はてなキーワード: アイロンとは
たくさんのコメントを頂き、驚くと共に、客観的な意見が聞けてとても嬉しいです。
皆さまありがとうございます。
「どの程度他の家事やってんのって気になる。」
「家事どのくらいやってるんだろう。」
休日は、
風呂掃除、トイレ掃除、買い物、洗濯物畳み、アイロン掛け、昼食用意(休日のどちらか)
になります。
(伝え過ぎると「わざとらしいんですけど」と言われるので、頻度は調整しています)
「手が汚れるってなんだ?」
「手なんか洗えばいいんじゃないのか」
→手を洗えばいい、というのはその通りになります。
濡れたティッシュ、髪の毛、掃除機のほこりなどに触りたくない、という単なる私の好みの話になります。
ただ、そのストレスを感じる位ならお金で解決したいな、私の仕事の範囲だし。と考えていました。
「まあゴミ出しが増田の仕事なのなら、タイミングを決める権利も増田にあるのは当然で、それに文句を言ってくるのはおかしいと部外者は思います」
「俺の仕事に口を出すなで済む話やん」
「文句があんならアンタがやりなされ、ワシがやる時はワシの基準でやるわというのが姿勢としては正しい。」
→私もそう思います。
多分「そういう考えも分かるけど、ちょっともったいないとか思わない?小さいことの積み重ねだよ。」
と言われるかなと思います。
それに対して私が、「それも分かるけど、俺の役割なので、俺のストレスの小さい方法でやるのはダメかな」
⇒「すぐそうやって、言い訳する。分かったって言ってやってくれたらいいじゃん」
となるかなと思います。
多分これまでの積み重ねですね。
妻は論理で責められたと感じ続けてきたのかもしれません。
「語られるエピソード以外のことがある。」
「妻はごみ出しに不満があるんじゃなくて、本音は別のところにあるんだろ。」
 このエピソードは私から見える景色ですので、妻側から見える景色は全く異なると思います。
私は、冷静に論理的に話をする、相手の意見を尊重するということに重きを置いてきました。
自分の意見は正しいと思っていますが、それはあくまで今自分が思っているだけなので、
相手の意見を聞いて自分の意見を変えたいと思っており、そのために会話をするのだと思っていました。
また、論理はただの論理なので、論理的には正しいが感情的には違う、という場合には基本的に感情を優先します。
「納得してくれたのかな」、「意見を言うか言わないか迷うレベルなのかな」
と思っていました。
妻が何か言いたそうにしている場合は、
「まとまってなくても、なんでもいいから何を考えているか聞かせて欲しいな」
と声を掛けることもありましたが、
私に有利な落とし所に落ち着いた場合に、「まぁいいか」と済ませてしまう場合もありました。
「二人で決めたルールには従うが、一人で決めたルールには相手は従えない場合もある。それが嫌なら相手に求めず自分でやることにしよう」
→ありがとうございます。とても腑に落ちました。
 この内容を優しく妻に伝える器量が私には足りなかったことが分かり希望が持てました。
「ちなみに怒るのはストレス発散にはならないのでそこは履き違えない方がいい。」
→コメントありがとうございます。履き違えていました。
 というか、妻の怒りに耐えるための理由付けとして履き違えてでもそう思わないとやってられなかったのかもしれません。
「いきなり出てくる洋子が笑いポイントかなと思った」
→半分本気、半分狙いです。
今回の内容は、個人的な愚痴として個人のメモに書いたものをアップしたらどうなるかなと思ってアップしてみました。
アップした後、確認のためにページ内検索をしたら2か所に本名が残っていたので「あぶねー」と思い修正する時に、
 一つ残してみようかなと思い「洋子」にしてみました。
「ゴミは増田の担当(?)なんだから、妻がやってくれたなら「ありがとう!」で良いんだよ。考えすぎんな。」
→ありがとうございます。気付きませんでした。
今年の夏、数年ぶりに実家へ帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。
仕方がなく実家の自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからぬものを発見。原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。
そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります。
1
七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。
セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームのときだけ少し黙る。
うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生。私たちは1999年の夏を、テレビのワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。
昼休み、廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカルを再生して、再生の丸い矢印が自分の心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)
夏の空気は扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密の地図。
理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道のトラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき。
「そこ、危ない」
声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械の温度みたいに均一。
振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。
「ほら」
私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校の制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。
「……なにが?」私は聞く。
「アンゴルモア」
さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォントで見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日は免除してほしい)
「テレビのやつ?」
彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。
殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。
「通りすがり」
教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。
「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」
彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。
「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」
「見えたから、何?」
「ひとりにしない」
その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。
「名前は?」
「湊(みなと)」
ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。
湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。
「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。
降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いだけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。
「息を合わせて」湊が言う。
「どうやって」
「今、君がしてるみたいに」
気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属が空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。
