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Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エッセイ649. iPhoneスケープ

祇園祭の撮影で、やはりiPhoneが役立った。 映像機材の超広域レンズの広角側はフルサイズ換算28mmまでだから、狭い京都では広角側が不足する場合がある。超広角レンズは持ってこなかったし、そんなときiPhoneがある事に気がついた。これで撮影した動画も祇園…

エッセイ648.  ホテルのランドスケープ

リーズナブルなホテルに泊まる必要があった。条件は関西空港へのアクセスが良く夜遅い食事ができる事。 トップ画像は都ホテル京都八条。 ここは関空リムジンバス・ターミナルから近く、駅側から見れば無愛想なファサードが広がる修学旅行などの団体御用達の…

エッセイ647. 関空のランドスケープ

iPhone画像のピックアップを続けよう。 トップ画像は、関西空港隣の鉄道ターミナルビルで撮影した。動線上意味のない空間があり、何故こんな大空間があるのかは建築の人間としても理解出来ないが、夕陽を眺める広場としては絵になりそうだ。 それにしても日…

エッセイ646. 憧憬的ランドスケープ

午後遅く大阪まで足を伸ばす用事があった。もちろんとんぼ返りで西京極の夜のジムへでかけるから大阪寄り道・・・。 ジムへ行くには少し早い。そこで梅田一番街、大阪梅田店のドトール珈琲!。今日は一日雑用で走り回されたから小ぶりなバナナパフェ(430円)で…

エッセイ645. これはもう感性と文化の問題です

この原稿を書いているのが6月下旬の月曜日。頭の悪いメディアは鬱陶しい梅雨と紋切り型のアナウンスで聴視者の共感を得ようとしている。しかし最近の6月は、毎日雨が降り続くわけでもなく気温も夏前だから涼しく、窓を開放すれば風が通り抜けるから、夜でも…

エッセイ644. ふがいない沖縄県!

フィリピンのNIKKAのアパートに初めて行ったときに、全ての環境が違うから緊張するだろうとする見識は、日本人の考え方だ。 私は、翌日隣家のテラスの前を通ったら、呼び止められて、朝から酒をいただいていた。それでテラスの主がルーイ、それに友人のマル…

エッセイ643. 老人力

さて明治の都市の3DCGをつくるか・・・。あらこの都市は都市地形図が1/25,000しかない。建築系CGの制作だから1/100スケールでつくるとなると敷地の精度が求められる。となると公図を使わざるを得ない。・・・ 一般に個人が関与するのは精々一つの敷地ぐらい…

エッセイ642. 文化的鎖国と英語教育

日本の歴史は、都市が移動する毎に歴史名称が異なる。例えば奈良時代の奈良、平安時代の京都、鎌倉時代の鎌倉・・・、その同一歴史名称のなかで都市が動いた室町時代、安土時代に至っては安土城を中心に新都市を形成中に志半ばで潰え去り、栄華を極めた桃山…

エッセイ641. 情報リテラシーが欠如した役所の案内

申請していたマイナンバーカードの案内状が届いた。健康保険とリンクさせたら操作ミス続発の噂のカードである。それもそのはずで京都市の案内状をみたら馬鹿じゃないのといいたくなるぐらいのできの悪い案内だった。そのできの悪さを実証してみよう。 トップ…

エッセイ640. カフェテラス論

今日のブログを書いているのが7月2日。 三日ぶりに素晴らしい晴天が広がるのが、この季節の特徴。こういうときは、夏の朝のすがすがしい空気を吸いながらモーニングを外で食べたい。しかし、そんなカフェテラスは日本の多くの町では存在しない。「珈琲屋なら…

エッセイ639. chatGTPに小説を書かせてみた

chatGTPは世界のオープンソースから瞬時に情報を引き出し回答してくれる。70代が喜ぶ話は何かと質問したら4つほどあげてきた。ならばその一つのテーマで小説を書かせてみることにした。chatGTPの小説「ある日、70代の男性、田村さんは孫との特別な瞬間を過ご…

Fieldwork846. 京都・三日月・猛暑 4K

2023年8月23日。昨年だったら秋の気配を感じる季節だ。しかし今年は、猛暑が続いている。地球温暖化とエルニーニョ現象で、日本は大変暑い。だから雨が欲しいと思う。明日は降水確率では午後の1時間だけ30%の雨が降る予報だ。こういう予報の時は、京都では先…

Fieldwork845. 猛暑続く京都 4K

2023年8月20日の京都は猛暑だった。雨は降らない。だから京都砂漠といってもよい。日曜日であるが、この暑さでは朝から何も出来ない。ようやく夕方機材を担いで散歩に出た。シャツは汗まみれになっている。夕方も暑い。少し違うのは日没が早まった事だろう。…

Fieldwork844.京都立秋の頃残暑厳しく 4K

京都も五山送り火が終わり街が静かになった頃だ。立秋だけど残暑厳しく、巷話によれば10月までこの暑さが続くというのにはガッカリする。毎年例年より暑く、そして例年より寒い、という極端な気候が続く京都である。 いつもの散歩で清水さんにあがった。多分…

Fieldwork843.精霊達が天上界へ帰る・五山送り火 4K

(In English) It's the end of Obon in Kyoto. Today is the day when the spirits who came to our place of life return to the heavenly world. Gozan no Okuribi is the sight of spirits gathering from all over the city and returning to the heaven…

Fieldwork842. 京都・台風接近前日の東大谷万灯会 4K

天上界の精霊達が私達の街に滞在している姿を映像化したい。とすればここだろう。台風7号が近畿地方を縦断してゆく前日、東本願寺大谷陵の万灯会に出かけた。あら!、万灯に灯りが灯されていない。台風警戒なのだろう。参拝者も少ないが、それでも本堂ではお…

