まだ日本に住んでいた頃、よく会社の人たちとお昼を食べに行った焼き鳥屋さんがありました。 この店、なんかどうもツボで、頻繁に通っていました。 何がそんなにツボだったかと言うと、店の運営がなんかちょっと間違っているのです。 まず、店員さんが全員おじいちゃんで、かなりの高頻度で注文を間違えます。全員が謎のワイヤレス・ヘッドセットをしているのですが、それを使って通話をしていることを見たことがありません。また、料理が出てくるのにめちゃくちゃ時間がかかるんですね。しかも頼んだものと違うものが運ばれてくるというギャグ付きです。なので、料理が来るまでドキドキが続くんですね。最高すぎて頻繁に行っていました。 ただ、この店の魅力に共感してくれる人、あんまりいなかったんですね。僕が「あの焼き鳥屋さんに行こう」と提案すると、嫌な顔する人もいました。 さて、僕の部下の一人に、この店を贔屓にしている女の子がいました。