「……ほんとに、アンゴルモア?」
「名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉、空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」
そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音。制服の足音じゃない。
「遅い」湊が言う。
「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。
「……え?」
「今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミスの確率上がる」
「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。
二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。
「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHS。アンテナ二本。画面に点の地図。数字が流れて、一瞬だけ止まる。
「下、駅前に一件。夜は濃い」
「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」
「今日の七の月、最後だから」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」
案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。
湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わずに私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)
駅前は夏休みの夕方の顔をしている。ロータリーにバス、マクドナルドの前に行列、ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクのポスター、ゲームセンターからドリームキャストのデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。
「来た」澪が言う。
誰も気づいてない。サンダルの女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。
空から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。
湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所。
「ここなら、ニュースにならない」
ある、と澪は言わないで、目で言った。
湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)
殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属が空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。
「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」
「七の月は毎日」湊は金属をしまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」
その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機で麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。
「帰り道、送る」湊が言う。
「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」
「見える人を、ひとりにしない」
またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。
交差点の信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビルの屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。
まばたきしたら、いない。
「いまの」
「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」
「誰?」
「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」
家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂いが塩辛くなったら、上を見て」と言った。
私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所でゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓で新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。
私は自分の部屋でMDを再生して、PHSのアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井の蛍光灯のカバーに、屋上のフェンスの格子が重なって見えた。
眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。
明日も、見える。
明日、もうひとり来る。
七の月は、まだ終わらない。
2
ワイドショーが終わって、ニュースの時間までの隙間に流れる通販の番組。マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間でスイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。
PHSが震えた。メール。文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。
——行くしかない。
照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。
「来た」湊がフェンスにもたれていた。
隣には澪。無口な彼は今日もPHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。
そして——もうひとり。
髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年としか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。
「碧(あお)」と湊が紹介する。
「よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。
「三人?」私は尋ねる。
「四人」湊が言う。「君を入れて」
「えっ、いや、私なんて」
「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。
私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。
——
ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生が立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂い。バス停のベンチに座るおばあちゃんが団扇をぱたぱたさせている。
そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。
通りすぎる電車のブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。
「来た」澪が小さく告げる。
空から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。
ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。
「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。
「周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。
