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「義理」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 義理とは

2025-11-03

anond:20251103171725

上司とか親じゃない限り教えてやる義理なくね?

2025-11-01

anond:20251101180158

ここがよくわからなかった。

「どんなに汚い仕事でも、給与だけは同じ階級の同期の再就職先より遥かにまれています

文章物語として自然なのは

「どんなに汚い仕事でも、(稼いでいる会社なだけあって)給与だけは同じ階級の同期の再就職先より遥かにまれいるのです

「汚い仕事ではありましたが、幸いにも給与だけは同じ階級の同期の再就職先より遥かにまれています

「こんなに汚い仕事にも関わらず、給与は同じ階級の同期の再就職先より遥かに劣ります

こんな感じかなぁと思う。

そもそもいくらでもこき使っていいと言われるような相手に高い給与を払う義理もない気もする。

(仕組み的に難しくても、なんだかんだ理由を付けて自腹での出費をさせるとかなんとかいじめる方法はいくらでもあるだろう)

2025-10-31

anond:20251031194138

それ以上付き合う義理は無いと言っただけでそこまで付き合う義理はあった

dorawiiより

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anond:20251031193157

「できないなら負けになる」は後出し。こっちは負けてるかどうかという問いに答えたまででそれ以上お前に付き合う義理はない

dorawiiより

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anond:20251031143253

まあお友達向けのパフォーマンスが外から見たらドン引きなのは左の皆さんに言えた義理じゃないんで……

それでも『イーブイをエーブイと呼ぶ男』と娘は、駆け落ち同然の形で養家を離れ、小さなアパートで新しい暮らしを始めた。

養家から遠く離れた、誰も彼らを知らない土地ではあったが、彼は勤勉で優秀だったため、ほどなくして安定した収入を得られるようになった。

しかし、両親との確執や、かつて義理姉弟であったことへの負い目からか、ふたりは、飾り気のない静かな生活を貫いた。

2025-10-30

猟友会も偉そうって、本来救う義理なんかない田舎者を命の危険検挙可能性を受け入れて銃持ち出して救ってんだから偉いに決まっとるやろ

熊に頭殴られておかしくなったのか?死んだ方が良かったかもな

2025-10-28

anond:20251028095922



https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/hiroyoshimura/status/1528206384634150919


でも見返りを求めるなギャオオオオオオオオオオン!!!って鳴いてたじゃん

見返り求めちゃいけないなら支援する義理もないよ

2025-10-27

夫が完璧すぎて辛い

30歳夫婦。

もうすぐ一歳の息子が1人。

子どもが産まれから、夫がすごすぎて私も頑張ってるのに全然認めてもらえない。

例えば私はこの秋から職場に復帰した。

通勤片道1時間半ほどかかる職場へ通い、帰ってから育児をしてヘロヘロで眠りにつく毎日だ。

だがそれは、夫が一年育休を取得し、息子の世話をしてくれているからだ。

私が気兼ねなく働けるのは、夫が育児を全任せしても問題ないスーパー旦那からである

また、私は今年夫の地元に引っ越すために、公務員転職試験を受けている。

これも、受ける選択をしたのも、受験するのも私だが、夫の育休と協力がなければできなかったことだ。

そもそも息子が産まれる時は、義理実家に里帰り出産をしたのだが、当たり前だが産前産後ボロボロの体とメンタルで、めちゃくちゃしんどかった。

ただそれを旦那に言うと、一般的には妻の実家に里帰りする間が男が最後自由になれる時間なのに、俺も両親も頑張って協力したんだよ?と言われる。

もちろん夫は(義両親も)めちゃくちゃ頑張ってくれた。

息子のことを考えて、義理実家に里帰りしたいと言ったのも私だ。


私の頑張りは、完璧な夫によって支えられている。

みんな夫のことをめちゃくちゃ褒めてくれる。

私もそんな夫が大好きだ。


でも、少しくらい私の頑張りを認めてくれたっていいじゃないか

距離通勤仕事して、休みの日はできるだけ息子と向き合って、転職試験受けて、義両親とも良好にやってる私の頑張りも、誰かに認めてほしい。

2025-10-24

伊香保 寺田寅彦

 二三年前の夏、未だ見たことのない伊香保榛名を見物の目的で出掛けたことがある。ところが、上野驛の改札口を這入つてから、ふとチヨツキのかくしへ手をやると、旅費の全部を入れた革財布がなくなつてゐた。改札口の混雜に紛れて何處かの「街の紳士」の手すさみに拔取られたものらしい。もう二度と出直す勇氣がなくなつてそれつきりそのまゝになつてしまつた。財布を取つた方も内容が期待を裏切つて失望したであらうから、結局此の伊香保行の企ては二人の人間失望させるだけの結果に終つた譯である

