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Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

私の小さな旅58.  何故小浜!?

何故小浜!?、かと訪ねられれば、京都市の真北にあった唯一の都市だからと答えるほかない。それより北の都市はウラジオストク。 特に小浜がメディアやWEBで取り上げられたり、著名な或は隠れた観光地であったわけでもなく、私の個人的興味で訪ねているにすぎ…

私の小さな旅57. 路地は旅の始まり

路地の魅力は、これまでこのブログでもしばしば取り上げてきた。家内の生活が路地に露出するとともに、コミュニティのよりしろであり、家の或は街の縁側としての役割を持っている。それは部外者が立ち入ることをはばかれる近所の人たちだけの親密な空間であ…

私の小さな旅56. 詩的世界

植物が繁茂している廃屋の脇の小道を抜けると空き地があって、右に曲がれば海へ続く道、と書けば昨日の話のように詩的世界だ。 実際にこの脇道の奥を右に曲がると、幾つかの民家があり白い砂浜が続く海岸に出るが、ここは漁師町なのでそれほど詩的な空気が感…

私の小さな旅55. 海へ続く道

小浜は、古い街だから、道が折れ曲がり、交差部はT字路が多い。デザインする立場からみれば、道の正面は、十字路のように抜けているよりは、むしろ建物が見えたほうが断然絵になり、街としての落ち着きもある。そんな小浜の街でみちの正面が唯一抜けているの…

私の小さな旅62. 垣間見える瓦屋根

土曜日は、せっかく名古屋まで出向いたのに、やはり大学院の試験は翌日に延期になってしまった。ならば列車が動くうちに少し遅い朝帰りで昼には京都に戻れた。では、プールで泳ごう。台風が来ているときにプール・・・何か変!!!。 これで明日は入学試験とな…

私の小さな旅54. 三たび小浜市へ

今日は、ようやく小休止できるので、朝6時前に家を出て、三たび小浜市へ半日だけ出かけた。 朝が早いのは、小浜市の小さな朝市をのぞきたかったからである。小浜に着いたのが9時前、早速自転車を借りて朝市に向かったが、すでに二つの朝市は終わっていた。農…

私の小さな旅53. 仕事をしていた夏期休暇

毎日京都から名古屋へ新幹線通勤をしているが、通勤電車としてはよくできている。大体座れるし、珈琲も売りに来る、電源コンセントでモバイル端末やPCの充電ができる。 そして時折車窓の景色を撮影している。同じ風景でも、天気や時間帯により、見え方も異な…

番外編75. ミラー型デジタル一眼レフの終焉!?

前回と同じレンズをE-PL1に付けて撮影してみた。同じアングルではないが前回の撮影と環境条件は変わらない。レンズの目盛りなどを見ていると、やはりデジタルペンも第三世代になって画質が少し向上しているようだ。文字認識機能でも働いているのだろうか(笑)…

番外編74 物撮り

論文執筆時の気分転換で、時折ライカ・マクロ・エルマリートを用いて私の研究室で物撮りをしていた。手持ち撮影で気が向くままの撮影であった。PCで画像を確認しながら、2/3程の画像は捨てた。やはりオートフォーカスのピントをどこに合わせるかと被写界深度…

私の小さな旅52. 遠敷

遠敷とかいて「おにゅう」と読む。この集落の名称である。古い町並みも手入れされて残されているから、そんなに古色蒼然しているわけではない。むしろ普通の町並みに近い。 それは、おそらく日本の地方都市の普通の風景といってよい。そこには、文化財みたい…

私の小さな旅51. 悪循環病

さて面白い記事をブログで見つけた。要は旅行に出かけたときに、ニコンD3X、3本の高性能レンズ、三脚、PC、iPad、を往復宅急便で預け、復路で荷物が搬送途中にコンベアから落ち、土産物はこっぱみじんに壊れ、PCはひしゃげ、iPad2はコーナー部が欠け、三脚は…

私の小さな旅50. 一人黙々と

論文の執筆、つまり仕事に没頭していると、これ以外への関心がわかないので、ある意味で健康的或いは生産的である。結局夏期休暇もなかったほどに、仕事に没頭していた。 仕事はもちろん締め切りがあるから、それが終われば、またもとのライフスタイルに戻る…

私の小さな旅49. 意欲が減退

論文だ、ブログ記念日だと書いていたら、昨日は京都五山の送り火だった。お盆の行事なのだが、忙しくてて忘れてしまった。帰りに浴衣がけのカップルが多かったので、気がついたときはあとの祭りである。このブログでも何回か取り上げているので、あえて書く…

私の小さな旅48. 4年間続けてきた記念日

蓮の葉の正面にいるのは、トノサマガエルだそうである。高校の理科の時間に解剖したあのカエルだそうである。いまでは、数が激減して解剖どころではない。むしろ貴重品種だとか・・・。 このブログも今日で5周年目に入るところである。2007年8月16日に始めて…

