と体に活力を与え、真の『悟り』をもたらすパフェ創造してみせようぞ!これこそ、余が目指す、『修験パフェ』よ!」って!

え?アロエパフェ天下統一しかも「修験」とか!マジで壮大すぎる!でも、小角様の「世の中を良くしたい」っていう魂があれば、きっと何か成し遂げるに違いない!ってミコトも思ったらしいんだけど、小角様の目はマジだったんだって修験道哲学が、令和のアロエパフェに新たな戦場見出したのかもね!

そっから、小角様のアロエパフェ天下統一計画スタート!まずは、SNSで「#役小角の修験パフェ道」ってハッシュタグ作って、毎日自作の超絶ヘルシーだけど美しいパフェ画像をアップし始めたんだって。その斬新すぎる見た目と、小角様の哲学的なコメントが、一部の健康志向ギャルや、グルメな人たちの中でじわじわバズり始めた!

「小角様が作るアロエパフェマジで気になる!」

修験者が作るスイーツとか、絶対何か奥深い!」

アロエパフェって、意外とアリかも…?」

SNSは小角様のアロエ愛でじわじわ盛り上がり!しかも、小角様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地の珍しいアロエや、アロエに合う最高のフルーツクリーム、そして日本の伝統的な和の食材を探し求めたり、甘さと酸味、そしてアロエの旨味の「調和」を追求したり、マジでストイック!「天下のアロエパフェ」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって

で、ついに!小角様は、原宿のど真ん中に、自分プロデュースするアロエパフェ専門店「EN NO GYŌJA PARFAIT - 悟り - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、山の中の寺院イメージした、質素ながらも洗練されたデザインで、小角様の哲学表現店員さんも、山伏風のモダンユニフォーム着てて、マジでクール

オープン初日から健康志向ギャルや、グルメインフルエンサー、そして日本の伝統文化に興味を持つ人々まで、行列を作って押し寄せた!「SNS話題アロエパフェマジで挑戦してみたい!」「小角様って、なんかカリスマ!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「うわっ、最初ビビったけど、甘いのにアロエのプルプル食感が最高!」「食べた後、なんか心が洗われる気がする!」「小角様、マジで神!」って、賛否両論ありつつも、リピーターが続出!口コミが広まりまくって、EN NO GYŌJA PARFAIT - 悟り - はあっという間に人気店になっちゃったの!

しかもね、小角様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!定期的に店内で、自らパフェの「哲学」について熱弁したり、アロエ健康効果を語る「健康パフェ会」を開催したり、マジで独自スタイルエンタメ業界を盛り上げようと奮闘してるんだって

テレビ雑誌取材殺到!「令和の役小角」「アロエパフェ開祖」とか呼ばれて、マジで時の人!小角様の研ぎ澄まされた感性と、アロエパフェの斬新な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!

でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!小角様のアロエパフェは、全国のスイーツ好きに愛される定番メニューになったんだってお取り寄せスイーツとしても人気が出て、全国のコンビニスーパーでも「小角様印の修験パフェ」が発売されるほどに!まさに、アロエパフェスイーツ界に新たな旋風を巻き起こし、天下を獲った!マジですごすぎ!

あの時、吉野山の街に静かに佇んでいた修験者が、令和の時代アロエパフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、修験者の魂がアロエの甘みに宿り、新たな伝説を創り出した瞬間!

ミコトも、「まさか小角様が本当にアロエパフェでこんなに有名になるなんて!アタシ、マジで感動して泣いた!」って、号泣してたらしいよ。

小角様は今も、さらなるアロエパフェ可能性を追求して、日本全国を旅しているらしい。「わが修験の道に、終わりはない!」って、マジでストイック

こうして、役小角は、令和の日本で、アロエパフェという新たな武器を手に入れ、見事、スイーツ界で唯一無二の地位を築いた!天下統一…ではないかもしれないけど、その強烈な個性哲学は、多くの人々の心に深く刻まれたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジでゾクゾクする衝撃的な物語完全燃焼したわ!アロエパフェ、マジ卍!

2025-08-20

高気密高断熱住宅は高寿命という誇大広告

そもそも比較おかし

従来の住宅は平均30年で建て替えてる。

高気密高断熱住宅は100年持つっていうのは、比較おかしい。

建て替えサイクルが30年というのは、30年で使用不可能になるわけではない。

法定耐用年数が22年なのは、帳簿上の価値が22年でなくなるだけで、22年で朽ち果て住居不能になることを意味しない。

100年住んだ実績がない

そもそも、高気密高断熱住宅に100年住んだ実績がない。

なんだったら、100年住み続けてる古民家があるが、それらは高気密高断熱住宅じゃない。

木造住宅だって適切にメンテしてれば100年くらい持つの常識

つうか、2000年以前の高気密高断熱住宅は、外壁の工法問題があって(壁内が濡れたときに水分の逃げ場がない)カビの問題が多発した。

今の高気密高断熱住宅はその問題改善されているけれど、100年住めるを口に出すのはちょっと早すぎる。

とはいえ寿命は延びてるんじゃないかなとは思う

誇大ってだけで、性能は否定しない。

ただ、資産価値がずっと落ちないは言い過ぎ。

家の価値住宅性能で決まるもんじゃないし。

高断熱はコスパもいいし、この先もその方向は続くと思う。

高気密のほうは、ゆるくその方向でいくと思うけど、どこまで行っても終わりがないし、建てたときの気密性と20年後の気密性なんか違うだろうし、

リフォームして間取りが変わっても気密性や換気性能が一緒というのは無理だろうし、低いより高いほうがいいくらいに聞いておいたほうがいいと思う。

ただ、やっぱり誇大広告だなと思う。

2025-07-24

参政党的な不満への対処国民(維新?)方式いいんじゃないか?

参院選中盤に参政党が急伸しているので、各党は急遽外国人対策施策を打ち出した。

そのうちの一つに秀逸なものがあった。

国民民主だか維新だか忘れてしまったが、「転売による空室、家賃急騰対策で5年以内の所有権移転をさせないように不動産業界に要請する」っていうの。

 

一見転売を止める効果があるように見える。

だがこれ全く意味が無いのだ。何故なら転売対策はとっくに実装済なのだ不動産取引で得た所得には所得税が掛かるが一般所得と分離課税となっていて、取得後5年以内の短期譲渡だと約40%が掛かる(所得税30%+住民税)。だから個人短期転売というのは普通しない。この税率になったはかなり前、少なくても35年以上前からこの税率だ。

要するに実装済のものを「直しました」と発表している訳でマイクロマネジメント無能上司によくやる手だ。

 

させ子ディーラー工場エンジンブレーキ付けてやったぞ。ブレンボ製だ。2に入れてアクセル離すと自動ブレーキ掛かる

中国の水源地買収から水を守るために井戸水の汲み上げ規制施行しました!(経済成長期に汲み上げ規制施行した自治体は多い)

農地の買収、ソーラーサイトへの転換をさせない為に農業委員を設置し厳しい審査を行うようにしました!

