新元号が「令和」になったことで、あらためて「平成」や「昭和」を振り返る機運が盛り上がっています。 第二次世界大戦が終わると、すべての国で出生率が大きく上がるベビーブームが起きました。日本では「団塊の世代」と呼ばれ、1947年から49年までの3年間の合計出産数は800万人を超え、日本の人口ピラミッドのなかで突出したブロックを構成しています。 1960年代後半に青年期を迎えた彼らは、フォークやロックなど欧米の新しい音楽を真っ先に取り入れ、安保闘争などの学生運動にかかわったのち、70年代には「企業戦士」として戦後の高度成長を牽引します。昭和は戦前と戦後に分かれますが、多くのひとがイメージする「昭和」は80年代末のバブル経済で頂点に達するこの時期でしょう。 元号が昭和から平成に変わる頃、団塊の世代は40代前半で、子育てにもっとも経済的負担のかかる時期にさしかかっていました。バブル崩壊は彼らの人生設
ごまたん @gomachan_ks 90歳の祖父が『少しでも世間様に迷惑掛けないように』と認知症を発症する10年以上も前から準備していた事を紹介します。 世話をしている両親いわく『多少は大変だけどおじいちゃん自分で対策してたから…同世代の他所の家庭よりかなりラクだと思う』とのこと。 pic.twitter.com/geZC2s4jSW 2019-04-20 09:39:42 peacekeeper @peacekeeper46 @gomachan_ks 全ての老人がこうすべき!とは言えません。ただ、やはり、いかに親しい身内だとしても、介護する側の人生や命が削られるという現実がある以上、こういう対処は、素直にありがたいと思うし、尊敬します。免許返納、見習いたいものですね。 2019-04-20 12:24:19
中国でも中高年を狙った詐欺が横行している。アリペイではこのような詐欺被害を守るため、最高24時間まで送金を遅らせることができる機能、不審な送金をすると息子、娘などのスマートフォンに通知が飛ぶ機能などを用意していると北京日報が報じた。 発生件数は横ばいでも、被害金額が急増中 中国でも特殊詐欺はあるどころか、横行をしている。特にスマホ決済が普及してからは簡単に送金ができるようになったため、被害者が続出していて、大きな社会問題になっている。 セキュリティプラットフォーム「猟網プラットフォーム」が、把握をしている特殊詐欺の件数は2018年で2万1703件。これはプラットフォームに通報があって分析対象になった件数のみなので、実際にはこの何倍の規模になっているのかわからない。 発生件数はこの5年間、ほぼ横ばいだが、一人当たりの被害額が2万4476元(約41万円)となり、急増している。この5年間、被害額
サービス精神 @antihospitality 認知症の人の行動は他者からは理解できないように見えるけど、本人にはちゃんとしたストーリーと理由があるのだ…俺介護してくれる人いるだろうか… twitter.com/yoshidamikiko/… 2019-01-11 11:00:51 めう @realthings_M @YoshidaMikiko 職場で見て泣いてしまいました。 母はこれからゆっくりと認知症に向かっていく病状なのですが最近自宅のことを生家の住所で呼ぶようになってきて、そういうことなのかと合点がいきました。 ありがとうございました。 2019-01-11 12:09:28 不知火40 @sirasira36 @YoshidaMikiko 現役で介護・医療系の仕事をしております。 いや、素晴らしい表現です。いくら文章で書いたとしても、わかりにくい認知症高齢者の心境をわかりやすく伝
第四次・安倍内閣が「持続可能な全世代型社会保障制度」とか言いだしてて、そのネーミングの巧妙さに心から感心した。 「高齢者福祉の抑制」というまったなしの政策を、どれだけ高齢者の票に影響を与えず言い換えるか。 について厚労省と財務省と官邸があつまって知恵をしぼり、みごとにひねり出したコピーなんだろうな。 まっ、これ=「高齢者福祉の抑制」に限らず、日本としては「そろそろ逃げられないこと。さすがにやらねばならなくなったこと」が増えてきてると感じます。 今回、社会保障制度改革と並び打ち出された外国人労働者の積極的な受入れ策もそう。 これも「いずれ避けられない」とみんなわかってたけど、国民のアレルギーが高くてなかなか言い出せなかった。 でも産業界だけでなく消費者の多くも人手不足を痛感しはじめたこのタイミングなら受け入れられる。だからようやく俎上にのってきた。 でも、まだまだ「早々にやらねばならぬと既に
