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Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

エッセイ659. 大人の了解の姿

今月のエッセイシリーズの最後も、黒人女性にしよう。 カソリックの影響もあり、彼女たちは概して色恋には大変積極的である。もちろん愛されるこちらのキャラクターが大切なのだが、ひとたび愛されてしまえば、おそらく歳をとるまで愛され続けている。それは…

エッセイ658. 撮影の見通し

クズっている子供の姿も、右側の母親が映っていなければ、日本人と見誤るところだった。それにしても左側の男の子の姿は、なんで剣道着姿なのだと、貸衣装屋のチョイスには笑える。 映像撮影をしていると、まあ撮れれば良いのだから、それ以外のことは二の次…

エッセイ657. 映像は感性の産物

可愛いじゃん、というのでビデオ機材のレンズが向いたんだろう。最近不思議に思うのが、ビデオ撮影の自己規制の高まりだ。なにかという「これ撮っちゃいけないんじゃない!?」と自己規制が働く。例えば人物の顔をぼかしているといった具合に。いったいどこか…

エッセイ656. 多民族国家というコンセプト

外国からのビジターも、こんな格好をされると日本の空気そのものだ。普段とは少し違えて美しく装いたいというのは、世界共通の女達の心理なのだろう。それがインターナショナルな空気を醸成してくれる。 インターナショナルと書いて、あら?、と思われた。と…

エッセイ655. 美意識の違い

今日の画像は、これまでアップした映像の中で、これは可愛いでしょうと私の自信作だった映像からひろったものだが、YouTubeのアクセス数が59回と意外に少なかった。つまり不人気。 私はこれまで200人以上の裸婦をクロッキーしてきたが、最近肌の白い若い日本…

エッセイ654.  フランクな和服型のカップル

最近手薄の番外編エッセイシリーズ。さて画像がないと思ったら映像撮影した画像が大量にある。こういうとき映像は便利だ。なにしろ60P、つまり1秒間に60枚のカットを撮影している。ブログの解像度は大きいサイズで1024dpiだから必要十分だ。 そんな画像をみ…

エッセイ653. 憧れの冬のフィールドドワークの候補地

冬の北海道日本海沿いの集落が大変美しい。このブログでも積丹半島美国の画像をアップさせた。撮影の被写体として興味深く、私は積丹半島の美国集落ぐらいで満足しているが、さらに足を伸ばしたらと考えた。その参考図書がこの写真集である。 瀨尾明夫:遠い…

エッセイ652. 猛暑の頃のOSAKA

夏の猛暑の頃に限って出向かなければならない街がある。OSAKAだ。あの混沌とした街にはゆきたくないが、ゆかざるを得ない用事をつくってくれるあたりが都市集積力が巨大なOSAKAだ。 気温が猛暑日をぬけた翌日、阪急でOSAKAに向かった。要件自体は10分で終わ…

エッセイ651. ピクチャーウィンドー

家を新たに建てるとき、ピクチャーウィンドーの作り方に私は関心が及ぶ。敷地に木を植えたはよいけど、どこから眺めるのかという事まで考える必要がある。下から眺める!?、それじゃ公園の樹木と一緒じゃないか。アホちゃうの!!!。 要は木々の葉の群れを真横…

エッセイ650. 関西空港というローカル空港

関西空港へピックアップに出かける時がある。そんなときいつも不思議に思うのが帰国者のゲートと出口の設えである。 北と南の二カ所のゲートがある。それぞれのゲートには、それぞれ左右二カ所の出口が設けられ出口正面には到着時刻を示す大型パネルが占拠し…

Fieldwork855. 京都・酷暑そして喜雨の後 HD 1080p

京都は昼間少しまとまった雨が降った。砂漠に水がしみこむように待望の雨を喜雨という。雨のラインが見えるぐらいに降った。これは梅雨明け以来である。 その待ちに待った雨も3時間ぐらいで上がってしまった。ならば雨上がりの散歩にでかけよう。 散歩に出か…

Fieldwork854.まだ蝉が鳴く9月の京都 HD 1080p

9月3日、白露が近く次は秋分だから二十四節季では秋の頃。耳を澄ますと鈴虫のような鳴き声?、違う!。まだ蝉が鳴いている。夏が続いている。猛暑は過ぎたが最高気温33℃の真夏日が続く京都。 毎日デスクワークでマックのモニターをのぞいていると眼の焦点が近…

Fieldwork853. パフォーマンス「海」、撮影顛末記 HD 1080p

2023年9月2日に、京都裏寺町通の高野堂妙心寺というお寺でパフォーマンスが行われた。私は、パフォーマーの一人からビデオ撮影をしてあげると約束していた。 撮影は、現場の成行だから2台の機材(Aカメラ、Bカメラ)で催事の全てを撮影した。難儀なのはYouTube…

Fieldwork852. Limited Express Shinano 4K

関西から信州へ行くときは、いつもLimited Express Shinanoでゆく。北陸新幹線ができようとも、日本列島の中央部を袈裟懸に走るこの列車の存在は揺るがない。そして高性能の振り子式381系である。1995年に導入され、もう30年近く走っている。この速達列車が…

Fieldwork851 児玉敏郎絵画展・静かな時間 4K

野辺山の南牧村美術民俗資料館で開催された大学時代の同窓生である児玉敏郎・絵画展にでかけた。油絵80点の展示作品の過半は人物画だが、ここでは彼のファミリーに着目してプロモーション用の映像化を試みた。 ファミリーというのは彼の娘さんだが、毎年描い…