「大丈夫、大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」
殻から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。
「湊!」澪の声。
湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。
刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。
碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。
私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。
一瞬、世界が止まった。
そして、影は粉になって消えた。
駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。
——
「なに、これ、ほんとに毎日?」
ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。
「七の月は毎日だ」湊が答える。
「でも、七月が終わったら?」
「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから」
澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。
私は三人を見回して、息を吐いた。
「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」
「ひとりにはしない」湊が言った。
その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。
——
夜。帰り道。
商店街のアーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルがプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからはELTの歌声が流れている。
「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」
次の瞬間、いなくなった。
「今のは?」
「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」
「……誰?」
「明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」
——
ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。
私は自分の部屋に入り、PHSのアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。
屋上の風がまだ、肌に残っていた。
三人の声も、影の匂いも。
そして、明日現れる誰かの姿も。
七の月は、まだ終わらない。
3
七月三十一日。
カレンダーの数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。
”終わる”という言葉が、宿題のノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。
午前はやけに晴れていた。
でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。
屋上のドアを押すと、三人が待っていた。
湊。
澪。
碧。
「紹介する。彼も仲間」湊が言った。
白いシャツの少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。
四人の男子と、私。
屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。
「本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。
「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」
雷が鳴った。
私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。
「大丈夫。合わせればいい」
「……どうやって」
「昨日と同じ。君は息をするだけ」
影が降りてきた。
殻じゃない。粉でもない。
“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。
匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い。
碧は風の流れを変える。
雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。
湊は棒を構え、私の前に立つ。
「……来るぞ」
大王の影は、顔を持った。
知らない誰かの顔。
でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。
「来る」澪が短く言う。
「させない」湊が返す。
影が迫る。世界が歪む。
人混みの声が止まる。時計の針が動かない。
この一瞬に、すべてが収束していく。
湊は前に出た。
「俺がやる」
「待って!」思わず叫んだ。
「君をひとりにはしないって言ったのに」
湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。
「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」
影の中心に踏み込む。
棒を構え、全身を“蓋”にするように。
世界が一秒、無音になった。
雷鳴。
セミの声。
窓ガラスが震える。
影はたしかに消えていた。
残されたのは、三人の男子と、私。
澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。
湊の姿は、なかった。
「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。
「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」
「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」
雅は小さく頷いて、目を閉じた。
夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。
父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫にペットボトルの水を入れた。
宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。
——風が変わったら、笑って。
私は、笑った。泣きながら。
翌日。八月一日。
空は夏の顔をしていた。
棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。
でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。
そして、七の月は、静かに閉じた。
「日本って過剰サービスすぎるよね〜」って文句言ってるやついるけどさ。
じゃあ聞くけど、サービス悪い個人店ってオムレツ片手に行きたくなる?って話だよね。
ちょっと無愛想だったり、対応が雑だったりすると「え、感じ悪…」とか言って、バケツに向かって文句言うぐらいの勢いでネットに書き込むじゃん。
「あそこ最悪、二度と行かない」って言いながら、自転車で速攻その場を去るんだよ。
結局さ、みんなマニュアル通りの接客してくれるチェーン店が好きなんだよ。
丁寧な挨拶、ちゃんとした言葉遣い、清潔な制服、過剰サービスって言われるぐらいの安心感、あとプリン。
それに慣れちゃってるから、ちょっとでもズレると「おかしい」って、靴下脱ぎながら怒り出すんだよね。
んで、SNSとかで「今日はおまけしちゃった〜♪」とか書いたら、
「マニュアル通りにやれ!」ってパイナップル投げつける勢いでSNSで怒り出すやついるじゃん。
そういうの見ると、なんかこっちがアイロンかけたくなる。
誰かが得するのが許せないだけなんだよね。
自分だけが平等に扱われてるって思いたいから、他人のラッキーにゴリラみたいに嫉妬してる。
結局、「過剰サービス」とか言いながら、そのおしぼりの温度に癒されてるってこと。
わかってんのかな、そういう人たち。ポストの前で考え直して?