 此頃少し身體の工合が惡いので二三日保養のために何處か温泉にでも出掛けようといふ、その目的地に此の因縁つきの伊香保が選ばれることになつた。十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸すりの厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。

 途中の淋しい小驛の何處にでも、同じやうな乘合自動車アルミニウムペイントが輝いて居た。昔はかういふ驛には附きものであつたあのヨボ/\の老車夫の後姿にまつはる淡い感傷はもう今では味はゝれないものになつてしまつたのである

 或る小驛で停り合はせた荷物列車の一臺には生きた豚が滿載されて居た。車内が上下二段に仕切られたその上下に、生きてゐる肥つた白い豚がぎつしり詰まつてゐる。中には可愛い眼で此方を覗いてゐるのもある。宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。此等の豚どもはみんな殺されに行く途中なのであらう。

 進行中の汽車から三町位はなれた工場の高い煙突の煙が大體東へ靡いて居るのに、すぐ近くの工場の低い煙突の煙が南へ流れて居るのに氣がついた。汽車が突進して居る爲に其の周圍に逆行氣流が起る、その影響かと思つて見たがそれにしても少し腑に落ちない。此れから行先にまだいくらも同じやうな煙突の一對があるだらうからもう少し詳しく觀察してやらうと思つて注意してゐたが、たうとう見付からずに澁川へ着いてしまつた。いくらでも代はりのありさうなものが實は此の世の中には存外ないのである。さうして、ありさうもないものが時々あるのも此の世の中である

 澁川驛前にはバス電車伊香保行の客を待つてゐる。大多數の客はバスを選ぶやうである電車の運轉手は、しきりにベルを踏み鳴らしながら、併しわり合にのんきさうな顏をしてバスに押し込む遊山客の群を眺めて居たのである。疾とうの昔から敗者の運命に超越してしまつたのであらう。自分も同行Sも結局矢張りバスもつ近代味の誘惑に牽き付けられてバスを選んだ。存外すいて居る車に乘込んだが、すぐあとから小團體がやつて來て完全に車内の空間を充填してしまつた。酒の香がたゞよつて居た。

 道傍の崖に輕石の層が見える。淺間山麓一面を埋めて居るとよく似た豌豆大の粒の集積したものである。淺間のが此邊迄も降つたとは思はれない。何萬年も昔に榛名火山自身の噴出したものかも知れない。それとも隣りの赤城山の噴出物のお裾分けかも知れない。

 前日に伊香保通のM君に聞いたところでは宿屋はKKの別館が靜かでいゝだらうといふことであつた。でも、うつかりいきなり行つたのでは斷られはしないかと聞いたら、そんなことはないといふ話であつた。それで、バスを降りてから二人で一つづゝカバンを提げて、すぐそこの別館の戸口迄歩いて行つた。館内は森閑として玄關には人氣がない。しばらくして内から年取つた番頭らしいのが出て來たが、別に這入れとも云はず突立つたまゝで不思議さうに吾々二人を見下ろしてゐる。此れはいけないと思つたが、何處か部屋はありませうかと聞かない譯にも行かなかつた。すると、多分番頭と思はれる五十恰好のその人は、恰度例へば何處かの役所の極めて親切な門衞のやうな態度で「前からの御申込でなければとてもとても……」と云つて、突然に乘込んで來ることの迂闊さを吾々に教へて呉れるのであつた。向うの階段の下では手拭を冠つて尻端折つて箒を持つた女中が三人、姦の字の形に寄合つて吾々二人の顏を穴のあく程見据えてゐた。

 カバンをぶら下げて、悄々しをしをともとのバスの待合所へ歸つて來たら、どういふものか急に東京へそのまゝ引き返したくなつた。此の坂だらけの町を、あるかないか當てにならない宿を求めて歩き※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない、それよりか寧ろ東京の宅の縁側で咲殘りのカンナでも眺めて欠伸をする方が遙かに有效であらうと思つたのである。併し、歸ることは歸るとしても兎も角も其處らを少し歩いてから歸つても遲くはないだらうとSがいふので、厄介な荷物を一時バスの待合所へ預けておいてぶら/\と坂道を上つて行つた。

