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Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エッセイ857.映像からの切り出し画像

このブログはドローイングと映像とエッセイの3部構成で予約投稿にしている。制作に時間のかかる映像がいつも最後になり、それでも映像素材がないと回数削減。削減した分を制作の簡単なエッセイで埋めるといった案配だ。だから概ね月の前半はドローイング、中…

エッセイ856.ちまき

日本は端午の節句が近いからちまきが登場する。 フィリピンにもちまき風の食べ物がある。フィリピンのちまきは「スマン(Suman)」と呼ばれ、ココナッツミルクで炊いた餅米をバナナの葉で包んで蒸して作る。もちもちとしてほんのり甘い味がするし、教会のミ…

エッセイ855.俺のホンダマシーンだ!

今日のトップ画像も映像からの切り出しだ。静止画機材と変わらない画質だから映像機材でいいじゃん!、となる。アバウトで動画撮影しておいて、後からよさげなカットを切り出せばよいから画像をチョイスする幅が広がる。静止画機材のように井戸の底を除くよ…

エッセイ854.ブラカンの気温24°〜30°

人間を中心に撮り続ける映像もあるか。市場にゆけば、いろんな表情が撮れそうだ。帰りにフルーツを買って帰るが・・・。 そうでなくとも嫁の家にやってくる名前を覚えきれない数の子供達がいる。女の子なんか可愛いからバンバン撮っちゃおう。日本のように怪…

エッセイ853.機材の更新

トップ画像はFX30の映像からの書き出し画像。元画像は3,800万画素ありgooブログの1024万画素にダウンサイジングした。静止画でも抜けがよく綺麗じゃん。 そうなると手元のα6600ボディを、暗所撮影に強いフルサイズFX3に更新するとジンバルに載せられるメイン…

エッセイ852.ブラカンには公共交通機関はない

フィリピン・ブラカンにいると地域の公共交通機関は皆無。国内移動はバスか飛行機だけである。フィリピンには約7,641の島がある。フィリピンの島々は、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島など主要な島々を含んでおり、その多くは美しいビーチや自然景観で知…

エッセイ851.風土が私の意欲をコントールしている

今日は2月22日。時間を持て余しているのでブログの執筆で時間をつぶす。帰国まで38日。ただしビザが下りればだが。当初は日本とフィリピンの往来ぐらい自由に行き来したいと思って申請したA-13といういわゆる退職者ビザだ。50歳以上でフィリピン政府が定める…

エッセイ850.HUEGUHのバックパック

2月21日もフィリピン。帰国は40日も先だ。 時間つぶしに映像機器に新たにFX3ボディを加えるとどんなシステムにするなるかを考えていた。 FX3:FE 20-70mm F4 G(新規調達を想定)、FX30:E PZ 10-20mm F4 GZeiss Sonner55mm/F1.8はどちらのボディでも使える。 つ…

エッセイ849.勝手に考えるなよ!

今日は2月21日、まだ在留許可のビザ申請が混んでいるのでフィリピン滞在を余儀なくされている。そうなると日本の予約などはすべてキャンセル。しかもこちらは電話番号が変わるSIMカードは使わない。使えるのはWi-Fiで届くメールやメッセンジャーだけである…

エッセイ848.文科系ガバナンスの日本

関心があった記述を見つけた。 2019年10月31日深夜、沖縄県首里城が焼失した。現在原因不明とする考え方が公式見解である。だが火災発生までのメカニズムは8割り方あきらかにされており、現在首里城管理責任をめぐって住民訴訟が起こされている。 このブログ…

エッセイ847.フィリピンの家

トップ画像はブラカンの郷土料理屋の設えである。伝統的なバハイボ様式を踏襲している。実際この様式はエアコンもいらず風が吹き抜けて涼しい。大きな屋根があれば雨はしのげる。だが台風の時はどうするんだろうか。 フィリピンで一番多い住宅はコンクリート…

エッセイ846.スマホの2つの電波

スマホは、広域では二つの電波を受けている。 一つはスマホ専用のモバイル通信であり、こちらが移動しながらでも電波は届く。ただし電波の到達範囲は狭い。電話やスマホNOのメール、銀行の本人確認はモバイル通信を使う。ただし有料であり、海外で使う場合は…

エッセイ845.怠惰な気分

このブログを執筆している2月16日は、まだフィリピンにいる。そろそろ在留ビザがおりる頃だが、まだ通知がこない。フィリピンに持ち込んだ仕事も終わったし、することがないので日本へ帰ろうと思うが、帰るだけでも何かと労力を伴う。つまり帰るのが面倒だ…

エッセイ844.数字の変化

工学系という職業柄数値の変化をみるのが面白い。直近ではこのブログのアクセス数だ。過去の日付ランキングでは、2月11日1,621位、2月13日10,207位、つまり1桁違って変異するというのは科学技術の世界では一寸興味をひく。通例私のブログ執筆経験からすると…

エッセイ843.旅のリアリティ、追記gooブログの廃止にともなって

フィリピンで時間潰しにYouTubeを見る。 大半は見出しだけで十分という動画が圧倒的に多い。例えば、皇室が泊まったネパールのホテルなんか紹介されても、わっ素敵とか、室内や備品を映されてもなぁー。ホテル動画じゃないのだから私には退屈な限り。ネパー…

エッセイ842.フルサイズかぁー?

