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Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

エッセイ831.旅の道具で便利なバケツ

旅先で重宝する道具の1つに、「折りたたみバケツ 」がある。バケツだから水も運べるが、ここにPC関係のケーブルやコンセント、SSDの保存メディア、多種多数のコード類、充電器、撮影機材、日銭用財布、さらには着替えの衣類やトイレットペーパーからガイド…

エッセイ830.フィリピン・ブラカンの仕事場

フィリビン・ブラカンの嫁の家には仕事をするデスクがない。それは嫁の家だけではなく、このあたりの家はどこでもだ。そもそも仕事は外でするものであり、家で仕事をするのは変!?。 そこでロビンソンのアウトドアショップで格好のテーブルを見つけ早速家のテ…

エッセイ829.まだパロパロな暮らしをしている

コロナ禍から1年後、インバウンドたちがおしよせる関空は、まだ工事をしている。通例工事をすれば前より良くなるはずだ。たが現実は、そうではない。 まず空港中央のメイン建物を端から端まで往復させられる。そればかりか階段を上がったり、トラムに乗った…

FieldwFieldwork973 Ilang pamimili para sa bagong taon, Disyembre 30, 2024.

2024年も、あと二日で新年になる。私の嫁が豪語している「フィリピンじゃ二日前に食材を調達して、明日は調理するのです(*^▽^*)」。それって日本と同じです!。 ブラカンの市場に続く道はトライシクルで渋滞していた。しかし市場は、人の波で押されるというこ…

エッセイ828-2.もうひとりの私

日本にいる時の勢いで、フィリピンの在留ビザを申請した話は過去にも書いた。通例なら一ヶ月で受け取れるが、クリスマスや新年、そして最近の渡航ブームもあり3ヶ月かかりそうだ。入国管理局に私のパスポートを預けているので帰国できない。こちらは望郷の念…

Fieldwork 972. Paragtas Disco, December 2024.

クリスマスに親戚のAaronが、私の嫁の家に泊まっている。私達は、Aaronのリクエストでブラカンのディスコにでかけた。Aaronは、隣のテーブルのスペイン風の女の子がお気に入りらしい。女の達の集団の帰りしな、私達の親戚のオカンが彼女の腕を引っ張って、「…

Fieldwork971. Christmas follow-up, December 2024.

クリスマスだから、地元で一番大きなロビンソンマーケットでディナーをしよう。それで親族のトライシクルで出かけた。ロビンソンは、多くの人でお店も満席だった。仕方がないから日本の店「まるがめせいめん」だ。ディナーというにはお粗末だ。それにカフェ…

Fieldwork970.Merry Christmas to our relatives、追記:嫌な風が吹いてきた

12月25日、フィリピン・ブラカンのクリスマスパーティーの準備で、おばちゃんは朝から料理をつくっている。お昼に料理の入った大きな鍋を抱えて、親戚のクリスマスパーティーにゆく。子供達は曲に合わせて踊り出す。それから子供達も大人達も入り乱れてゲー…

Fieldwork969.クリスマスの頃の誕生日会

12月のクリスマスが近い日は、Allynの誕生日会に招かれた。韓国料理を食べながら親戚達が集まってきた。フィリピンでは、誕生日を大切にする。そうした習慣は、日常的に行われている人口が増える国の習慣である。 親族が沢山集まる誕生日会は、すでに我が国…

Fieldwork968.クリスマス前夜の街

まだクリスマスには少し早いマニラとブラカンの街を散歩した。もうタップリとクリスマスの空気が街に漂っている。みんなが楽しみにしている1年の最大の行事が近い。 フィリピンはカソリックの国である。地元の言葉であるタガログ語も、植民地時代のスペイン…

Fieldwork967. ブラカン市場

ブラカンの町で一番大きな市場に午後から出かけた。もちろん市場だから、午前中が賑わいの中心だ。それでも午後とはいえ、タップリと市場の空気がある。すでに日本では、みられなくなった光景だ。 来週はクリスマスだから、またこの市場へ大量の肉と魚を買い…

Fieldwork966.Fieldwork965.Morning jog, December 2024.

叔母さんに誘われて、朝のブラカンの散歩にでかけた。歩いてゆくと綺麗な風景がひろがり、毎日の散歩仲間達と合流する。朝の心地よい時間だ。乗りが良いフィリピンのシニア達である。帰りに親戚の家で珈琲をご馳走になった。Fieldwork965.Fieldwork965.Morni…

Fieldwork965. Let's build a house!, December 2024.

私は、フィリピンのブラカンに嫁の家を建てようと決めた。既に土地はある。そして建築の基本設計は終わった。今フィリピンのディペロッパーが実施設計作業を進めている。いつ完成するかはわからない。帰りに恒例のショッピングセンター巡りだ。そして「ぼて…

Fieldwork 964. Going to the supermarket. December 2024.

フィリピン・ブラカンの嫁の家に2ヶ月滞在を余儀なくされた。このように書くと不思議な感じだ。というのも配偶者ビザを取得しないと、例え夫婦であっても長期滞在は無理なのだ。だから私は申請し続ける限りフィリピンに永住でき、そして仕事もできる配偶者…

Fieldwork963.The Road to Bulacan.December 2024.

クリスマスが近づく頃、私達は、マニラのコパカバーナホテルからブラカンへ、レンタカーで向かった。幸運なことに天気で良く。そして高速道路ではなく下の道を走った。かっては、マニラとブラカンをつなぐ幹線道路だった。そんな車窓の風景に、たっぷりフィ…

Fieldwork962.Go get a visa.December 2024.