 宿屋が滿員の場合には入口に「滿員」の札でも出しておいたら便利であらう。又兎も角も折角其家を目指して遙々遠方から尋ねて來た客を、どうしても收容し切れない場合なら、せめて電話温泉旅館組合の中の心當りを聞いてやる位の便宜をはかつてやつてはどうか。頼りにして來た客を、假令それがどんな人體であるにしても、尋ねてくるのが始めから間違つてゐるかのやうに取扱ふのは少し可哀相であらう。さうする位ならば「旅行案内」などの廣告にちやんと其旨を明記しておく方が親切であらう。

 こんな敗者の繰言を少し貧血を起しかけた頭の中で繰返しながら狹い坂町を歩いてゐるうちに、思ひの外感じのいゝ新らしいM旅館別館の三階に、思ひもかけなかつた程に見晴らしの好い一室があいてゐるのを搜しあてゝ、それで漸く、暗くなりかゝつた機嫌を取直すことが出來たと同時に馴れぬ旅行疲れた神經と肉體とをゆつくり休めることが出來たのは仕合せであつた。

 此室の窓から眼下に見える同じ宿の本館には團體客が續々入込んでゐるやうである。其の本館から下方の山腹にはもう人家が少く、色々の樹林に蔽はれた山腹の斜面が午後の日に照らされて中々美しい。遠く裾野には稻田の黄色い斑の縞模樣が擴がり、其の遙かな向うには名を知らぬ山脈が盛上がつて、其の山腹に刻まれた褶襞の影日向が深い色調で鮮かに畫き出されて居る。反對側の、山の方へ向いた廊下へ出て見ると、此の山腹一面に築き上げ築き重ねた温泉旅館ばかりの集落は世にも不思議な標本的の光景である。昔、ローマ近くのアルバ地方遊んだ時に、「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある。其の湖の一方から見た同じ名の市街の眺めと、此處の眺めとは何處か似た所がある。併し、古い伊太利の彼の田舍町は油繪になり易いが此處のは版畫に適しさうである。數年前に此地に大火があつたさうであるが、成程火災の傳播には可也都合よく出來てゐる。餘程特別防火設備必要であらうと思はれる。

 一と休みしてから湯元を見に出かけた。此の小市街横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。宿屋お土産を賣る店の外には實に何もない町である。山腹温泉街の一つの標本として人文地理學者の研究に値ひするであらう。

 階段の上ぼりつめに伊香保神社があつて、そこを右へ曲ると溪流に臨んだ崖道に出る。此の道路にも土産物を賣る店の連鎖が延長して溪流の眺めを杜絶してゐるのである。湯の流れに湯の花がつくやうに、かういふ處の人の流れの道筋にはきまつて此のやうな賣店の行列がきたなく付くのである。一寸珍らしいと思ふのは此道の兩側の色々の樹木に木札がぶら下げてあつて、それに樹の名前が書いてあることである。併し、流石にラテン語の學名は略してある。

 崖崩れを石垣で喰ひ止める爲に、金のかゝつた工事がしてある。此れ位の細工で防がれる程度の崩れ方もあるであらうが、此の十倍百倍の大工事でも綺麗に押し流すやうな崩壞が明日にも起らないといふ保證は易者にも學者にも誰にも出來ない。さういふ未來の可能性を考へない間が現世の極樂である自然可能性に盲目な點では人間も蟻も大してちがはない。

 此邊迄來ると紅葉がもうところ斑に色付いて居る。細い溪流の橋の兩側と云つたやうな處のが特に紅葉が早いらしい。夜中にかうした澤を吹下ろす寒風の影響であらうか。寫眞師がアルバムをひろげながらうるさく撮影をすゝめる。「心中ぢやないから」と云つて斷わる。

 湯元迄行つた頃にはもう日が峯の彼方にかくれて、夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た。樹木の幹の色彩がかういふ時には實に美しく見えるものであるが、どういふもの特に樹幹の色を讚美する人は少ないやうである