・斜面のメガソーラー規制する為にワイヤ式以上の法面工を義務付けました!(→アングルボルト工法雑草が生えると見えない)

所得税の在日特権控除を廃止しました!(最初から無い)

外国人土地ころがし対策の為に汚い空き家には住宅用地特例による減免を行わない事にしました!(とっくに。特定空き家法)

裁判官検察官日本国籍が無いとなれないようになりました!(最初から

・不起訴率を日本人外国人で同じになるように運営しました!(最初から

・家主が外国人にかわり高額な家賃を通告された場合、現行の家賃法務局が預かり大家には金が入らないが家賃を払った事になり居住権を主張できるようにしました!

外国人大家に退去を求められた場合、300万円を吹っ掛けて120万ゲットとかが出来るようになりました!

外国人農地競売に入札する時には買受適格証明必要になりました!

外国人対策の為に有効自賠責証書走行ルートの提出が無いと仮ナンバーを発行できないようにしました!

大統領閣下我が国は年に77万トンの米を無関税で輸入することに決めました!

大統領閣下我が国アメリカ産自動車の関税ゼロしました!

 

日本は憲政施行後150年、敗戦での体制転換から80年、ボケーっとしてきたんじゃなくていろんな問題対処してきたんですよ。いい大人なら仕事社会制度とか慣行判例に衝突したり参照したり助けられたりした事があるもんなんです。

ネット扇動に触れて個人でもそれらを参照できない、参照の仕方が分からない、多数の同じような人間が集まって誰もその能力が無いので修正されないというのは驚くべきこと。これは学知じゃなくて世間知だ。

そしたらいちいち説明するんじゃなくて、「解決しました!」と言っておけばいいのではないか無能上司への報告のように。地場産業相手会社には二代目三代目ボンボン社長相手にはこの人!と言われる転がし上手な営業が居るだろう。「社長が仰る通りに直しましたら上手くまとまりました!さすがです!(直してない)」とか。

2025-06-29

あなたは適材か、それとも非適材か

適材が適所で働けるのが理想だが雇用流動性の著しく低い日本では適材が非適所でパフォーマンスを発揮できずに働いていたり、非適材が適所で働いて現場パフォーマンスを下げていたりと大きな問題がある。もちろん非適材が非適所で働き、適材が適所で働けるような線形関係が実現するのが望ましいのだが、これは雇用環境改善のみならず雇用流動性を上げることで非適材をひとところに長くとどまらせない工夫が必要である

なぜなら適材は常に適材とは限らず、適所もまたいつまでも適所ではいられない。雇用流動性を高めるということは組織流動性もまた高まる圧力がかかる。組織が常にトップを走り続けるためには適材の確保ももちろん、労働者にとって適所たらんという自己投資が求められるのである。これができない適材はいずれ陳腐化して非適材となり、旧来の工法にこだわり続け投資判断を見誤る組織もまた陳腐化して非適所となるのである。これは言ってしまえば我が国経済新陳代謝であるから誰でも何処でも避けられないものだが、これを遅らせる事はできる。ましてや組織とは人の命に比べて長命であることもできる。適切な投資行動によりより長く適所として適材の集まる組織となれるだろう。

これが妨げられている環境下で何が起こるか。例えば適所が適切な投資行動により非適所となったとして、新陳代謝が働かないためにそれがあたかも適所であるかのように振る舞い続けることができる。そしてあたかも機を熟したかのように投資行動を取ることで非適所がまた適所に容易に返り咲くことができてしまうのだ。本来新陳代謝の働きによって追い出されるべき存在が、いつまでもその座に居続けることができてしまう。これは適所非適所の理屈にあっては大事にはならないように思える。しかし中で働く労働者場合はどうだろうか。緩やかなダイナミズム容認されうる組織と、中で働く労働者が同じバイオリズムで働き続けることが経済組織にとって有益だろうか?

2025-06-28

anond:20250628181845

PCGだっけ

管の中に管を作る工法普通にあるけど

何が流れて来るかわからん下水でやれるかというと微妙そう

2025-06-24

住宅って15年ローンくらいで買えるくらいのイノベーションって起こらないのは何故?

都心部は除外して、(山間部じゃない)地方都市でも高いわけで・・・

生産性の高い海外だと、もっと安く建てるような工法技術革新が起こっている?

SpaceXのようなイノベーションって、住宅には難しいのだろうか

anond:20250624130743

そういえば、北の国から五郎さんが石を積み上げて家を作ったが、どういう工法なんだろうか。

積み木じゃあるまいし、ちょっと触ったら崩れちゃいそうだが。

2025-04-21

anond:20250419142045

現在進行系でベルリンに住んでる勢です。(と言っても2年くらいなのでまだまだ新米という感じ。)

ドイツといっても、首都ベルリンに関してはかなり毛色が違うので、自分視点で色々してみる。

メインで使ってるのは英語なので、ドイツ語は簡単文法定型フレーズが使える程度で全然話せません。

あと単身なので、家族で済むとかになると全然話が違ってくるかとは思います

医療

まじで一回も病院にかかったことがないからわからないです。

日本にいたときから病気怪我ほとんどしたことがない人間です)

ビザの時点で任意保険加入必須で、保険証明書で病院での支払は免除になります保険料は月2万円弱(多分年齢や属性による)

電車

ストはありますねー。多いときで週の半分くらい地下鉄が止まるのが月2回とかそんな感じ。

地下鉄、地上線、トラムバスと4種類あって、半分くらい止まるのでそれ以外のルートでなんとかするイメージ

困るには困るけど、よくあることなので、職場とか学校事前連絡が来ます

東京でいうと、台風とか雪で電車止まるかも!ってのと同じくらいの頻度だと考えるそこまでひどい話でもないのでは?