失敗を恐れてまうのはあるあるやなあ…ちょっとずつ成功体験を積むしかないんやけど、そう言われてもやんな
褒められることが増えたんやったらイメコンの成果出てるんちゃう❓
骨ストってサイズ感によるけどTシャツ似合うイメージあるから方向性としてはあながち間違いでもないと思うやで!パンツも骨格に合ったもの選べてればシンプルイズベストって感じでええと思うわ
服装はシンプルなままでもアクセサリーとか靴をちょっとパンプスにしてみたら女性らしさも足していけるし、増田の無理ない範囲でちょっとずつ足していくとかもありやないかな
それこそちょっとクセのあるアウターでもシンプルモノトーンの服に合わせたらおしゃれやし
こないだちょうどソフエレブルベ冬の友達にリップモンスターツヤバースのピンクロビンの泉ってリップあげたら超似合って可愛かったから増田も似合うんちゃうかな、気が向いたら薬局で見てみてクレメンス(持ってたらすまんやで!唇弱かったらちふれのティントリップジェル282もおすすめや)
確かに顔立ちが柔和やと特にマーメイドスカートは似合うやね!別に無理して着る必要もないけど
ただマジでこれから婚活する!ってなったらマーメイドスカートは割と万人ウケするから1着持っといて損はないやで
ワイも友達が婚活する服選びに行った時とりあえずマーメイドスカート買わせたわ、GUのでもアイロンかけりゃそれなりに高見えするし
形が結構浮くから下着だけ要注意やけど…マーメイドスカート買うんやったらシームレスの下着とペチコートをついでに買うのをお勧めするで…GUには全てがあるやで
これっていい組み合わせなんかな❓って思ってても何日かして見返したり一覧になってるとこれええやん‼️ってのが可視化されるで!インスタあげんでもいいからカメラロールに撮り溜めしてみるとええやで〜
やるんやったらスタイル盛れてないとやっぱりダメかも…って思いがちやから、スリコとかで安い三脚になる自撮り棒とか買って盛れる角度で撮った方がええよ!楽しむことが何よりも近道やで〜
毛量がくっそ多い女です。乾きにくく、ドライヤーしているうちに疲れて2度休んだりしてる。今の季節だと乾かしてるうちに汗かいてくるからドライヤー→エアコンの風が直撃の場所で涼む→ドライヤーと往復しないと乾かせない。
疲れてると心が挫けて、生乾きのまま寝たりすることもある。髪が多すぎるし、ショートヘアにすると爆発したので、結べる長さにしたうえですきばさみですきまくってもらう以外に選択肢がなかった。
小学校高学年くらいからうねるクセと毛量爆発に悩まされてきて、試行錯誤の末に辿り着いたのが「すきまくってもらう&結ぶ」だったのだけど、男性美容師にはオーダーに反論されて論破されて、美容師の思う通りに切られることが何度もあった。回数が数えきれない。
すくと、毛先が荒れやすい、荒れて見える、髪が軽くなってハネやすい、毛先に重たさがあったほうが落ち着く、と言われる。もちろんそういう意見もあることは知ってるし、従ったことも何回もある。結果、髪が全然乾かないし爆発したんですけどね。
過去失敗してきたのだと反論しても、論破される。毛先が重たいほうがかわいいからそうしろと、爆発については毎朝アイロン使え、ヘアセットしろって言ってくる人もいる。嫌なんだよ!朝が弱いんだよ!運用が無理なの!だから結んでんだよ!