 此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。澤山の旅館の浴槽を充たしてなほ餘りがあると見えて、惜氣もなく道端の小溝に溢れ流れ下つて溪流に注いで居る。或る他の國の或る小温泉では、僅かにつの浴槽にやつと間に合ふ位の湯が生温るくて、それを熱くする爲に一生涯骨を折つて、やつと死ぬ一年前に成功した人がある。其人が此處を見たときにどんな氣がしたか。有る處にはあり餘つて無い處にはないといふのは、智慧黄金に限らず、勝景や温泉に限らぬ自然の大法則であるらしい。生きてゐ自然界には平等存在せず、平等は即ち宇宙の死を意味する。いくら革命を起して人間の首を切つても、金持と天才との種を絶やすことは六かしい。ましてや少しでも自己觸媒作用オートカタリテイツク・アクシヨンのある所には、ものの片寄るのが寧ろ普遍現象からである。さうして方則に順應するのは榮え、反逆するものは亡びるのも亦普遍現象である

 宿へ歸つて見ると自分等の泊つてゐる新館にも二三の團體客が到着して賑やかである。○○銀行○○課の一團は物靜かでモーニングを着た官吏風の人が多い。○○百貨店○○支店の一行は和服が多く、此方は藝者を揚げて三絃の音を響かせて居るが、肝心の本職の藝者の歌謠の節※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はしが大分危なつかしく、寧ろ御客の中に一人いゝ聲を出すのが居て、それがやゝもすると外れかゝる調子を引戻して居るのは面白い。ずつと下の方の座敷には足踏み轟かして東京音頭を踊つて居るらしい一團がある。人數は少いが此組が壓倒的優勢を占めて居るやうである

 今度は自分などのやうに、うるさく騷がしい都を離れて、しばらく疲れた頭を休める爲にかういふ山中自然を索たづねて來るものゝある一方では又、東京では斷ち切れない色々の窮屈を束縛をふりちぎつて、一日だけ、はめを外づして暴れ※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はる爲にわざ/\かういふ土地を選んで來る人もあるのである。此れも人間界の現象である。此の二種類の人間相撲になれば明白に前者の敗である後者の方は、宿の中でも出來るだけ濃厚なる存在を強調する爲か、廊下を歩くにも必要以上に足音を高く轟かし、三尺はなれた仲間に話をするのでも、宿屋中に響くやうに大きな聲を出すのであるが、前者の部類の客はあてがはれた室の圍ひの中に小さくなつて、其の騷ぎを聞きつゝ眠られぬ臥床ふしどの上に輾轉するより外に途がないのである。床の間を見ると贋物の不折の軸が懸かつて居る、その五言の漢詩の結句が「枕を拂つて長夜に憐む」といふのであつたのは偶然である。やつと團體の靜まる頃には隣室へ子供づれの客が着いた。單調な東京音頭は嵐か波の音と思つて聽き流すことが出來ると假定しても、可愛い子供の片言は身につまされてどうにも耳朶の外側に走らせることの出來ぬものである。電燈の光が弱いから讀書で紛らすことも出來ない。

 やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。併し、かうした山腹の湯の町の夜の雰圍氣を通して響いて來る此の民衆音樂の調べには、何處か昔の按摩の笛や、辻占賣の聲などのもつて居た情調を想ひ出させるやうな或るものが無いとは云はれない。

 蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐ家族連の客があつた。此れも存在の鮮明な點に於て前述の東京音頭の連中と同種類に屬する人達であらう。

 夜中に驟雨があつた。朝はもう降り止んではゐたが、空は低く曇つてゐた。兎も角も榛名湖畔迄上ぼつて見ようといふので、ケーブルカー停車場のある谷底下りて行つた。此の谷底停車場風景は一寸面白い。見ると、改札口へ登つて行く階段だか斜面だかには夥しい人の群が押しかてゐる。それがなんだか若芽についたあぶら蟲か、腫物につけた蛭の群のやうに、ぎつしり詰まつて身動きも出來さうにない。それだのにあとから/\此處を目指して町の方から坂を下りて來る人の群は段々に増すばかりである。此の有樣を見て居たら急に胃の工合が變になつて來て待合室の腰掛に一時の避難所を求めなければならなかつた。「おぢいさんが人癲癇を起こした」と云つてSが笑出したが、兎も角も榛名行は中止、その代りつい近所だと云ふ七重の瀧へ行つて見ることにした。此の道筋の林間の小徑は往來の人通りも稀れで、安價なる人癲癇は忽ち解消した。前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた。