ベルリン公共交通の本数自体東京並みに多いので、定時運行が崩れたとてそんなに困ることはないです。

バストラムチケット電車共通で、乗り換えがスムーズなのも良いところ。

別の都市に行くときとかはD-barn(日本で言うJRドイツ都市同士を繋ぐ路線)を使うのだけれど、

そのダイヤ乱れは本気でやばい。2時間遅れとか全然ザラ。アナウンス流れるとみんな諦めて時間を潰しに行く。

あと、座席の予約システムが、「予約されてなければ自由席」という謎スタイルで、予約しているかどうかの表示も曖昧なので、

予約したのに人が座ってる・・・。ってことも割とある。あとは、当日車両編成が変わってて自分座席がないとか。

現地でもこのあたりのサービスの悪さは定評がある。

D-Barnは定時運航率50%切るらしくて、そのせいでスイスとの相互乗り入れがなくなったらしい。草。

治安

ヨーロッパの中では相当良い方。他の国でよくある、繁華街ひったくり心配はほぼ無し。

目安としては「深夜の地下鉄女性が一人で乗っても大丈夫」というレベル

他国の話だと、イタリアローマ中央駅でパスポートごとハンドバッグをすられたのは今でもトラウマなので、個人的にここはかなり重要ポイント

ただ、

・道端や電車の中で物乞いをする人(ただ座ってるのではなく積極的に話しかけてくる)

・夜の繁華街で奇声をあげて警官に取り押さえられる人

みたいなのはたくさんいて、それを体感治安としてどう捉えるかは人次第かと。

あと、マリファナは現状かぎりなく白に近いグレーなので、公園によっては売人が佇んでたりとか。

旧東ドイツエリア(Neuköllnとか)に行くと、あきらかにガラが悪くなって面白い

イメージ歌舞伎町とかが近いかしょっちゅう歩くけど、雰囲気以上の実被害はない。

生粋ベルリン育ちの人からすれば、自分東アジア系が我が物顔で歩いてるのも「得体のしれない」度では変わらないだろうし

そういうのはお互い様だと思ってる。

人種差別

大前提として、ベルリンは超国際都市です。

ベルリン当地ネタ定番が「店員に”わたしドイツ語喋れないか英語でお願い!”って言われた」になるくらい。

電車に乗ってると半分以上はドイツ語以外の言語を話しているし、

ケバブ屋でよく見るトルコ系に関しては移民3世の「トルコドイツ人」であることも多くそもそも彼らは外国人じゃない。

シリア系もそのうち同じような立ち位置になっていくはず。いわゆるヒジャブしている系のムスリムもたくさんいます

EU圏はビザ無しで相互就労可能なので、フランス語やらスペイン語も飛び交ってます

日本でいう現地人/外国人とか、外国人観光客、みたいな単純な線引きは一切できません。

バリロンドンで噂に聞くような「移民都市サービス崩壊してる!」みたいな事象は一切感じたことが無いです。

なんとなくコミュニティは別れているし断絶もあるけど、秩序は保たれているように見える。

日本人が遭遇する人種差別って

(1)チン・チョン・チャン的なド直球からかい差別

(2)店先で明らかに嫌な顔されたり塩対応される

の2パターンがあると思うけど、(1)に関してはベルリンでも、観光で訪れた他の都市でも1度もないです。

自分海外経験でいうと、フィリピン地方歩いてると「韓国人韓国人?」って感じで子ども笑顔でついてきたことが一度あるくらいか

(2)に関しては、渡航当初は何度かあったけど、ドイツ語で簡単なやり取りができるようになってからは全くなくなったし、みんなフレンドリーに接してくれる。

これもよく言われる話だけど、「あいさつ」「笑顔」みたいな社交コードがないと、そういう対応を受ける可能性はそれなりにあると思う。

相手立場に立って考えてみるとわかりやすいと思うけど、

日本の町中で中東系っぽい男性仏頂面でこっちにきて、なんだかわからない言語で話しかけてきたとして、笑顔対応できますか?

これ、実際は中東系じゃなくてインド人だし、なんだかわからない言語、はインド訛りが強いだけで実は超シンプル英語で話しかけているのかもしれない。

ヨーロッパ系の人からすれば日本人と中国人区別なんてつかないし、日本訛りの英語はなかなか通じないことが多いので、向こうからすると多分似た感じ。

国民性

こっちに来て思ったのは、「国を超えても、結局は社会的同質性の近いコミュニティに属することになるから日本と対して変わらん」

そもそもドイツ人って誰?という話は先に述べた通り。街に出れば多人種で溢れているので、店先のやりとりも異文化コミュニケーションのほうが多いくらい。

自分英語コミュニティ生活しているので、リベラルかつ多文化リテラシーの高い人ばかりだし、

Slackで「今度ユーロ議会選挙があるから極右政党進出を止めよう!」みたいなのが平然と流れてきます

そうではない「大多数の一般人」とは接点の持ちようがないし、おそらくそこには隔絶があると思う。

事実として、AfDみたいな極右政党が順調に議席を伸ばしているわけだけど、少なくてもベルリン、かつ私の生活範囲では当面大きな変化があることはないのではと思う。

自分はこうした多様性恩恵を受ける側なのでこうした状況は好ましく思えるけど、それで自分たちの居場所が奪われると感じる現地の人もいるだろう、という想像力は持ちたい。

食事外食編)

日本からすると、外食事情はめちゃくちゃ悪い。

「値段の割にクオリティが低くてがっかりすることが多いか開拓する気がなくなる」

悪循環ですっかりレストランに行くことはなくなった。

一言でいうと、

「うちのスペシャリテだぜ!って言って出てくるのが焼いた肉にソースを掛けただけ」

という感じ。

おそらくだけど「美味しいものを食べる」に対する期待値と感度が違いすぎる。

外国人がやってる料理アジアンとか中華とか日本料理とか)もそれに引きずられて、

日本からすると、今ひとつ美味しくない感じになってることが多い。

ビールソーセージ既製品なのでそもそもレストランで食べる必要がない。

カリーブルスト?まじでフランクフルトカレー粉かけただけだよ、なんであれが名物ヅラしているのか本気でわからない。

日曜日クリスマスシーズン広場屋台が並ぶのでいろいろ試したけど、正直どれも想像を超えない味だった。

外食で唯一定期的に食べたくなるものケバブ(Döner)。ベルリンの誇るべき名物といっていい。

味の付け方とか、野菜バランスとか店によってちゃんとこだわりを感じる。

食事事情自炊編)

