ポルトガル、ダークスカイ・アルケバ保護区にあるモンサラス城の上に昇るスーパー&ブルームーン(ひと月に2回満月が現れる現象)。2025年の10月から26年1月にかけて4カ月連続でスーパームーンを見ることができる。なぜ月が一番大きく明るくなるのか、それを観測できるタイミング、そして撮影の方法を紹介しよう。(Photograph by Miguel Claro) 10月6日は中秋の名月、つまり旧暦の8月の十五夜で、翌7日の満月はいつもより明るく見えるスーパームーンだ。おまけに、2025年はなんとスーパームーンが3カ月連続で発生する。10月7日、11月5日、12月5日の満月はそれぞれ「ハーベストムーン」「ビーバームーン」「コールドムーン」と呼ばれており、2025年はそのすべてがスーパームーンだ。めったに見ることができないこの現象について、詳しく解説しよう。(参考記事:「10月の星空9選:スーパーム