トランプの政策パッケージであるMAGAには、日本にとっては、敗戦と同じ程度の問題になることが含まれています。一般にはほとんど知られていないことですから、前号に続き、①トランプ関税、②米国SWF(国家ファンド)への出資の強制(日本に5500億ドル、EUに6000億ドル)、③GDP比5%への軍事費の増加要求(対日本、対EU)、④米国債担保のステーブルコインの発行(GENIUS法)について、それらの政策内容と、2028年まで結果の予想を示します。「驚愕の内容」になるでしょう。 日本は、米国従属のまま唯々諾々と受けいれるか、MAGAへの的確な対策を作って対米交渉に臨むのか。分岐点が、2028年までの3年間に訪れるでしょう。政治的リーダシップが、いまほど求められるときは、戦後80年の歴史になかったと言えます。 (1)見逃しがないように、吉田繁治または吉田繁治チャンネルを登録(無料) (2)吉田繁