 七重の瀧の茶店で「燒饅頭」と貼札したものを試みに注文したら、丸いパンのやうなもの味噌※(「滔」の「さんずい」に代えて「しょくへん」、第4水準2-92-68)を塗つたものであつた。東京下町若旦那らしい一團が銘々にカメラを持つてゐて、思ひ思ひに三脚を立てゝ御誂向の瀧を撮影する。ピントを覗く爲に皆申合せたやうに羽織の裾をまくつて頭に冠ると、銘々の羽織の裏の鹽瀬の美しい模樣が茶店に休んでゐる女學生達の面前にずらりと陳列される趣向になつてゐた。

 溪を下りて行くと別莊だか茶店だかゞあつて其前の養魚池の岸にかはせみが一羽止まつて居たが、下の方から青年團の服を着た男が長い杖をふりまはして上がつて來たので其のフアシズムの前に氣の弱い小鳥は驚いて茂みに飛び込んでしまつた。

 大杉公園といふのはどんな處かと思つたら、とある神社杉並木のことであつた。併し杉並木は美しい。太古の苔の匂ひがする。ボロ洋服を着た小學生が三人、一匹の眞白な野羊を荒繩の手綱で曳いて驅け※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)つてゐたが、どう思つたか自分が寫眞をとつて居る傍へ來て帽子を取つてお辭儀をした。學校の先生と間違へたのかどうだか分らない。昔郷里の田舍を歩いて居て、よく知らぬ小學生に禮をされた事を想ひ出して、時代が急に明治に逆戻りするやうな氣がした。此邊では未だイデオロギー階級鬪爭意識が普及して居ないのであらう。社前の茶店葡萄棚がある。一つの棚は普通のぶだうだが、もう一つのは山葡萄紅葉てゐる。店の婆さんに聞くと、山葡萄は棚にしたら一向に實がならぬさうである。山葡萄は矢張り人家にはそぐはないと見える。

 茶店の周圍に花畑がある。花を切つて高崎へでも賣りに出すのかと聞くと、唯々お客さんに自由に進呈するためだといふ。此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか、妙にのんびりした閑寂の別天地である。薄雲を透した日光が暫く此の靜かな村里を照らして、ダリアコスモスが光り輝くやうに見えた。

 宿へ歸つて晝飯を食つてゐる頃から、宿が又昨日に増して賑やかになつた。日本橋邊の或る金融機關の團體客百二十人が到着したのである。其爲に階上階下の部屋といふ部屋は一杯で廊下の籐椅子に迄もはみ出してゐる。吾々は、此處へ來たときから約束暫時帳場の横へ移轉することになつた。

 部屋に籠つて寐轉んで居ると、すぐ近くの階段廊下を往來する人々の足音が間斷なく聞こえ、それが丁度御會式の太鼓のやうに響き渡り、音ばかりでなく家屋全體が其の色々な固有振動の週期で連續的に振動して居る。さういふ状態が一時間時間[#「二時間」は底本では「二間時」]三時間と經過しても一向に變りがない。

 一體どうして、かういふ風に連續的に足音や地響きが持續するかといふ理由を考へて見た。百數十人の人間が二人三人づつ交る/″\階下の浴室へ出掛けて行き、又歸つて來る。その際に一人が五つの階段の一段々々を踏み鳴らす。其外に平坦な縁側や廊下をあるく音も加はる。假に、一人宛て百囘の音を寄與コントリビユートするとして、百五十で一萬五千囘、此れを假に午後二時から五時迄の三時間、即ち一萬八百秒に割當てると毎一秒間に平均一囘よりは少し多くなる勘定である。此外に浴室通ひ以外の室と室との交通、又女中下男の忙はしい反復往來をも考慮に加へると、一秒間に三囘や四囘に達するのは雜作もないことである。即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。唯々面白いのは、此の何萬囘の足音が一度にかたまつて發しないで、實にうまく一樣に時間的に配分されて、勿論多少の自然的偏倚は示しながらも統計的に一樣な毎秒平均足音數を示してゐることである。容器の中の瓦斯體の分子が、その熱擾動サーマルアヂテーシヨンのために器壁に反覆衝突するのが、いくらか此れに似た状況であらうと思はれた。かうなると人間も矢張り一つの分子」になつてしまふのである