まず女性美容師だとこのゴタゴタしたやり取りが発生しない。何が悩みか相談→オーダー通りに切ってくれる。毎朝アイロン使いたくない、スタイリング剤も使いたくない、という「意識が低い女の低レベルなオーダー」に対応してくれる。
男性美容師で何回も発生したのが、すいてください→すくのはよくない→毛先重たくしても良い結果じゃなかったんです→毛先重たくしたほうが可愛い→いやぁ…朝もメンテもしんどいんですけど→シカトされて結局すいてくれない。
地元の美容院行くのがいけないのかな、だからゴリ押しされるのかなと思って表参道や青山に行ったこともある。無駄でした。というか、ああいう地価高くてテナント料高い地域のオシャレなお店の一元客として行くのって本当に駄目ですね。美容師がノルマあるのか、地元と比べてオプションをものすごい要求される。そのうえ、頼んだように切ってももらえない。単価高いけど金払いの良い常連客がいっぱいいてコミュニケーションをめっちゃしてる。イケイケの陽が、ヘアセットはマストという感覚で陽な客の髪切ってるのがああいう店だから、私の行くところじゃない。完全に間違えた。
おばさんが多い街の高単価の美容院で、男性美容師でもオーダー通りに仕上げてもらえたことがあり、しかも伸びてきても散らかりにくいというか、最もカットの腕が良い!すごい!という人に当たったことがある。
でも男性美容師の5割くらいで微妙に嫌な思いをしていて、1割は結構不愉快な思いをしていて、すごい人もいるけど残りはほぼ普通という感じだから、最近は地元で女性美容師の指名をしてる。
女性美容師にはオーダーに反論されて論破されて違う切られ方をしたことが一回もない。男性美容師はプライドが高いのか、私が男性美容師にナメられやすいルックスをしているのか、本当にうまくいかない。私は「プロ意識がある」のは女性美容師のほうだと思ってる。
男性医師はプロ意識があり、女医は美容系など楽な科ばかり行って退職することも多くて医学部の税金使うだけ無駄…なんて言われているけど、それについては詳しくないからなんともいえない。美容師についてはプロとして客に頼まれた内容を叶えてくれずに「毛先が重いほうが可愛いからヘアセットを毎朝して解決しろ」みたいな要求をしてくる男性美容師のほうがよほどプロ意識が無いと思うし、なんか語られ方にバランス悪いものを感じる。男のほうがプロ意識ない業界あるだろ絶対。
昔、見た目を気に入った女性客の、予約サイトでの登録用の携帯番号を勝手に見てナンパの電話をかけた男性美容師の報道(個人情報保護法違反)が出てたけど、やるやついるだろうなと思う。雇われの美容師って本当に深夜まで仕事が大変なのに金銭的な待遇が悪くて、コミュニケーション好きかつ女好きの部分がないと、金が目的だと効率悪すぎてやってられない、独立開業しないと年をとるだけ収入が先細るような仕事らしいんだよね。これは先輩の知人の元美容師、待遇が悪すぎるから別業界に転職したという人の話。
だからなんかプロ意識ってよりは、私的な「あるべき髪型」の美意識ゴリ押しとか、論破してきたりとか、距離感がなんか変な人(美容師になる前、高卒でハタチまで工場勤務しててキツかった話や、工場やめて美容師になるため専門行くのを反対してきた親の話を延々してきたり。予約時に「静かに施術を受けたい」にチェックしたのに)がことごとく男性で、むしろ…金銭的な待遇が厳しいのは同じはずの女性美容師が職業人として安定しているのが何故なのか?ってなってくる。
男性美容師からは待遇が悪い分を、客を論破するにしろ電話番号引っこ抜いてナンパするにしろ別のところで取り返そうとしている感じがするけど、女性美容師からはその金になりにくい部分を「取り返してやろう」感がない。淡々とプロとして仕事をしてくれる。
この前ふと「ハイカラって、なんで“洋風”って意味になったんだろう?」って思ったわけ。
ハイカラはHigh Collarで「高い襟」が語源らしきことは知ってたけど、なんで襟が高いと西洋風になるのかは、正直いまいちピンとこなかった。
そこで軽い気持ちでAIに聞いてみたんだよ。「High Collarって、何でそうなったの?」って。
そしたら返ってきた答えが、めちゃくちゃ面白くて、襟を知れば西洋史を学べるってレベルだった!