フィリピンでは日本人の場合1ヶ月はビザがなくても滞在できる。だがそれ以上になるとビザの申請が必要になる。そこで通年でいつでも来ることができ、そして仕事もできるビザを申請することにした。それでNBIで無犯罪証明書を取得するためにへゆくために、ジ…

Fieldwork961.Manila Night Market, December 2024.

京都は紅葉の最後だった。そんな冬の京都を後にして、私は、12月12日にPhilippineに来た。コパカバーナホテルに宿泊し、夜ホテルの裏のマーケットに出かけた。安いスポーツ用品を調達するために。破格に安いLAのポロシャツにラコステのパンツにアディダスの…

Fieldwork 960. Kiyomizu-san in late autumn, Kyoto. December 7, 2024.

Insta360Ace pro2のテスト撮影をした。その結果手ブレ補正の効果が大変高い。従ってジンバルが不用になるぐらいだ。小さな自撮り棒をつけ、ダウンコートの旨ポケットに収納できる。大変素晴らしい中国のプロダクトデザインである。いつもの散歩コースの晩秋…

ドローイング968..小説:小樽の翠873.幕間:小樽の街について

冬の日差しが絵具にあたる光景をみていると、描こうかなという気分にさせてくれる。多分色が見やすいからだろう。 その手間のかかるドローイングも、忙しいときこそあえて使いたい。だから机の上は水彩絵具と学術論文の資料とが混在し見事に散らかっている…

ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

美希ねえちゃんの札幌にも真冬の寒風はやってくる。仕事を切り上げて美希姉ちゃんがアパートに帰ってきた。直人君が出迎える。美希「あら、直人!、今日は大学は休みかい?」直人「豪雪注意報が出たので午後から休校だよ。だって山奥だから、道がふさがったら…

ドローイング966..小説:小樽の翠871.酷寒の小樽

「いってきまーーす」、玄関の翠の声で眼が覚めた。翠は、甲斐甲斐しくも今日は昼間の勤務だ。朝眼が覚めたら朝食の支度をしてあった。熱々の珈琲をいれて窓から外の風景をみる。少し青空が出ている。午前中なら外で絵が描けそうだ。こういう日は除雪したば…

ドローイング965..小説:小樽の翠870.体力の限界に挑む・・・

振り向くと買い物袋をさげ見違えるような心春がいた。どうみても高校生には見えない成熟した女だ。小春「おじさん、久しぶり!」。「なんだ、小春か。ユウ君の夕飯の準備だな」。小春「そう、今日は、お肉のお鍋!!」「なんかばっちり大人の女!!!」小春「優子…

ドローイング964..小説:小樽の翠869.男の子のギフト

積雪注意報が出されている。リュウ君からメールが来た。「病院へ薬をもらいに来た。また昼をたべようよ!」というわけだ。青森の人だから雪ぐらいで足が止まることはない。ナンタルの小さな洋食屋で、午後の時間を過ごしていた。リュウ君「最近、ウチの娘が風…

ドローイング963..小説:小樽の翠868.ピロートーク

銭箱海岸から方法の体で家にたどり着いた。コートは雪で真っ白だ。翠「今日は、よく降るなぁー」「これが冬の醍醐味だもん。先ず風呂に入りたい。一緒に入ろうよ!」翠「お昼は冷凍庫に鶏肉があるからお鍋が簡単。」そして風呂で温まりお鍋で胃袋を温めると、…

ドローイング962..小説:小樽の翠867.流民

翠は休みだ。といっても勤務のローテーションだから今日は平日だ。世間の休日とズレたところがアチキ的に素晴らしい。そして朝早く起きた。翠「海岸を散歩してみようか・・・」。あいかわらずアウトドア志向だ。ならば雪積もる銭函海岸へでかけてみよう。幸…

ドローイング961..小説:小樽の翠866.引き戻されて・・・

朝から本格的な雪が降り続いている小樽の街。寒冷前線が通り過ぎている。深々とした真冬の空気だ。・・・文さんが起きかけると、布団から健さんの太い腕が骨盤を抱える。文「あらおきたんですか・・・」健さん「今日は、雪が降り続くよ。もう少し布団で温ま…

ドローイング960..小説:小樽の翠865.バンバンいっちゃう

翠が唇をつけたきた。だから抱え込んで濃厚なキスだ。翠「おくれちゃうよ・・・、今日は日勤だよーー」そういって今朝は出かけたんだった。それからもう一眠りしたから既に昼を過ぎている。翠がつくっておいたサンドイッチとスープをすすり、小樽公園へスケ…

ドローイング959.小説:小樽の翠864.ボディ

雪が降り続く晩、翠は夜勤だ。いつも恒例の深夜のお茶タイムに、若いみさきさんがやってきた。晃子さんもとんがりコーンを抱えてやってきた。このお茶タイムがあるからこそ、朝まで頑張れる。そんなことは病院の事務にはわからない。思わずため息交じりで・…

ドローイング958.小説:小樽の翠863.超遠距離通勤

さてアチキの名古屋の大学の仕事も終わった。セメスター制の大学は1月末になると、すべての授業が終わる。あとは期末試験だがアチキの出題は実習なので期日までに作品を提出せよとした。だからしばらく時間がある。さて翠が待つ小樽へ帰ろう。午前中大学の雑…