 室に寐ころんだ切り、ぼんやり此んなことを考へてゐる内に四時になつた。すると階下の大廣間の演藝場と思はれる見當で東京音頭の大會が始まつた。さうして此れが約三十分續いた。それが終つても、未だその陶醉的歡喜の惰性を階上迄持込[#「持込」は底本では「持迄」]んで客室前の廊下を踏鳴らしながら濁聲高く唄ひ踊る小集團もあつた。

バス切符を御忘れにならないやうに」と大聲で何遍となく繰返して居るのが聞こえた。それからしばらくすると、急に家中がしんとして、大風の後のやうな靜穩が此の山腹全體を支配するやうに感ぜられた。一時間前の伊香保とは丸で別な伊香保が出現したやうに思はれた。三階の廊下から見上げた山腹の各旅館の、明るく灯のともつた室々の障子の列が上へ上へと暗い夜空の上に累積してゐ光景は、龍宮城のやうに、蜃氣樓のやうに、又ニユーヨークの摩天樓街のやうにも思はれた。晝間は出入の織るやうに忙がしかつた各旅館の玄關にも今は殆ど人氣が見えず、野良犬がそこらをうろ/\して居るのが見えた。

 團體の爲に一時小さな室に追ひやられた埋合せに、今度はがらあきになつた三階の一番廣く見晴らしのいゝ上等の室に移され、地面迄數へると五階の窓下を、淙々として流れる溪流の水音と、窓外の高杉の梢にしみ入る山雨の音を聞きながら此處へ來てはじめての安らかな眠りに落ちて行つた。

 翌日も雨は止んだが空は晴れさうもなかつた。霧が湧いたり消えたりして、山腹から山麓へかけての景色を取換へ取換へ迅速に樣々に變化させる。世にも美しい天工の紙芝居である。一寸青空が顏を出したと思ふと又降出す。

 とある宿屋の前の崖にコンクリート道路と同平面のテラスを造り其の下の空間を物置にして居るのがあるのは思ひ付きである。此の近代設備の脚下の道傍に古い石地藏が赤い涎掛けをして、さうして雨曝しになつて小さく鎭座して居るのが奇觀である。此處らに未だ家も何もなかつた昔から此の地藏尊は此の山腹の小道の傍に立つて居て、さうして次第に開ける此の町の發展を見守つて來たであらうが、物を云はぬから聞いて見る譯にも行かない。

 晝飯をすませて、そろ/\歸る支度にかゝる頃から空が次第に明るくなつて來て、やがて雲が破れ、東の谷間に虹の橋が懸つた。

 歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。山を下つて氣壓が變る爲に鼓膜の壓迫されたことを云つて居るらしい。唾を飮み込めば直るといふことを知らないと見える。小學校や中學校でこのやうな科學的常識を教はらなかつたものと思はれる。學校の教育でも時には要らぬ事を教へて要ることを教へるのを忘れて居る場合があるのかも知れない。尤も教へても教へ方が惡いか、教はる方の心掛けが惡ければ教へないのも同じになる譯ではある。

 上野へついて地下室の大阪料理で夕食を食つた。土瓶むしの土瓶のつるを持ち上げると土瓶が横に傾いて汁がこぼれた。土瓶の耳の幅が廣過ぎるのである。此處にも簡單な物理學が考慮の外に置かれてゐるのであつた。どうして、かう「科學」といふものが我が文化日本で嫌はれ敬遠されるかゞ不思議である

 雨の爲に榛名湖は見られなかつたが、併し雨のおかげでからだの休養が出來た。讀まず、書かず、電話が掛からず、手紙が來ず、人に會はずの三日間で頭の疲れが直り、從つて胃の苦情もいくらか減つたやうである。その上に、宿屋階段の連續的足音の奇現象を觀察することの出來たのは思はぬ拾ひものであつた。

 温泉には三度しかはひらなかつた。湯は黄色く濁つてゐて、それに少しぬるくて餘り氣持がよくなかつた。その上に階段を五つも下りて又上がらなければならなかつた。温泉場と階段はとかくつきものである温泉場へ來たからには義理にも度々温泉に浴しなければならないといふ譯もないが、すこしすまなかつたやうな氣がする。

 他の温泉でもさうであるが、浴槽に浸つて居ると、槽外の流しでからだを洗つて居る浴客がざあつと溜め桶の水を肩からあびる。そのしぶきが散つて此方の頭上に降りかゝるのはそれ程潔癖でないつもりの自分にも餘り愉快でない。此れも矢張り宿屋蓄音機を持ち込み、宿屋東京音頭を踊る Permalink | 記事への反応(0) | 18:19

anond:20251024122729

抜けられてよかった!