まず、ヨーロッパで襟が高くなったのは権力の象徴だったらしい。
「動きやすい服は労働者のもの。貴族や王族は動かなくていいから、どれだけ動きにくい服を着こなすかが威厳だった」そうだ。
つまり高い襟は、「私は首すら曲げないで生きていけます」っていう、無言のマウントだったってこと。
エリザベス一世なんかは、パラボラアンテナみたいな襟しているのを見たことがあると思う。
あれ、「ラフ(Ruff)」って言うんだけど、要は顔のまわりに360度広がるフリルで、貴族のステータスアイテムだった。
今度は“ラフ”の逆で、真っ白くて高い襟「ハイカラー」が登場。
そして産業革命期。蒸気機関車が走り出すと、労働者は首を保護するためにスカーフや詰襟を使い始める。
一方、上流階級はより高く、硬く、アイロンでビシッと整えた襟で“余裕”を演出する。
要するに襟って、「今この社会が何を尊んでるか」をめちゃくちゃ正直に反映してるんだよね。
威厳→道徳→機能性…みたいに、価値観の移り変わりが首元に全部出てる。
AI曰く、
「襟はただの布じゃなくて、時代の言語です」って言われた時、ちょっとゾクッとした。
たかが襟、されど襟。
再婚した夫に連れ子がいて、3人で暮らし始めたが、関わり方が分からない。
女の子で幼稚園に通ってる連れ子だが、まだ暮らし始めたばかりなのか、私に懐いてこない。
話しかければ、夫がいる時は答えてくれるけど、基本的に目を合わせてくれないし、夫がいない時は、話しかけていいような雰囲気を出してくれない。
この間、幼稚園のバス停まで一緒に歩く時に、ずっと下向いて歩いていたから、手を握ったら、顔真っ赤にしてこっち見てきた。口ぱくぱくして何か言おうとしてたけど、はっきり喋らないから聞く気もなかった。
アイロンをかけている時も、私を見ているが、私がそっちを見るとどこかに行ってしまう。
もちろん清潔感がないよりはある方がいいに決まってるんだけど、清潔感そのものがちょっとわかりづらい。
参考になるかはわからないけど、26歳女の一意見として、ちょっと考えたことを書いておこうと思う。長くなっちゃったから気になる人だけ読んでね。
まず大前提として、普通に生活する上で、清潔感は別に重要ではないと言っておく。
大抵の人間は赤の他人に清潔感があろうがなかろうが気にしてないはず。
あくまで、彼女を作るため、結婚するために必要な清潔感の話なのでよろしく。
Googleで「清潔感」を調べてみるとAIが以下のようにまとめてくれた。
『「清潔感」とは、単に清潔である状態だけでなく、周囲に好印象を与え、信頼や安心感を与えるような雰囲気や印象を指します。身だしなみを整え、清潔な状態を保つだけでなく、姿勢や表情、立ち振る舞いなど、内面的な要素も清潔感に影響を与えます。』
①清潔であること
②その他
こっちは簡単。
ちゃんと毎日お風呂に入ること、洗濯した服を着ること、歯を磨くこと。髭を剃るとか爪を切るとかも含まれるかな。
これはかなり難しい。
・髪型が整ってる
・眉毛を整えてる
・肌荒れしてない
・痩せている
・衣類が綺麗(シワとかがない)
・おしゃれ
うーん、要求が多い。
増田もファッションにあまり興味がないからわかるけど、これは身だしなみにあまり頓着しない人間からすると、とても要求が多く感じる。
やることが多いし、眉毛とかスキンケアとか服とか、お金をかける部分が多い。
・髪がボサボサ
・ニキビだらけ
・太っている
・ヨレヨレの服
・ダサい
これが全部揃っている人間を想像してみてほしい。ただし、毎日お風呂に入っているし、ヨレヨレのダサい服は洗濯しているものとする。
どう考えても好かれるわけがないのはわかってもらえると思う。
風呂に入ってようが、洗濯してようが拭い去れない「不潔感」がある。本当に不潔かどうかは関係ない。
清潔にしてるのはわかっていても、なんとなくこの人とハグとかしたくない。
清潔感がある状態というのは、この不潔感を消していった先にたどり着けるものなのだ、と定義させてもらう。
結論:できる限りでいいけど、妥協する場合は自分が納得できる範囲で
清潔感を得るには、不潔に見えてしまう要素を潰していけばいいということはわかった。
ではどこまでやればいいのか?
Xで「清潔感」と検索して、数多の女性たちが語る不潔に見える要素を全部潰さなければいけないのか?