私の小さな旅47. 1日遅れのアップ

ふと思ったけど、画像のないブログは、退屈だよ。といって画像を借りてくれば、著作権の問題があるから、当然自前調達となる。私のブログなんか全部自前調達なのだから、全く何も気にする必要はない。 自前調達するには、デジカメをかついで取りにゆくほかな…

私の小さな旅46. Facebook

気分転換に、先日Facebookにエントリーした。私の場合は、文科省や私の大学の研究者リストなどに名前も履歴も乗っていて、冊子などにして配布しているので、すべてがバレバレなので、いまさら隠してもしょうがない。 でっ、エントリーしたら昔の仕事仲間の名…

私の小さな旅45. 帰省ラッシュ

帰省ラッシュで、通勤に使用している新幹線も、のぞみは満席状態のようだ。だから私は、お盆の期間だけひかりやこだまを利用している。そのほうが予想外に空いているからだ。 何故、人々は毎年律儀に帰省するのだろうか?。親や家族とリラックスした休暇をし…

私の小さな旅44. 帰省の空気にあやかれれば

大方の社会は、今日から夏休みだ!!!、だが私は夏休みはなく、日々仕事である。それも、私の学術論文の仕事だから、人に指示されることなく自発的に夏休み返上である。こんなに充実した夏休みはないだろうというのは、負け惜しみである。 社会は夏休みだから…

私の小さな旅43. 太陽光発電

先日立秋を過ぎだばかりなのに、今が一番暑い日が続く。昨日の名古屋は、37度だった。風が暖かく感じる。やはり例年通りの猛暑到来か。 昼に環境工学の先生と飯屋で一緒になった。でっ、話題は、太陽光発電である。最近の太陽光発電は、3m×1.5m位のパネルで1…

番外編73. マイクロフォーサーズ事始め

今日の話題は、パナソニックGF1ではなくて、これを撮影したパナソニック製のライカ・マクロエルマリートである。個人的には、嫌みがなく素直で綺麗なボケ方だと思われる。こういう画像を手にすると、ますますこのレンズが手放せなくなり、いつもE-P3に付けっ…

番外編72. アートブラケット

昨日は、ブラックマンデーだった。というのもデスクに座れど全く原稿に手が着かなかった。やはり原稿の波にのるまでが物書きの難儀なところである。仕方がないのでWEBを見ていたら、オリンパスの予約キャンペーンの締切日ではないか。ならば6時半に引き上げ…

私の小さな旅42. 町並み指数

この西津地区の街の古い美観の評価は、どれぐらいだろうか。伝統的建造物群保存地区の指定に適う古さまでは一寸。だけど、瓦屋根が続き生活感が漂い、そして街が清掃されている。そして個人的には、撮影していて面白い。 今でもあるWEBサイトに、「古い街並…

私の小さな旅41. 立秋

暦の上では、今日8月7日が立秋である。といって秋が始まるわけではなく、この日は夏の暑さの頂点であり、この日以降は次第に暑さが緩んでくるという意味であるから、まだ夏であることに変わりはない。時候の挨拶も、明日からは、「暑中お見舞い」から「残暑…

私の小さな旅40. 変わらぬ原理

相変わらずマクロエルマリートは、ヌケが良く高い解像度が大変心地よい。こうした快感に慣れると、最近では画質の良い第三世代ペンE-P3とマクロエルマリートだけを持ち歩くようになっている。 それに反して、困ったことにそれまでの2台のペンボディとズーム…

番外編71. 夏の仕事場

夏の仕事場というぐらいだから、エアコンが目一杯効き放題の快適な仕事場である。当然省エネなど論外である。第一今の東海地方は、電力が余っている。一端発電した電力は貯められないのだから使うほかない。 実は、ここ1年ほど前から、院生や学生達のいる実…

私の小さな旅39. 社会奉仕

何気なく撮影したカットだが、3人ほど地元の人々が草むしりをしている姿が見える。それだけでは普通の風景だったのだが・・・。 実は私が撮影していた海岸には、多くの地元の人々がでで、雑草取りや清掃を行っている。それだけではない。この後に訪れた明通…

私の小さな旅38. 撮影者の感性は複雑

何故か小浜の漁師町は、撮影のしやすいところだ。その理由は、瓦屋根の民家が面的に続き、新しい建物が目立たず、道幅4mと空地といった引きの空間がところどころにあるので、様々なアングルで撮影できるからかもしれない。撮影者向きの空間のようだ。 例えば…

私の小さな旅37. マクロフェチ

早朝は、周囲の山に霧が立ちこめて涼しく、一寸いつもの暑い小浜らしくない心地よい気候であった。台風の通過後比較的しのぎすい夏が続いている。 朝食前に、E-P3にマクロエルマリートを付けて漁師町の散策に出かけた。おそらくマイクロフォーサーズ規格では…

私の小さな旅36. 休日モード

こちらはドラマチックモードではなく、通常の撮影。MOA美術館にある秀吉の金の茶室だが、どうして福喜旅館にあるのかは、能書きを読み忘れた。 ところで最近の京都は、朝晩が涼しくしのぎやすい。これくらいの気温だと、夏をすごすのも比較的楽だ。特に節電…