そして資料づくりだけどわいならやらない。

抜けたんだから義理ないし、抜けさせたのはそいつらの作った甘えやから

anond:20251024093828

いや普通に今期中の復帰は難しいと判断したためリーグから離脱を決定しましたとかでよかったと思うで

その上で「じゃあその期に調子悪い奴をとっかえひっかえできるじゃん」って批判に対しては「リーグを途中棄権したら翌年のリーグの参加権を失う」なりなんなり参加チームと話し合ってペナルティを作ればいいだけで、「リーグ新ルールの都合上、出続けられないか引退」はカプコンもそこまでされたら義理とか通り越して有難迷惑の域になってまう

anond:20251024090752

今年のSFLルールは欠員がいたら一敗確定ってなってて

単に補欠枠消費以上のダメージを与えてる

SFL運営に話通してチーム人員補充の許可とるのに

単に病欠では無理で義理が立たないか

引退必須なんちゃうかな

2025-10-23

anond:20251023180653

サブアカブクマしているのだからセルクマではなく自演水増し。」

ブクマ自演水増し中の一つが本垢によるセルクマなのだから

言ってることコロコロで草

そもそも自演かどうかなんて話急にお前らが勝手に始めた話だから付き合う義理もない。

dorawiiより

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anond:20251023071959

いやいや、そこを逃避すると脳汁出るんじゃない。

仮病でいいんじゃね?

うちは義理実家は行かないよ。片側だけが行くというのは最近の流れだと思うよ

2025-10-22

大阪府警警部補逮捕 OBに口座情報漏えい疑い 捜査装ったか

「先輩の頼み」で国家機密が流出! 府警の暗部、暴かれた“沈黙連鎖

大阪府警を揺るがす衝撃の事件だ!

羽曳野署の警部補(56)が、かつての“先輩”であり府警OB行政書士(68)に個人情報を漏らしていた その事実が明らかになった。

ちょっとした頼みだった」

そう語った警部補言葉に、日本中が凍りついた。

だが、真実はそんな甘いものではない。

これは、“義理”と“沈黙”に支配された警察組織の、暗黒の構造犯罪なのだ

◆ 「捜査関係事項照会書」 虚偽の仮面

警部補捜査目的を装い、金融機関に「照会書」を提出。

本来なら犯罪捜査のための公文書を、個人人間関係に利用していた。

その瞬間、国家の信頼は裏切られた!

警察の名を騙り、民の情報を掘り出す。

その手口は、まるで“闇の行政スパイ”。

内部の誰も声を上げないなぜか?

「先輩だから」「頼まれたから」 そう言い訳して、沈黙の鎖が組織を締め上げている。

◆ そして暴かれる「警察OBの密接な共生

行政書士となったOBは、かつて同じ知能犯罪係に所属

共に贈収賄事件捜査していたという。

正義を守る者が、今やその正義を売り渡す側に回る この皮肉を、誰が許せようか!

大阪府警内部では今、震撼が走っている。

「これは氷山の一角ではないか

「ほかにOBとの情報取引がある」

そんな声が、職員たちの間から漏れ始めている。

◆ “善意裏切り”が社会を壊す!

警察官の「守秘義務」とは、国民の信頼そのものだ。

その誓いが、「先輩の頼み」で崩れた瞬間

我々の社会は、誰を信じればよいのか?

これは単なる不祥事ではない。

義理と情”が“倫理と法”を食い尽くす、組織腐食象徴である

警察という名の要塞の中で、腐敗の種は静かに育っていたのだ!

毎日、死にて〜って思ってるよ!

それと同じ位、

義理の●早く死んでくれ〜

って思ってるよ!

2025-10-20

anond:20251020210124

問題は、この「フェミニズム」に批判攻撃されてきた被害者たちがこの分類を律儀に守る義理があるのかどうかって話よな

「うるさいお前なんかフェミニストだ」

2025-10-19

anond:20251019184827

結構有名だよな

まあ、知らんやつに教える義理はないってのは同感

anond:20250925200930

いやいやいやおかしくないでしょ

友人の孫の幼児2人を毎月の半分預かってるって

超絶お疲れ様です!