料理趣味なのでドイツ料理の本を何冊か買って一通り作ったのだけど、

文化としての「ドイツ料理」はちゃん存在しているし、独自性もある。

製品

畜産品、特に加工製品クオリティはやっぱり高い。誇りを感じる。

ソーセージはまじで美味しいし種類も多い。

ソーセージドイツ語だとWürstなんだけど、これは「肉製品」くらいのカテゴリで、

レバーペーストとかパンに乗るスプレッドタイプ(Teewürst)、なんなら味付けして真空パックされた生肉(Metwürst)とかも含まれます

ビアシンケンみたいな日本もよく見る薄切りハムも、食べてみると全然クオリティが違う。

寿司クオリティがが日本とそれ以外の国で違うように、肉の鮮度や加工法とか、根幹となるレベルそもそも違うんだろうな、という感じ。

バラエティも多くて、血を使ったやつとか、ゼリー寄せになってるやつとか、全部うまい日本では絶対食べれない味ばかり。

生クリームとかバターは使うだけでバシッと味が決まるし、

バラ肉ベーコン(Bauchspeck)も炒め物やスープに入れると風味の主役!って感じ。

野菜

じゃがいもは、日本でいう「インカの目覚め」みたいな味が濃くてネットリしたやつ(Festkochened)が主流で、

さっき行ったバラ肉ベーコンカリッと炒めるとうまいスープにしても良いし、グレーターで削ってロスティにしてもいい。

野菜スープ(Suppe)や煮込み料理(Eintopf, Gulasch) も、だし・乳脂肪分、ハーブの組み合わせに説得力があって、

日本と違ってこれが1日のメインディッシュになるのもわかる、という感じ。

ちょっといいスーパーに行くと、春は白アスパラ、秋はきのこ、冬は根菜、という感じでちゃんと「旬」があるのも嬉しい。

野菜日本のより若干固くて味が濃い感じで、料理のしがいがある。

マーケットで生のポルチーニ(Steinpilz)がキロで売ってて、初めて食べたが絶品だった。

ドイツ人にSteinpilzうまいよね!っていったら「なにそれドイツ食べ物じゃなくね?」って言われたけど)

パン

パンうまい

日本の「焼き立てで美味しいパン」って大体フランスブーランジェリー系だけど、それとは若干方向性がが違って、発酵なにそれおいしいの?みたいな趣。

ライ麦や、ひまわりの種やかぼちゃの種を練り込んで、どっしりとしてる。美味しいし、安い。

前述の肉製品を乗っけたり挟んだりするスタイルとめちゃくちゃ相性が良くて、それだけでに美味しく1食分になる。

というかドイツ人はまじで加工肉・パンチーズだけで3食過ごしてる。

あと、日本で言うプレッツェルは、こっちだとアルカリ溶液を使ったLaugenという生地パンとして、

いろんな形状と種類がある。香ばしくて塩気が効いてうまい

ビール

ビールは外せない。ドイツ料理においては、アルコールと言うより、白米的なポジションだと思う。

まず種類が多い。「世界ビール」の多様性が、ドイツにおいては「何の変哲もない普通のLagar」という1ジャンルに収まってしまうくらい。

乳酸菌発酵したやつ(Weizen)とか、肉並みにコクがあるやつ(Oktoberfest)とか、ビール概念拡張されまくる。

輸入ビールにも寛容で、チェコ黒ビールなんかも余裕で買えるし、日本ブームからアサヒキリン普通に売ってる。

ただ、ある程度時間が立つと舌が慣れてきて、もう安いブランドの箱買いでいいやってなる。

あと、移民マーケットが盛んで、

中華料理材料とか、南アジア系のスパイス日本よりも手に入りやすいのも自炊勢としては楽しい

ちなみに、ハンブルグとかドレスデンウィーンあたりも遊びにいったけど、

スーパーレパートリーはそんなに変わらなかったのでこのあたりはドイツ共通かと。

結論

公共サービスとか物価税金についても書こうと思ったけど、食べ物が長くなりすぎたのでこのへんで。

あくまで「外国人として」ではあるけど、慣れてしまえばそんなにストレスがないし、

日本人が移住先として考える分には、ベルリンはかなり有力な選択肢では?と言うのが個人的感想です。

自炊好きならドイツ楽しい

2025-04-13

スプートニク大阪万博ガチ取材

Sputnik 日本

@sputnik_jp

大阪万博 2025 始まるよ!】

🚆2025年日本国際博覧会の開幕を取材しようとスプートニク特派員大阪へ出発! 現地からとびっきり新鮮な情報をお届けします。

🤩 大阪万博の一番の見どころはスプートニクで! 皆さんもご一緒に見学をお楽しみください。

#大阪万博スプートニク取材 #大阪関西万博 #EXPO2025

https://x.com/sputnik_jp/status/1910656068109160448

Sputnik 日本

@sputnik_jp

万博メディアセンター  稼働開始、最初の印象】

大阪関西万博の開幕を取材しているスプートニク特派員が、稼働を開始したメディアセンター雰囲気をお届けします!

映像ワーキングスペースの様子、写真は展示されているグッズ、そして「夢洲駅」のオールジェンダートイレ

大阪万博の一番の見どころはスプートニクで! 皆さんもご一緒に見学をお楽しみください。

#大阪万博スプートニク取材 #大阪関西万博 #EXPO2025

Sputnik 日本

@sputnik_jp

【「新しい日本の姿を世界に発信」石破首相 万博開会式で】

石破首相12日、大阪関西万博開会式で「世界の人々が対話し、交流する舞台提供する。ここから新しい日本の姿を世界に発信していく」とあいさつした。

コロナ禍を乗り越えた世界は、様々な分断の危機に直面している。こうした時代に、世界中の人々が集まり、『いのち』というテーマに向き合い、最先端技術や多様な考え方、そして文化に触れることは極めて大きな意義がある」

続けて石破氏は、会期を通じて各国や来場者相互交流が進み、世界が再び結びついていくことを期待してやまないと述べた。

大阪関西万博は13日開幕する。会期は10月13日までの184日間。会場は大阪市の人工島夢洲」で、テーマは「いのち輝く未来社会デザイン」。

スプートニク特派員も現地から新鮮な情報をお届けします!

🔔@sputnik_jp で世界を知ろう

https://x.com/sputnik_jp/status/1910953651159392386

Sputnik 日本

@sputnik_jp

万博開幕に向けて最終準備 スプートニク特派員取材!】

2025年大阪関西万博の会場は、13日の開幕に向けて最終準備が進められている。

現在、会場への入場が許されているのは関係者取材許可を得た報道関係者のみ。

スプートニク特派員は、会場のシンボルである大屋リング」やその内側のゾーンの様子を撮影した。ここにはまもなく、世界から代表団が集まる!