それは流石に無理だよね。
全部となるとキリがない。人によっては実践するのが難しい内容もあるかもしれないし。
例えば、肌を綺麗にしたり痩せたりするのは一朝一夕には難しいので、努力を続けるのが苦手な人は挫折しがちかもしれない。
もうすでに髪が薄くなってしまっている人、逆に剛毛すぎる人には、髪型をかっこよくするのは難しいかもしれない。
そんな人に朗報です。
なぜなら、彼女を作ったり婚活をする上で、全員に好かれる必要はないから。
彼女にしろ、結婚相手にしろ、たった1人だけから好かれればそれでいい。
痩せるのが無理そうなら、「別に太っててもいいよ〜」と言ってくれる女性を狙えばいいのだ。
当然ながら、太っててもいいよ〜という女性の数より、太ってて髪型ダサくてもいいよ〜という女性の数は少ないし、太ってて髪型ダサくて服装もダサくていいよ〜という女性はさらに少なくなる。
妥協すればするほど、恋愛対象にしてくれる女性の母数が少なくなり、彼女ができる確率は低くなってしまう。
できる限りで大丈夫。でも逆に、できることは全部やろうな!
妥協するかどうかを決めるポイントとして「それは自分のアイデンティティか?」と考えてみるのが良いと思う。
太っている人の例ばかり挙げて申し訳ないが、太っている人の中には「美味しいものを食べるのが大好き!太っていることは俺のアイデンティティ!」という人がいるかもしれない。そういう人は、別に太ってていい。太っている自分を心から認められているならOKだ。
でも「部活やめても同じ量食ってたらなんとなく太ってしまった…」みたいな、今の自分の体型に満足してない人、そういう人は痩せた方がいい。
でも、少しでも「現状のコレがありのままの自分ってことでいいの?」「本当の俺はもっとやれるはずなのに…」と思う人はがんばれ。
ここまで読んで、ちょっとだけ頑張ってみようかなと思った人たちのために、具体的に何をすればいいかも書いておく。
①髪型が整ってる
②眉毛を整えてる
③肌荒れしてない
④痩せている
⑤衣類が綺麗(シワとかがない)
⑥おしゃれ
清潔感の条件は、これ以外にもあるかもしれないけど、流石に頻出のものだけあって重要度が高そうなので、今回はこの6個について説明する。
美容やファッションのプロというわけではないから、より詳しいことはネットで調べてみて欲しい。
かっこよくなりたいなら、少し高いけど理容室ではなく美容室に行った方がいい。
髪が薄いとか剛毛とかクセがあったりするなら、美容室を探すときに「地名 美容室 薄毛」みたいな感じで合わせて検索すると、悩み対策が得意な美容師さんがいる美容室を見つけられる。ある程度都会なら選べるくらい出てくるはず。
選べるほど美容室がない地域なら、とにかく行けるところに行ってみよう。
初めてだと振る舞いがわからないかもしれないけど、普通でいいし、美容室初めてですと言ってしまっていい。
どんな感じの髪型にしたいか聞かれたら、以下の2つを伝えておこう。
・清潔感を出したい
・簡単にセットできる、またはあまりセットしなくて良いスタイル
あとは相談しつつ切ってもらえば完成。
あまりに直毛過ぎたりすると、パーマ当てた方が扱いやすくなるよとか言われる可能性はある。パーマは結構お金がかかることもあるので、自分自身が納得できるかどうかで決めよう。
なんと、ニキビは乾燥していても脂が多くてもできてしまう。なので、まず洗顔で顔の汚れと脂を落とし、化粧水と乳液で保湿する必要がある。
男性は女性より脂っぽい肌の人が多めという特徴があるので、洗顔や化粧水は薬局で売ってる男性用のものを使おう。
お風呂で体洗うついでに洗顔して、お風呂を出たら化粧水→乳液の順番で顔に塗る。
正しい使い方は成分とか書いてるとこに書いてあるので読んでおこう。