「それでリナちゃん、引っ越しはどうするの? やっぱり武蔵小杉?」 昼下がりのカフェ。カウンターに肘をのせ、女性スタッフに親しげに話しかける男性がいた。年齢は、60~70代だろうか。服装はカジュアルで、特段不潔には見えない。 「う〜ん、まだ迷ってるんですよぉ」 “リナちゃん”はコーヒーをセットしながら、笑顔で答えている。 「溝の口なら昔住んでたけど、小杉はわからんなぁ」 この男性、ひとしきり“リナちゃん”と話したあと今度は別のスタッフに声をかけ、新しい客が来たのを機に店奥に引き上げた。カウンターを去る前には「スタッフオンリー」のドアを開けて中に声をかけ、「やっぱ、前のハムの方がうまかったよなぁ!」なんて言っていた。 一連の様子を見ていた私は、てっきりこの男性をカフェのオーナーか何かだと思った。だが果たして、店奥に目をやると、隅っこにある4人掛けの席に男性の“城”とおぼしきものが築かれていた。
2020年、東京オリンピックが開幕する。 56年ぶりに日本にやってきたスポーツの祭典を一目見ようと、会場は熱狂し歓喜に酔った群衆でごったがえし、安全を守る警察官やボランティアなどはてんてこまいの状態だ。ただでさえ警備に忙しいなか、一方で高齢者の迷子や無銭飲食、万引き、暴行などが多発し、通報が鳴りやまない事態が起こる。 警察は保護・逮捕はするが、どうやら身寄りはなさそうだ。彼らは終始暴言を繰り返し、唾を吐き、暴れてまともに取り合えない。それどころか、自分が起こした事件は記憶からすっぽり抜け落ちているようだ。 2年後の日本には、行き場を失った「暴走する高齢者」たちがいたるところに溢れかえる――そんな怖ろしい未来がこの国を待ち受けているかもしれない。ルポライター・中村淳彦氏の緊急レポート。 止まない「業界内マウンティング」先日、厚生労働省は「介護給付費等実態調査」で訪問介護の事業所数が2000年
高齢者も年金もらいながら働く人が増えていると思います。 それは本人達にとっては良いことであっても、一緒に働く若い人にとっては悪いことのほうが多いのです。 若い人に無理難題な仕事量を押し付け、自分はそれよりはるかに少ない仕事量でいいと思っている、仕事をより好みする、身勝手な高齢者が多いように思います。 若いんだから頑張れて当然だという理屈なのでしょう。 私は40代ですが、それでも50代・60代の方から見ればそれでも若いようです。 でも50代・あるいは年金もらい始めている60代の働く人などが、40代の人をこき使うようでは、40代の人が無理をしすぎて心も体も潰れてしまう可能性があるんです。 時給は同じであるのに、仕事量を自分好みに調整してくる高齢者と、 その高齢者が押し付けてくる無理難題な仕事量を死にもの狂いで片付けようとする若い人という構図が、高齢者も年金もらいながら「生き甲斐のために」出来る
この1か月の間に、高齢の両親に「CDプレーヤー」「液晶テレビ」「携帯(ガラケー)」を買ってあげる機会があり、(当然)手配・設置・使い方の教育の全てを行った。 改めて、「日本はアカン」と思った。 言葉では「高齢社会先進国」だとかなんとか謳うのが大好きだけれど、実際には高齢者のことをちゃんと考えた製品づくりなんて全くできていない。 今回買ったもので言うと、 ●「CDプレーヤー」 ・CDが超セットしにくい。コストダウンのためだろうが、かなりの手先の器用さが必要。 ・セットしにくいので、デザイン上は「縦置き」になっているが、実際に本体を寝かせてCDを入れなければならない。そうして蓋を上にすると、ボタンの文字が上下逆になってしまう。 ・なんと超有名電気メーカーのもの(設計から製造まで全て委託だろうけれど) ●テレビ 字幕モードのON/OFFをしようとすると、昔はリモコンに「字幕ボタン」があったが、最