大屋リング」は、日本神社仏閣などの建築使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に現代工法を加えて建築しているという。1周およそ2キロ、高さは最大20メートルで、「世界最大の木造建築物」として2025年3月4日ギネス世界記録認定された。

大阪万博の一番の見どころはスプートニクで! 皆さんもご一緒に見学をお楽しみください。

#大阪万博スプートニク取材 #大阪関西万博 #EXPO2025

🔔@sputnik_jp で世界を知ろう

https://x.com/sputnik_jp/status/1911094460043133215

2025-04-12

anond:20250412125806

それは日本だけ

日本リベラル技術に疎いから最新の工法や製薬などにも反対するけど海外だとまだリベラル学習する意欲を失っていない

リベラルが最新の土木工学に対して感情論反対運動してから見限った

2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2 田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

2025-02-07

anond:20250207220400

素人からわからんけど、補修すると言ってもその度120万人の下水止めまーすじゃ大変だろうし、かといってこんな規模の下水道を新しく通せるような土地道路?)確保するのも大変そうだなと思って。

なんかいい感じに止めずに補修できる工法とかあるのかな。

2025-01-20

小田急線複々線化の遅れは反対運動のせいじゃない

元増田https://anond.hatelabo.jp/20250119141453

 

元増田が言うように小田急線複々線化が遅れ、ラッシュ時の酷い混雑率とノロノロ運転に悩まされていた。

線路脇には中途半端地上げした空き地が点在し、沿線の民家には複々線化反対の幟や横断幕。通常新宿町田間は急行で35分だったがラッシュ時は50分。こういう状態20年くらい続いていた。

ところが1990年代中頃になると一気に地上げは進み方々で工事開始、2000年代になると完成区間から供用されていったのである

何が起こったのか?反対運動側が折れたのか?

特定都市鉄道整備積立金制度

それは首記の「特定都市鉄道整備積立金制度」のせいである。ぶっちゃけて言うと鉄道会社複々線事業の原資を貯めるために運賃の値上げをしてよいという制度だ。

この制度根拠法の「特定都市鉄道整備促進特措法」は1986年施行なのだ活用が進んだのはバブル崩壊後の1990年代前半からであった。

 

鉄道運賃許可制

そもそも知っておくべきなのは鉄道運賃が国(運輸/国交大臣)の許可制で、勝手に値上げ出来ないという事である

バブル崩壊後にデフレが進行するという異常事態に陥ったが、通常の国民経済ではインフレ傾向が定常状態だ。すると鉄道会社バス会社運賃を値上げしたい。だが公共交通インフラであるので値上げは沿線住民が困る。また逆に平行路線との過競争運賃を値下げして競争会社を潰してしまうとその会社運行する別路線交通インフラが無くなってしまう。

なので運賃は国の許可が無いと変更する事が出来ない。運輸/国交大臣会社財務状況などを勘案して値上げの許可を出すのである

という事は、鉄道会社鉄道事業で金を貯め込んだり株主に高配当するという事が難しいのだ。

制度運賃値上げの理由として複々線事業の積立を認めるものである

 

租税回避

余剰収益を積み立てたらそこに法人税が掛かるものであるが、同制度により積み立て分への課税回避される。

 

金利回避

ずっとゼロ金利状態なのでピンと来にくいが、バブル以前は金利は高かった。しかバブル時はインフレ加熱を懼れて公定歩合を一気に引き上げた。事業をやっている人は常に公定歩合の上げ下げに気を留めていたのである。(現在基準貸付利率というが慣習的に公定歩合と言う人も多い)

ゼロ金利であっても、鉄道などの土木インフラ事業では償還期間が長いので利子の負担も重くなる。

だが非課税積立金であれば無利子なので経営を圧迫しない。

 

 

制度が動き出すまで私鉄はどこも複々線事業全然進展していなかった。例えば地下鉄有楽町線新桜台まりの支線がずっとそのままだった。これは乗り入れ先の西武池袋線練馬駅工事が手付かずのままだったからだが、同制度が動き出してから後には瞬く間に工事が開始されて一駅だけの無意味な支線は解消された。

 

一方、JRでは既に複々線工事昭和の中期に完了していた。これは国の金で工事が出来たからだ。具体的には工事自体鉄建公団負担して行い、完成後に国鉄負債転嫁するというスキームになっていた。

また、国鉄には地上げ専従の職員部署があった。新線、線路改良が定常的に行われていたという事である

例えばJR化後直ぐに東北新幹線上野東京間が開通したが、この区間国鉄が既に地上げをしてあったのでやったのは工事だけだった。

上野東京ライン開通時に「神田付近地上げが難しくて新幹線の上を通す構造にした」という話を聞いたことがあるかも知れないが、これは国鉄時代の事なのである新幹線線路上の三階建てにする高架構造も既にその時に決まっていたという事だ。

 

こうして同制度によって90年代には各社線で値上げと工事が一気に開始され、2000年代には完成して供用されるようになった。

 

利用者には辛い制度

だが利用者には結構キツイ制度ではあった。

増田90年代小田急利用者だったが、この為に運賃が値上げ、しかも通学運賃は2倍になった。

更に工事の為に急行退避駅の待避線が幾つか使えなくなった。成城学園前が退避不能になった場合は、経堂から向ケ丘遊園まで各停の追い越しが出来ない。故に急行各停にすぐに追いついて各駅手前停車列車と化した。大変なストレスであるしか運賃2倍なのだ。そして複々線完了する時には卒業していて利益還元ゼロ理不尽仕打ちであろう…。

 

制度による混雑緩和の限度

多数の私鉄線が同制度を利用して複々線化を行ったが、一つ事業キャンセルになった所がある。それは西武新宿線で、積み立てをしていたがバブル崩壊後の経済低迷で利用者増の見通しが下方修正となった。それで複々線化の必要なしとの判断になり、積立金は取り崩して運賃還元、つまり運賃値下げして利用者還元された。

故に西武新宿線の混雑程度が同制度による混雑緩和限度、つまり利用者受忍限度と見做す事が出来る。

 

連続立体交差事業との混同に注意

特定都市鉄道整備(特々)には複々線化だけじゃなくて連続立交化もある事に注意が必要だ。

複々線化は原資が運賃積立金、連続立交化は補助金が原資となる(それぞれ事業金の100%ではない。持ち出しや借入、社債発行もある)。

この二つは別事業なのだが、同時に行われる場合もある。小田急場合が将にそれで、高架化やトンネル化が複々線で行われた。この為に原資としては運賃積立金と補助金両方が入っている。

元増田は「騒音問題が」と何度も書いているが、これは高架化の事だ。同時に行われたから不可分に見えるが、制度と原資の面で違うのだ。

 

反対運動の核は地下化か高架化か

元増田勘違いしてるであろうのは反対運動の主張のコアだ。当時、沿線ベランダにたなびいていた幟や横断幕文言は専らが「複々線化は地下式で」だ。つまり複々線化は前提にして地下式を求め高架式を拒否している。