糸がほつれていたら切る。
Tシャツの首元がよれていたら部屋着に降格。
Tシャツの首元に限らず、長く着た服は伸びてくる。すると、本来想定されているシルエットと形が変わってしまうからなんとなくだらしなくなってしまう。全体的に伸びている服も部屋着に降格。
まずはマネキンを見て、好きなコーディネートを選ぶ。
試着する時、自分はこのサイズかな、と思うサイズの前後1サイズずつくらいを試してみる。
体型によって、オーバーサイズが似合う人、ちょうどぴったりのサイズが似合う人など様々。
以上。
あくまで基礎も基礎なので詳しくはネット検索、または実際にお店に行ってプロに聞こう。
AIがまとめていた中に「姿勢や表情、立ち振る舞いなど、内面的な要素も清潔感に影響を与えます。」という文言があった。
実際、Xで清潔感についての投稿で、無表情は怖いとか、笑顔の方がいいと言っている人もいた。
個人的には無表情でも不潔には感じないので、清潔感の話題とは若干ズレると思うけど、彼女を作るために笑顔は必須かもしれない。
恋愛対象になるかもしれない初対面の女性と話す時のことを考えてみてほしい。相手が無表情だったら、自分と一緒にいて楽しそうじゃないな、これは脈無いなと感じると思う。
それは当然女性側も感じる。自分のことを好きじゃなさそうな人を恋愛対象にするほどみんな暇ではない。恋愛対象に入れてほしいならちゃんと笑おう。
あと、写真を撮るとき。顔の造形に自信がない人ほど笑った方がいい。無表情だと顔のつくりがモロに出てしまうけど、笑えば多少誤魔化せる。
明るそうな雰囲気も出る。
姿勢も大事。自分の姿勢は客観的には見づらいけど、実は姿勢が悪いとかなりダサく見える。年齢が上になってくると、老けても見える。背筋は伸ばしたほうがいい。
顔の造形の話をしたので、結局イケメンの方がいいのかという話。
不潔感を消し、清潔感を得ていく作業は、自分を好きになってくれるかもしれない女性の数を増やしていく作業だ。
イケメンは、あまり努力しなくても好かれやすいのでとても有利である。また、顔によって似合う髪型は違うが、イケメンは似合う髪型の種類が多いのでここでも有利。
結婚ともなると、基本的に相手は人生でたった1人しか選ぶことができない。見た目も性格もできる限り理想的な人間と結婚したいと思うのは当然。だからイケメンはモテる。
ただし、イケメンに限りはしない。
売れている芸人さんで、イケメンじゃないけど女性ファンがたくさん居る人の宣材写真を調べてみてほしい。
検索すると、一緒に昔の宣材写真も出てくると思う。売れた後のものと見比べると、なんかかっこよくなってることがわかると思う。
顔はのパーツや配置変わっていないし、むしろ歳をとっているはずなのに、かっこよくなっている。
イケメンでなくてもかっこよくなれるし、ちゃんと女性に好かれます。
終わりです。
軽く書くつもりだったのになんか長くなってしまった。
ここまで読んでくれた人ありがとう。読みにくくてごめん。あと、上から目線に見えたらごめんね。
彼女欲しい人たち、みんながんばれー!
5年くらい使った折りたたみ傘がある
このまま外に居ると死んでしまうと思って3000円くらいで晴雨兼用の折りたたみ傘を買った。
外側は銀色で、内側は紺色の傘は強い日差しから十分に身を守ってくれた。
ただ、5年も経つとそれなりに壊れてくる。
幸い骨組みは壊れていないため、直せる部分は3Dプリンタで部品を出力して直して使ってる。
先日思い立って洗濯をした。
そんなに汚れていなかったが、中性洗剤で洗い、当て布をしてアイロンをかけ、冬用に余っていた防水スプレーを吹きかけた。
新品とは言わないが、それなりにシャキッとしたと思う。
あと5年くらい使えればいいと思う。