偉い!素晴らしい!元気で長生きして!

話がそれちゃった

つらつら適当に思いつくまま書くけど

保育園児2人半月、実費に足して謝礼もらってもいいくら

3万て1人1万5千円/15日=千円/1日いいじゃん

円安物価高でガソリン代も倍増

目を離せない時期だし会話もきちんとはできないし

主語目的語がアベコベのお年頃の面倒見るの大変

持病の腰痛悪化するけど抱っこ必須だし

ゴミ収集車を見かけると駆け寄るし

収集会社の人はニコニコして手を振ってくれてありがたい

ゴミ袋と一緒に飛び込みそうだからハーネス買おうかと思ったり

また話がそれた

ハーネス付いたリュック可愛い

親戚ならまだしも友人の孫、

友人の肩身狭くても負担は友人に持たせないと

ケチケチ型の友人旦那の都合の良いように使われちゃう

線引かないと

友人旦那がいい顔をしないのは気の毒だけど、

増田氏が養子に取って責任持つくらいの太っ腹な覚悟で無いなら、

「実費負担ができないなら預かれない」

「月2万なら月10日までしか預かれない」

と言った方がいいと思った

「何か上手い言い方」があったらいいんだけど

最近物価が上がってるし負担できない」

仕事があるからしか思いつかない

誰か知恵者いませんかー

つかね

「私にお金を払っていることも伝えていない、

私自身はあまり余裕がないから厳しい」

と言うではありませんか

気持ちは分かるし

増田大人子供の年や土地や状況も全く分かんない他人だし

的外れだったり冷たいと思うけど

友人旦那に金の話を通せないのもどうかなあ?

預かってない半月は友人宅で過ごしてるんだよね?

それで金の話はしてなくても友人の増田宅に義理孫が半月は世話になってる事を知ってて

増田氏に謝礼と実費を出すべきって考えない友人旦那

友人旦那の財布じゃなくて

友人自身の財布から出すべきだけど

友人旦那義理娘とその子供と縁切したそうな気がする

施設にでも入れたいと思ってそう

幼児の大切な時期だから

小学校上がるまでなら社会貢献と思って

見返りとか何も考えず負担してあげるのも人生

でも自分生活や体力や仕事お金

まり人生を大切にして友人は諦めて

ハッキリこれ以上の負担はできないと伝えるのも人生

どちらでも増田氏は悪くないですよ

憶測だけど

小学校以後は友人もどうするつもりなのか

友人も困ってそう

友人は引き取りたいと思ってるかもね

でも友人旦那義理娘や義理孫に何もしたくない金や時間や自宅を使いたくない、と考えてるかもしれない

そしたら金の無い友人は子供施設に行かせるしかいかもね

施設はいい話は見たことないけど、

少なくとも衣食住学校に困らないし安全

義理祖父母に嫌な思いをさせられるよりいいかもしれない

みんな憶測だけど

土日祝日はどっちで生活してんのかな?

子供達が可哀想なら友人と喧嘩しても

役所相談した方がいいか

「ウチでは面倒みきれなくて、でも心配なんだけど」とか

役所もあてになんない話があるけど

自分人生と引き換えにしたら後悔しそうなら

子供達の将来は祈って手を出さない方がいい

子供達がいい子に育つかは家庭環境も大切だけど

本人の性格学校や友人の運もあるから

上手くいかなくても落ち込まないでね

増田氏はよく頑張ったと思います

anond:20251019022702

じゃあリーダを誰かに預けるというステップを踏んでからやめるのではだめなんか

お世話になった人には挨拶と後任は〇〇なんで〜といえば義理果たしてるしイベントもなんとかするやろ。できなくても増田せいやない

2025-10-18

政治家って楽?麻生太郎がなぜそんなにやりたがるのか不思議

家、金持ち

老後安泰なので

自分が彼なら

もう義理は果たしたろと

辞めるかなー

家系で面倒あるんでしょ?

政治家やらないとうんぬんみたいな。

やったやん

十分かなと。

そういうしがらみなくやってるならなおのこと不思議で。辞めたくならんか。金あるし。派手に遊ぶと思います

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