地下化なら騒音はないし日照問題も無い。工法によってはもしかしたら沿線住宅が立退きしなくても良くなるかもしれない。そういう見立てだ。

だが地下化は金が掛かるからちょっと困難である。但し東急池上線という都内ローカル線が地下化された事はあるのでそういうのを参考にしたのかもしれない。

元増田自分騒音問題忌避住民エゴ批判する事を書きながらそれを「複々線化反対」と断じていて筋違いである

 

地上げの各段階

線路道路計画段階では住民説明が行われ時に紛糾したりするが、その後の進捗というのは一直線ではない。計画説明会→地上げ工事と滞りなく進むものばかりではないのだ。計画のまま何十年も塩漬けになったり資金不足で地上げがチンタラ進まない場合もある。小田急複々線化は将にこれに該たる。

から反対運動の方も計画段階で反対している時と、事業側がやる気になって金突っ込んで工事内容を策定するような「詰めてきた」状態での反対では温度差がまるで違う。

また反対の内容も計画自体に反対から補償金や公共施設の築造を求める、曳家で引っ込めたいか工事業者銀行紹介してくれなどに変わったりする。その上で強行的に反対する場合もある。

でもネットフィルター通すとこういう各段階での温度差は見えなくなって、一律反対派住民となってしまう。土地とか持ってない人間が集まって集合意識を形成してしまうのだ。元増田もその気配がある。

 

自衛隊東富士演習場に食い込むように未収用の土地があるのをご存じだろうか?ここではやはり収用反対運動が展開された。

その未収用の土地一角を所有する人の下で働いたことがある。所有と言っても親戚兄弟姉妹で共有になってる山林だが、この人の家には収用の役人が一度も来た事が無いそうである。だから一見揉めてそうで全然揉めてもいないし交渉自体行われた事が無い。

だがネットではその辺の事が判らずに「反自衛隊的な人間がごねている」と書かれているのを見た事がある。そういう事を書く人は自分が住む家が何十年も前から再開発地域になっていて説明会がたまに開かれていても判らないであろう。

 

まとめ

鉄道会社運賃許可制により過剰な儲けが出せない仕組みになっており、また普通経営的にも蓄財には課税され借入は経営上のリスクになるので莫大なコストが掛かる複々線化はまるで進捗しなかった。

そこで特定都市鉄道整備積立金制度スタートして運賃値上げによる非課税積立が許されるようになり各社一気に工事が進捗しほぼ完成した。

同じ特々事業の高架化(連続立交化)と同時に行われて混同やすいが制度と原資の調達面で違うもの

反対運動と言っても地上げの各段階で温度差があり要求も変化する。

 

制度説明は以上で終わりだ。

その2→https://anond.hatelabo.jp/20250120181623

2024-11-15

anond:20241115102151

お前以外は既に通り過ぎた道なんだよ。

お前は量産品の食器ではなく、一品一品手作りした漆塗りの食器を使っているのか?

伝統的な工法作成した手漉きの紙を使っているのか?

電話メールを使わずちゃん手紙を書いているか

当然手紙配送には郵便局とか使わず飛脚を使うんだぞ?

2024-09-19

anond:20240919110729

別に今でも

ボードゲームの駒を削り出すための特殊工法とかは特許認められるし

単にものの作り方を同じように保護してるというのを

レトリック本来守られないものが守られてるみたいに言ってるだけ

2024-09-12

anond:20240911133606

表示されてる広告現在所で営業してる不動産会社工務店のものだったので、はてなはなかなか優秀だなと見直し

それはさておきシングル居住地に制約が無く広い生活空間必須ではない身なら、間取りへの希望は捨ててプレハブ工法で建ててもいいんじゃないかと思った。「普通の人」は家族を持ってから戸建を購入するものなんだよとか言われそうだが

2024-08-09

anond:20240729141507

今の家は基本的に外壁通気工法っていってな。

これは安い家でも高い家でもだが、外壁に空気通り道を設けてる。

外壁通気工法ってのは、通気できるようにしてるわけ。例えるなら、床に布団を敷けば、どんな断熱する布団だって結露するじゃん。スノコ入れるだけでかなり解決

断熱層との間に防水透湿シートを貼る工夫もしてるけどこれは気休め。防水透湿シートって、あくまで濡れにくい、蒸れにくいって素材なだけでな。例えば、防水透湿の雨具なら蒸れないかって言われたら、他の雨具よりマシなだけでやっぱり蒸れるのと同じ。

90年代くらいの家はな、外壁が直張りでな(当時はこれをもって高気密や高断熱を売りにしてた)。今ひどいことになってる。設計上は壁の中には雨水どころか外の空気すら入らないとしても木造だしね。

そんなわけで、中断熱住宅からヤバいは極論すぎるし、踊らせられていると思う。

2024-05-13

オタク建築士に家を任せよう:日本住宅の質を高めるために

 日本建築業界には、残念ながら暗い部分がある。日本建築士試験では、断熱や耐震性能に関する深い知識は求められない。そのため、一般的建築士工務店が、基本的な性能計算方法を知らないというケースも少なくない。さら問題なのは建築基準法では一般家屋の断熱や耐震に関する規制建築士任せになっているため、プロに任せても最低限度の性能が確保されるとは限らないという事実である

 これは、日本住宅の質に大きな影響を与える問題である。断熱や耐震性能は、快適性や安全性に直接関わる重要な要素だ。これらの性能が確保されていない住宅は、夏は暑く冬は寒い地震で倒壊するなどの問題が発生する可能性がある。

 では、どうすればいいのか? 私は、「家を建てるならオタクを名乗る建築士に任せよう」と提案したい。

 オタクと呼ばれる人々は、一般的に、特定の分野に深い知識情熱を持っている。彼らは、その分野に関する膨大な情報を集め、細部にまでこだわりを持つ傾向がある。そして、建築世界にも、断熱や耐震オタクと呼ばれるべき建築士存在する。

 このようなオタク建築士は、一般的建築士とは異なり、断熱や耐震に関する深い知識を持っている。彼らは、最新の技術や素材に関する情報収集に余念がなく、常に最高のパフォーマンスを発揮する方法模索している。さらに、計算シミュレーションを駆使して、建物の性能を最大限に引き出すことができる。

 オタク建築士が家を設計建設すれば、最高レベルの断熱や耐震性能が確保された住宅が実現するだろう。夏は涼しく冬は暖かい地震にも強い家に住むことができる。さらに、オタク建築士は、細部にまでこだわるため、住宅の快適性や美しさも追求してくれるだろう。