* * * 社会の高齢化に伴い、認知症患者が急増している。厚労省の発表によれば、2012年時点で国内の65歳以上の認知症患者数は462万人にのぼり、2025年には約700万人、高齢者の約5人に1人が認知症になると推計されている。 精神科医の長谷川和夫氏(89)は、1974年に認知症診断の物差しとなる「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表した、認知症医療の第一人者だ。認知症ケア職の人材育成にも尽力してきた長谷川氏は、昨年10月の講演で、自らも認知症であることを明かした。 半世紀にわたり認知症と向き合ってきた長谷川氏が、当事者となったいまの思いを率直に語った。 ◆ ◆ ◆ 長谷川和夫氏(認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長) ©文藝春秋 私は50年以上、認知症を専門としてきました。認知症がどのようなものか、大体のことは分かっているつもりでした。 その私が認知症になって痛切に感じた
「働き方」を変えれば、年金は62歳でも請求できる23歳の春から39年間、会社勤めをして働いてきた。新卒で入社した出版社に20年、その退職日の翌日に転職した出版社で19年。50代からは主に書籍の編集に携わってきたが、気がつくとすでに62歳。秋には63歳となる。 その間、会社の定年退職年齢は60歳から65歳に変更されていた。だが、思うところがあり、今年の2月いっぱいで会社を退職した。ひとことで言えば、「年金をもらいながら働く」道を選びたかったからだ。 年金は65歳にならないともらえないのでは――? と思われる方も多いだろう。収入がある程度あるうちは年金をもらえないのでは――? と感じている方もいるだろう。だが、会社員が加入している厚生年金保険に関しては、働き方を変えることで年金は62歳でも得られる。 「働き方を変える」とは、会社をやめることだ。具体的には、会社員という立場をやめさえすれば、厚生
インターネットが登場した時、ネットによって人々は時間と空間の制約を超えて交流することが可能になり、体験と知見が共有され相互理解が進むと期待された。相互理解は民主主義の基盤であり、ネットは民主主義をより良くすると素朴に信じられていた。しかしながら、現実には相互理解が進むというより誹謗と中傷が跋扈(ばっこ)し、相互批判ばかりが目立つようになった。人々の政治的な意見は左右の二つの陣営にますますわかれていき、社会は分断されているという印象が生まれる。アメリカでは、この分断はデータによって裏付けられており、分極化(polarization)と呼ばれている。 分極化が起きるのは、ネットでは自分好みの情報ばかりを選ぶ一方で反対の意見には接しないという「選択的接触(selective exposure)」が起こりやすく、「エコーチェンバー」現象が加速するからであるとされる。エコーチェンバー現象とは、自分と
世の中には「日本だけ成長していない」と思い込んでいる人が多いようだ。それを根拠に「もう成長できない」とか「脱成長」という人々がいる一方、「財政出動でもっと成長しろ」という人々もいる。これは本当だろうか。世界経済のネタ帳で調べてみよう(原データはIMF)。 まず名目GDPを比較すると、アメリカの成長率が圧倒的に高いが、これは1980年から2016年までに人口が1.44倍になったからだ。同じ時期に日本の人口は1.08倍で、2007年からは減少に転じた。ドルベースのGDPは2013年以降の円安で下がったが、実質成長率はおおむね潜在成長率に見合っており、財政出動で嵩上げしても一時的な効果しかない。 この人口増加率と為替レートを補正して、購買力平価の一人当たりGDPを比較すると、次の図のように日本はアメリカの7割程度だが、フランスやイギリスと同じぐらいだ。成長率もOECDの平均程度で、特に高いとはい
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