Fieldwork841. 京都気温38℃、台風到来前々日 4K

お盆の最中の気温38℃の京都。朝から動きたくない暑さだがジムに通い、夕方散歩に出かけた。そうしないと暑さで身体が負けそうなので、これも健康維持と割り切って。 今日は山の端におちる夕陽がテーマか。いつも同じ所を散歩しているが、なんとはなしに少し…

Fieldwork840. 古都千年の昔から続く精霊達のお迎え・六道まいり 4K

六道珍皇寺のお盆の行事「六道まいり」の解説を引用しよう。「高野槙を求め水塔婆に故人の戒名を書いてもらい、迎え鐘を撞いて精霊(しょうりょう)をこの世に迎え、報恩感謝の念を捧げて供養の誠を尽くす盆行事」 六道珍皇寺があるこの地は、平安時代は墓所…

Fieldwork839. 猛暑日続く京都 4K

京都は祇園祭が終わりに近づきつつある7月26日からおよそ11日間、一滴の雨も降らない気温38℃以上の猛暑日が続いた。 メディアは時折38℃を越えた日本の地方都市を取材し、「熱中症警戒アラート発令中ですから自分の身を守ることを優先してください」と力説し…

Fieldwork838. 京都祇園祭後祭・神様がお帰りになる 4K

夜のエアロビクス教室からの帰り、街を徘徊しようと思った。なぜなら昼間は気温35℃の京都である。夜なら歩けるだろう。 繁華街の中にある「おかる」で冷やしきつねうどんをすすり祇園の方へゆこうとしたら、祇園祭後祭の列に遭遇した。祭には、神様が神社か…

ドローイング802. 小説:小樽の翠710.幕間 登場人物のビジュアル・クリエイション

この画像は、300KB程度のデータ量だが、マックの壁紙にすると十分迫力がある。こんな画像を見ながら朝飯を食べつつブログを書き、描いていることが多い。 画像なり加工のための発色表現がデジタル環境のカラープログラミングと適合しているからだろう。以前…

ドローイング801. 小説:小樽の翠709. パチニ小体・・・

涼しくなった朝、眼が覚める。準夜勤だった翠が夜中に帰ってくる頃には、アチキは寝ていたから気がつかなかった。翠は18歳の時、マサヒロ君を産んでいるから経産婦だ。だからというわけでもないがボディが温かい。そんな骨盤を後から抱いていると・・・翠「…

ドローイング800. 小説:小樽の翠708.セブンイレブン!?

今日は、マサヒロ君の実家でクロッキー教室だ。多分月一回は、札幌からジェシーがモデルさんでやってくる。・・・帰れに駅までジェシーをエスコートするのがアチキの仕事だ。ジェシー「ぶったまげたぜ!。俺の同級生の女達はさぁー」「はあ!?、何が・・・」…

ドローイング799. 小説:小樽の翠707. 熊本の優子さんの話の続き

翠達の夜勤は、程なく回ってきた。というかたまたま夜勤のなり手がいなかったので、翌日も夜勤だった・・・。それで深夜のおやつタイム。・・・晃子「優子さんって生まれも育ちも熊本?」優子「私、天草の出身なんです。地元の病院で看護師をはじめた1年ぐら…

ドローイング798. 小説:小樽の翠706. 熊本の優子さん

翠達の夜勤のお茶の時間だ。いつものように晃子さんがお茶しよっ!、ていってやってきた。優子さんが黒糖ドーナツを持ってやってきた。優子「これ熊本のお菓子。家から送ってもらったの!」晃子「あら優子さんって熊本出身なの?」優子「はい、そうです。親も主…

ドローイング797. 小説:小樽の翠705. インディアンレッドの話

インディアンレッドの絵の具が切れていた。アチキにとっては、特色だから普段あまり使わないが、といってないのも不便だ。ならば画材屋に行こう。夕方だから学校帰りの明菜ねえちゃんがバイトをしている頃だろう。・・・明菜「めずらしい色じゃん。こんなの…

ドローイング796. 小説:小樽の翠704. 時計のように・・・

日課の散歩は、時計のように正確に外を歩きたくなる。いつもの定点スポットでデッサンを描き携帯用の水彩絵具で淡彩が終わる頃には、眼前の中学校のチャイムが鳴り響き校舎全体に歓声が沸き上がるかのようだ。3時か・・・画材をたたんで坂道を降りてゆくと、…

ドローイング795. 小説:小樽の翠703. お出かけのフェラ

冬が近づくと健さんも馬喰の仕事で出稼ぎが多くなる。やはり雪でトラックで運び出せない木材は、健さんの馬がひく馬ソリでないと運び出せないときもある。もちろん家畜の世話係の仕事の方が多いのだが・・・。そんな健さんと文さんの、冬支度が始まる頃だ。…

ドローイング794. 小説:小樽の翠702. 土曜日の朝

札幌の街に秋が来るのは早い。直人君と美希姉ちゃんのアパートでは、土曜日の朝の、いつまでもまどろんでいられる時間だ。・・・美希姉ちゃんが朝食の支度を始める頃、物音で眼が覚めた。直人「美希ーーーー!」美希「あら、起きた。なんだよーーっと・・・」…

ドローイング793. 小説:小樽の翠701. 男感覚・女感覚

翠は、今日は夜勤だ。深夜に翠のナースへ晃子さんとコウさんが深夜のおやつタイムにやってくる。・・・晃子「童貞だった服部君って、下手じゃない?」コウさん「もちろんド下手よ。だってさあ救急外来希望じゃん。だから手がもろエッセンシャルワーカーみたい…