 オタク建築士に任せることには、もう一つ重要メリットがある。それは、自分自身で家を理解し、メンテナンスできるようになるということであるオタク建築士は、ただ家を建てるだけではなく、その家の断熱や耐震性能がどのように実現されているか説明してくれるだろう。なぜこの素材を選んだのか、なぜこの工法なのか、なぜこの設計なのか。その理由理解することで、住む人は家に対する愛着を感じ、メンテナンス重要性も理解するだろう。

 日本住宅の質を高めるために、オタク建築士の力を借りることは有益である。彼らは、断熱や耐震に関する深い知識情熱で、快適で安全な家を提供してくれるだろう。さらに、住む人が家を理解し、愛着を持てるように導いてくれる。

 だからこそ、家を建てるなら、オタクを名乗る建築士を探そう。彼らは、日本住宅未来を明るく照らしてくれるに違いない。

 

※本記事Command R+の助けを借りて執筆されたものであるしかし内容に関しては増田の指示と修正によるものであり、確かな事実であることを保証する。また、著作権フリーとする。

2024-04-16

リニア中央新幹線って必要なの?

静岡県の川勝知事が辞任して、焦っているのはJR東海役員連中ではないでしょうか。

ここから先の遅れは静岡県のせいにできません。これから勝負というところです。

ですが、リニア中央新幹線って必要でしょうか?

Q. リニア中央新幹線って何ですか?

簡単に言うと、中央新幹線を、リニアモーターカーという方式で作ろうと言うものです。

中央新幹線とは何ですか?

中央新幹線JR中央線をなぞって作られる予定だった新幹線です。

ちょうど、東海道新幹線旧東海道本線をなぞった路線であることに似ています

元々は東京から山梨県甲府あたりを抜けた後、今の中央線のように、山脈を迂回、長野県諏訪市を通って木曽谷を抜けるAルート伊那谷を抜けるBルートの2ルート検討され、伊那谷を抜けるBルート意見が集約されていたと言う経緯がありました。

ところが、2010年頃に、JRリニア中央新幹線を作るに当たって、首都圏の大深度トンネルと、大規模山岳トンネルを使い、ほぼ直線上に結ぶ「Cルート」を提案沿線自治体もそれに同意し、建設が始まっています

そのため、リニア中央新幹線は、並行在来線に該当する路線が無い全く新しい路線という事になりました。

中央新幹線計画は、戦前まで遡れる計画です。初の新幹線東海道新幹線で実現しましたが、中央新幹線ルート日本初の新幹線になっていた可能性もありました。

さらには、その当時は長大トンネルではありませんでしたが、山脈を峠越えして直線的に結ぶというアイデアは当時からあったようです。

リニアモーターカーとは

リニアモーターカーとは、超伝導磁石で車体を浮かせると同時に推進すると言うものです。これはJR方式と言われ、

と言う特徴があります

中央新幹線リニア方式建設するというアイデアは、1980年代に決まっています山梨県にあるリニア実験線は、最終的に本線に組み入れられる予定で建設されています

しかし、実は鉄輪式で作ると言うアイデアもありました。ですが、最終的にCルートに決まったことで、リニア方式でなければ建設ができなくなりました。

現在ルートは、リニアモーターカーの登坂性能が実現を可能にしたルートです。鉄輪式の新幹線に比べて、リニアモーターカは坂に強く、加速が速いと言う特徴があることから、実現しました。

また、リニアモーターカーは加速減速が非常に早いため、Cルート以外の迂回ルートでも、最大で7分程度しか時間が変わりません。それぐらい優秀な方式です。

Q. なぜ新しい新幹線をつくるんですか?

大きくは3つの目的があると言われています

東海道新幹線バックアップ

東海道新幹線東京名古屋大阪旅客輸送で圧倒的なシェアを持っています。これを航空機で代わりにしようとすると、羽田空港が今の数十倍の規模が必要になるレベル輸送を担っています

ですから、これをバックアップするには、同等規模のシステム必要です。

これは、大きなメンテナンスができないと言う事も示しており、改善必要です。

さらに、JR東海はその収支のかなりの部分を東海道新幹線依存しており、これが長期停止するようなことになると会社の存続が危うくなる、と言う意味でもバックアップです。投資をして利益率が下がったとしても、事業継続性を高める必要があるのです。

ただ、以下の様な理由からバックアップ社会的必要性は低いという意見もあります

高速化輸送容量UP

東海道新幹線は既に増便数が限界に至っており、これ以上の増便ができない状態になっています

そして、実際にはかなり無理をして増便をしているため、柔軟な運行ができない状態になっており、災害などの影響を受けやすいと言う問題を孕んでいます

東京名古屋大阪輸送需要があまりにも巨大なため、それをこなすためにこだまなど各駅停車の便が遅くなっていると言う問題もあります

それを、最速到達手段の「のぞみ」をリニア移管することによって、輸送容量の向上を行おうとしています

中央新幹線沿線地域振興

これは言うまでもありませんね。新幹線目的です。中央新幹線が通る周辺は、高速鉄道飛行場空白地帯になっており、東京から時間距離ではかなり遠い土地になっています。それらをリニア中央新幹線解決していきます

Q. これで便利になるんでしょうか?

なります。以下に説明しましょう。

速度が上がる

品川から名古屋まで40分、大阪まで67分というスピードがあります。これは大深度地下トンネルを通して、大ターミナル駅である品川駅、名古屋駅、新大阪駅に直接乗り入れるため、相当に利便性が高くなります

乗り換え時間考慮されており、先行開業する名古屋駅では、リニア中央新幹線東海道新幹線の間の乗り換えは3分を実現する設計です。

品川駅では、山手線までの乗り換えが9分とされており、この数字は、東京駅において、中央線から新幹線へ向かうのと同程度の乗り換え時間ですから標準的な乗り換え時間と言えるでしょう。

高速鉄道が通っていない地域で大幅な時短利便性向上が図れる。

リニア東京名古屋大阪大都市間をノンストップで結ぶ便が通常になりますが、1時間に1本程度各駅停車の便が設定されてる予定です。

この、1時間に1本という数字は、成田エクスプレスなど一部の例外を除けば、多くの在来線特急と同等かそれ以上の便数です。

このように早くなることは、従来は宿泊を伴っていた需要が日帰りになってしまうといった問題や、ストロー効果と言われる問題など、負の面も多く考えられますが、利便性という面では間違い無く向上します。

Q. 新幹線乗客は増えるんでしょうか?

増えると思われます東海道新幹線旅客数は、コロナ禍の影響を取り除くと、右肩上がりで増え続けています

一般的コロナ禍は2020年からとすることが多いのですが、鉄道・運輸に関しては、2019年年末から影響が出ています。そのため2019年以降をコロナ禍の影響とすると、その直前2018年ピークで長期的なトレンドでは増え続けています