Fieldwork850. 涼雨なく京都砂漠で明け暮れる 4K

2023年8月27日の映像である。この時期になっても秋の気配は皆無であり猛暑日が続く京都である。涼雨が欲しいところだが、全く降る気配がなく京都砂漠といってよい。といって耳を澄ませば秋の虫の声が聞こえなくもないが・・・。 さっすがに毎日同じ道を散歩…

Fieldwork849. 京都・積乱雲 4K

2023年8月26日の京都。秋の気配はなく、まだ猛暑日が時々続く盛夏である。こんな暑い時に夕方の散歩どころではないが、それでも意を決して出かけてみよう。 清水さんまで上がってきたら盛大な積乱雲がでているではないか。猛暑で照り返しを受けた都市の熱が…

Fieldwork848. 京都・驟雨去る落日の街 4K

2023年8月25日の京都は、2週間ぶりの夕立だった。といっても雷もなく激しく降るわけでもなく、大気をかき回してくれただけ。だから湿度が倍加し蒸し暑いだけ。 驟雨の後だから街は綺麗だろう。実際歩くと蒸し暑くシャツが汗まみれになり撮影意欲減退。 さっ…

Fieldwork847.まだまだ猛暑が続く京都 4K

2023年8月23日は、既に立秋の季節だ。しかしまだまだ猛暑が続く京都。天気予報では、このの暑さは10月まで続く。今年は例年以上に暑い。私は、この暑さのなかで機材を担いで散歩にでた。映像化する意欲があるだろうかと思われたが、それでもなんとか映像にな…

ドローイング813. 小説:小樽の翠721.幕間 人体のイラストの表現の変化

最近イラストレータによる線書きのイスラトを多用している。 こちらの方が簡単という理由から。それでもモチーフを探すのに少し苦労する。探しているポイントは「いやらしさ」。 いやらしさも人間の心の闇の一つだが、ジョン・アーンスト・スタインベック の…

ドローイング812. 小説:小樽の翠720. 抱いてみなきゃわからない。

ベーヤンからメールが来ていた。ベーヤン「ロケが終わったので夕方飲みにゆこうよ!」オーセントホテルのラウンジへ出かけた。・・・べーヤン「もうモデルさんのご機嫌を取りながらのロケだから超大変だった。」「モデルさんって美貌に自身があるから、付き合…

ドローイング811. 小説:小樽の翠719. 人類のDNA

地獄坂の定点スケッチを終えて、坂道をくだると小春が歩いている。どうようかな声をかけるか、かけまいかと逡巡していたら、小春が振り向いてみつかってしまった。「今日は部活はお休みかい?」小春「昨日大会があったから、今日はお休みだよーーん」「大会…

ドローイング810. 小説:小樽の翠718.子宮に矛盾!

今日はマサヒロ君の実家でクロッキー教室。月に一度はジェシーがモデルになってくれる。そのときはアチキも参加するようにしている。外国人の裸体など小樽では、そうそうに見られるものではないからだ。・・・帰るときはいつもジェシーを小樽駅までエスコー…

ドローイング809. 小説:小樽の翠717.女盛り

朝方アチキは、階下のシャワーの音で眼が覚めた。ほどなく夜勤帰りの翠がトットットッと階段をあがくってくる音がして、アチキの布団に潜り込んできた。記念日を忘れない奴だ。といつても翠の子供の記念日なのだが・・・。翠の細い指がアチキのペニスを撫で…

ドローイング808. 小説:小樽の翠716.夜の病棟

翠は夜勤、晃子さんやお腹が目立ちだしたコウさんが深夜のおやつタイムでナースステーションに集まる。コウさん「夏の深夜の外科病棟は、真っ盛りだよーーん」晃子「外科だから一週間も入院させたら精力絶倫なのがいるんだ!」翠「抜糸しなきゃならないから、…

ドローイング807. 小説:小樽の翠715.記憶喪失

小樽の午後・・・翠を抱きながらねむってしまったんだった。翠の膣にぐにゃりしたペニスがなんとなく入っている感触。液体生物になった気分だ。まどろみながら翠とのセックスを思い起こしていた。翠の膣の中を刺激しながら燃え上がっていったのは記憶にある…

ドローイング806. 小説:小樽の翠714.きんまん!?

美希姉ちゃんと直人君のアパートでは、秋を感じるまもなく時間が通り過ぎていった。天気はよいけど、冷たい空気の気配を感じる日曜日の朝。 美希「なんだぁー夜中まで勉強していたか。よく頑張るね!」直人「座学の試験が近いから先生は、女の子に感心を持た…

ドローイング805. 小説:小樽の翠713.冬支度の頃

明奈姉ちゃんと彼氏の家の休日。両親共々海外赴任なので、彼氏は家を任された案配だ。といっても明奈姉ちゃんと彼氏にとっては格好の愛の巣だ。明奈姉ちゃんが昼飯の後片付けをしながら・・・。明菜「ほらっ!、そろそろ冬支度の準備がいるんじゃない。石油と…

ドローイング804. 小説:小樽の翠712.お帰りの挨拶

文さんも店をとじて、お風呂に入って・・・、というのも夜中に健さんが帰ってくるからだ。健さん「燻製ステーキをたくさんつくった。」たったそれだけのメールだが、夜中に帰ってくることはわかっていた。届いているスマホメールを何回も読み返しながら2階…

ドローイング803. 小説:小樽の翠711. 母性本能の訓練

気温が低い小樽だ。アチキはマフラーをひっかけ、いつもの地獄坂からスケッチを描き終えたところ。眼前の中学校のチャイムが鳴り校舎がにわかに動き出す気配は、授業が終わったサインだ。もちろん校舎の窓から小春が手を振っている。そんなときは、なんかネ…