今の私の機材システムの欠点はフルサイズボディではない事。ワンオペならば撮影するときに3台は同時に使う可能性が高く、予備ホディとしてフルサイズも欲しい。それに手元のα6600をフルサイズに置き換えたい。 選択肢はミラーレス一眼レフのαの7S3かFX3か7C…

エッセイ841.危うく機材沼にはまるところであった

フィリピンに長逗留していると静止画でも撮ろうという気分になる。なぜならモノクロ静止画向けの被写体が多々あるからだ。 Fx30はファインダーがないので、フィリピンの強い光ではモニターがよく見えない。モニターを覆う遮光フードが必要だった。ファィンダ…

Fieldwork 992. LIGHT-WOVEN OF BULAKAN, March 2025.

フィリピン・ブラカンは、3月になると夏の気温に近づいてゆく。昼間は暑いから、朝と夕方に人々は外に出る。高原にいるような心地よい乾期が終わった。 この先多分10月頃まで雨期が続く。雨期といっても昼間は熱帯地方の夏の気候で暑く、朝から晴天が続き、…

Fieldwork991.MEMORIES OF BULAKAN,PHILIPPINES

フィリビン・ブラカンに滞在して二ヶ月以上経過した。それは、ビザの申請のためである。そんな待ち時間に映像を制作した。 今回はSONY Zeissの標準レンズ1本だけ使用した。このレンズは発売されてから随分と年月がたつが、ユーチューバー達から高評価のレン…

ドローイング986.小説:小樽の翠891.幕間、私のブログ、ドローインクシリーズについて

前回に引き続き今回もフィリピン滞在中に執筆した。前回はAI画像を多様した。しかし、どうしてもアメリカンテイストだった。しょうがないから内容と意味が合えばよいかと黙殺した。 やはり手書き画像の方が感情移入ができるし、私のドローイングシリーズのテ…

ドローイング985..小説:小樽の翠890.冬が終わったというので・・・・

美希ねえちゅんと直人君の札幌のアパートも、寒波がおそった。だから夕べは、直人君と組んずほぐれつの夜だった。さっすがに毎晩というのは若くても疲れるようだ。美希ねえちゃん「やっと晴れた」。直人「これで明日からは授業がはじまる」。美希ねえちゃん…

ドローイング984..小説:小樽の翠889.デイアフター・トゥモロー

明菜ねえちゃんのところも、ようやく冬の嵐が過ぎ去った。昨日のセックスの余韻を流すべくシャワーをあびていた。明菜「やっと晴天になった」。彼氏「おおっ、氷河期を乗り切った気分だ」。明菜「映画デイアフタートゥモローみたいだな。うーーん、家の中が…

ドローイング983..小説:小樽の翠888.嵐が去ったあとのすがすがしさ

今日は、待望の晴れ間がのぞいた。何日ぶりだろうか・・・。日勤で病院へ出かけていた翠からメールがくる。翠「あちきー・・・晴れたよん。今日は夕方ジムにいってそれから、文さんのところで夕飯にしようよ」。天気が回復すると人間も突然元気になるようだ…

ドローイング982..小説:小樽の翠887.シンシンと雪が降り続く

さて例年になく強い寒波が2月も続いている。街は静かだ。公共交通機関も時折とまっている。嵐のような雪が降る中で翠は、歩いて通える通勤距離だから、通勤できない看護師の代わりに頻繁に勤務に就いている。なんか街が非常時みたいに降雪予報が警報を鳴らし…

ドローイング981..小説:小樽の翠886.文さんの店も休業

2月の小樽も豪雪続きで公共交通機関も泊まっている。文さんの家の前も、雪が高く積もり商売処ではない。だから休業!。そんなときこそ博労の仕事のしどきだというので、健さんは出ずっぱりだ。夕べ突然健さんが文さんの家に帰ってきた。・・・健さん「やっぱ…

ドローイング980..小説:小樽の翠885.まとめてつくれないかなぁー

夜勤続きの翠だ。深夜の看護師達の翠のナースのたまり場は深夜の看護師達のお茶タイムだ。今日は、めずらしくコウさんがやってきた。救急外来の晃子さんもやったきた。コウさん「子供は旦那に預けたから息抜き夜勤ですぅー」。晃子「絶倫系の服部君が世話し…

ドローイング979..小説:小樽の翠884.童貞殺し

今日も翠は夜勤だ。だからいつものミッドナイトお茶タイムだ。いつもの面面に加えて、今日は珍しく年配のスレンダーで外国人みたいなススキさんがやってきた。何しろ、童貞殺しで異名をとった看護師だ。ススキ「先月も一匹殺しちゃった!」晃子「その話しきき…

ドローイング978..小説:小樽の翠883.カリフラワーかな!?

さて翠は、夜勤だし今夜はどうしようかなと考えていたら、ベーヤンからメールが来ていた。ベーヤンメール「仕事が終わった。たいした話題もないけど飲もうよ。いつものところで。」話題がないときは真面目に仕事をしていたのだろう。多分最後の豪雪をストッ…

ドローイング977..小説:小樽の翠882.男の願望

夜勤のお茶タイム。看護師はいつもの面面だ。最近彼氏との仲も安定したのかハワイから来たエマがやってきた。晃子「エマ、彼氏のセックスはどうよ?」。エマ「いきなり本題だねぇー・・・。もちろんOKだよね」。晃子「OKじゃわかんねぇーよ・・・」。エマ「…

ドローイング976..小説:小樽の翠881.詩的な世界だ

君は両腕が離れ、大雪が降っているときに抱きたい人だ。そして私達はベッドで心地よく過ごしている。私の手は、君の身体に巻きつき、君の頭は私の胸に寄りかかっている。・・・2月の小樽も雪の中だ。今年は雪がよく降った。そしてまたまた寒波がやってきた。…