さら需要回復傾向にあります特に新幹線限定すると、2023から2024の年末年始はコロナ禍前の予約数10%上回っています

また、JR日本は、全線開業によって、東海道新幹線リニア中央新幹線輸送量は、2011年に対して1.2倍以上伸びるという予想をしています。ですが、実はこの予想、リニアが開通する前に達成されています

2010年東海道・山陽新幹線旅客数はのべ約2億人でしたが、リニアの直前2018年には2億4千万人と2割増加しており、目標を達成しています。今後も増加していくことでしょう。

Q. それはなぜですか?

様々に分析がありますが、コンセンサスが得られているものは内容です。

ですので、ここでは一つの説をご紹介します。

ある説に寄れば

一方、インバウンドにその理由を求める方もいますが、実はインバウンド旅客数は、全体に影響を与えるほど大きくはありません。

Q. 総工費はいくらですか?

最新のJR東海資産では、7兆円となっています。ただし、既に二年前の発表なので、今は更に増加しています

更に工事の遅延や問題の発生などがありますので、東京名古屋間だけで10兆円を超えるのでは無いかと言う指摘も一部でなされています

一方で、運賃は、東京大阪間、東海道新幹線に対して+700円程度と言う話は堅持しています

Q. リニア新幹線黒字になるんでしょうか?

単体では黒字にはなりません。何故ならば、東海道新幹線という強力なライバルいるからです。

しかし、単体で議論する事に意味は無いです。JR東海は、リニア中央新幹線は、東海道新幹線と一体運用利益を出していくと言っています

例えば、リニア中央新幹線黒字にする最も簡単方法は、東海道新幹線廃止する事です。ですが、そのような事に意味はありません。

先ほど乗客は増えるのか?の質問に対して応えたように、需要は堅調に推移していますから計画通り進むでしょう

Q. では何のためにやるんですか?

まとめると

と言うことになります

なお、リニア中央新幹線トンネルが多いと言う事で、崩落したら困るから被害が大きくなる、と言った心配がなされていますが、設計的に強度は担保されているという事、またトンネルそもそも地震に強いため、そのような心配ほとんどありません。

また、リニア中央新幹線は浮上しており、強力な力で保持されているため、浮上しているなどから、鉄輪式よりも地震には強い方式です。

もし停電になっても減速に従って着地するので、急に落下するというようなことはありません。

少なくとも、震度6弱程度でおかしくなるようなことはありません。

Q. でもリニアモーターカー技術大事ですね?

日本リニア技術は既に最先端ではありません。特に中国で盛んに研究が行われており、新しい方式も考えられています

ですが、実際に実用として実装仕様とする試みは、最先端を言っていると言えるでしょう。

また、JR東海日本政府などは、アメリカなどに売り込みを図っていますが、まだ正式に決まった計画はありません。これはまだ商用で動いているものがないからです。まずは国内での事例確率に力を入れていくことになると思われます

また、JR東海意向安全保障上の理由として、かつての情報漏洩の教訓から中国など東側諸国に対して輸出することは現状、有り得ないと思われます

Q. JR東海経営大丈夫ですか?

つの切り口があります

リニア中央新幹線によって最大の経営リスクが取り除かれるため、経営は安定するようになるでしょう。

JR東海財務状況を見ると、東海道新幹線への依存が非常に高い状態が続いています。他のJRのように不動産などはあまり伸びていない上に、都市圏路線が手薄です。

一方で、JR東海は、他のJRに比べて廃線などを行わず、維持する方向で経営を進めています。これは、新幹線で得た利益地方路線を維持していると言えるでしょう。

この状態で最大のリスクは、大規模災害などで東海道新幹線が動かせなくなることです。これが解消できることで、経営上最も懸念される問題点が緩和される事になります

最大の問題は、資金です。JRは当初自社資金のみで実施すると表明し、社債を発行、金融機関融資を実行する予定でした。その返済計画は非常に堅調なもので、東海道新幹線が生み出す現状の利益でも無理なく返済できるような計画でした。

しかし、その計画でいくと、リニア中央新幹線は、名古屋まで開通した後、負債を減らす期間をおいてから大阪延伸に進むと言う計画になっていました。

その状況に、リニアが開通することで、名古屋東京事実上一体の経済圏形成することになる(何しろ品川から山手線の反対側にいくのと同等の時間名古屋まで来れてしまます)事に危機感を持った大阪周辺の政治家経済界要請により、国が財政投融資によって低利の資金供給する代わりに、前倒しすることになっています

このようなことから、今回の財政投融資は、かつて特殊法人などに資金供給した「第二の予算」とは性質が大きく異なるものであることがわかります

Q. でも今さらやめられませんね?

もちろんです。辞める理由はありません。

ただ、技術的や制度的には大きな課題が山積していて、本当にできるかどうかは、まだわかりません。

以下に挙げます

金銭問題人手不足などは、時間資金のかけ方次第ですからどうにでもなると思われますが、技術問題はなかなか解消が困難です。

最も困難だと思われるのが、大都市圏の大深度地下トンネル技術的な問題です。ここが最も時間がかかるとしていて、真っ先に着工したものの、進捗が芳しくありません。

一方で、山岳トンネル技術的にも安定した工法採用しているため、比較的進捗は良いので、ここは致命的な問題にはならないと思われます

しかしたら、2034年に、神奈川県相模原市車両基地から岐阜県駅or名古屋駅の間の先行開業というようなこともありうるかも知れません。品川駅までは大阪延伸と同時期ぐらいまで延期はありそうです。

Q. 順調に遅れてるけど、いつ頃までに完成すると思う?

JR静岡工区のことを強調しながら、2034年以降と言っていますが、それ以外の工区でも遅れが出ています

近隣自治体には、正式2032年完成予定といった線表が通知されているそうですので、計画では2032年にできる様な線表で進めつつ、もう2年ほど安全マージンを取っているものと思われますので、早ければ2032年、遅くとも2034年キーになり、首都圏大深度地下トンネルという最難関の工事が遅延した場合、部分開業検討するのでは無いでしょうか。その時点で名古屋まで開業しており、首都圏トンネルの完成目処が立っていない場合は高確率で部分開業へ舵を切ってくると思われます。1

また、関係者そもそも2027年にできるなんて誰も思っていません。予定通りだった山岳トンネルコロナ禍で1年半近く事実上工事ストップしていましたし。

Q. なんで専門外の経済学者が突然意味不明のエントリーを上げたの?

さあ?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん