2025年09月05日10:00 カテゴリ国際外交 西側諸国が「うらやむ」中ロ朝の再結束 中国、ロシア、北朝鮮の首脳がそろい踏みしたのは66年ぶり。抗日戦争勝利80年記念式典に出席したプーチン氏と金正恩氏が習近平氏を囲む姿の写真や動画は世界で報じられました。また金正恩氏が習近平氏と会うのも6年ぶりとあり、一時不仲説や北朝鮮放置説もあった中で今回の結束は写真以上の意味があると見ています。 一般の方からすれば「へぇ」ぐらいにしか思われないかもしれませんが、外交や国の政策を考える立場の人たちからすれば「ついにこの日が来たのか」という感じではないでしょうか? 先日書いた民主主義と権威主義の話に近いかもしれませんが、中国とロシアは陣営作りを時間をかけて着実に進めてきており、それはより大きく、そしてより強化しつつあるように感じます。BRICSやら一帯一路といった政策のみならず、うがった見方をすればロシ