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Posted by 山口能迪 Developer Relations Team
[この記事は YouTube API Blog に投稿された記事、Committing to the YouTube Data API v3 を翻訳しています。-山口]


 2012 年に YouTube Data API v3 がリリースされて以降、多くの方が API v3 で Next Big SoundInteresante などの統合サービスを作成してくれました。

 YouTube Data API v3 は非推奨化ポリシー対象リストに記載されています。つまり、将来、v3 が非推奨となる 1 年前に、デベロッパーの皆さんにお知らせするということです。ですが、v3 の一部の機能はこの通知リストから除外されています。詳しい一覧はこちらでご確認いただけます。おさらいですが、v3 では動画に関連する Freebase トピックの情報取得、高度な検索機能、クライアント ライブラリ サポートの改良などの変更が加えられています。
 いよいよ、 v3 の改善に注力するために v2 とお別れする時期がやってきました。非推奨化ポリシーに従い、2015 年 4 月 20 日まではほとんどの API の機能が使用できます。つまり、新しい API に移行する準備期間が 1 年以上あるということになります。詳しくは、利用規約の非推奨化ポリシーをご確認ください。

 v3 では v2 のほとんどの機能を引き続き使用できますが、現状では v2 のみで実行できる機能もいくつか残っています。特にキャプション管理や動画コメントを使用するアプリケーションでは、同等の新機能が使用できるようになるまでは API v2 を使用することになります。Google は、2015 年 4 月の使用停止日までに十分な代替機能を提供することを目標としています。このブログを購読したり、YouTube Data API v3 の改訂履歴を閲覧したり、Google+ で +YouTubeDev をフォローするなどして、最新の情報をご確認ください。

 v2 をお使いのデベロッパーで v3 への移行に手助けが必要な場合は、最初にAPI v3 のドキュメンテーション (日本語版)や FAQ をぜひお読みください。v3 のコンセプトを説明した API 接続の登録方法OAuth 2.0 認証の実装日本語版)などの動画も公開されていますので、ぜひご覧ください。


訳註:今回のアップデートでお伝えしたいことは以下の2点です。

  1. v2 API のほとんどが 2015 年 4 月 20 日に廃止されるので、それまでに v3 への移行を実施下さい。
  2. v3 API は非推奨ポリシーの対象になりましたが、これは廃止の際にはその1年前にご案内するというお知らせであり、今回のご案内から1年後に廃止されるという意味ではありません。非推奨ポリシーの詳細に関しては先にあるリンクをご参照下さい。

Posted by 鈴木拓生 Developer Relations Team

Google API Expert は Google が認定した API やツールに精通したデベロッパーの方々です。現在、18 名の Google API Expert が 8 つ の準公式コミュニティを運営し、Google が提供する API やツールを利用するデベロッパーの皆さまをサポートしています。

【準公式コミュニティと API Expert の一覧】
http://sites.google.com/site/devreljp/Home/api-expert

それでは、2 月 25 日に開催された 第 63 回 API Expert ミーティングの内容から、いくつかハイライトをお伝えします。

【全体会より】

全体会では 3 月 25 日に開催される Google Cloud Platform Live をエキスパートの皆様にご案内しました。
米国で開催されるイベントであるため、参加できるエキスパートは残念ながらいませんでしたが、ライブ配信も行われるため、こちらで視聴参加する方はいるとのことでした。


【分科会より】
各技術分野で行われている分科会からいくつかトピックを取り上げます。

- Chrome Cast に対応した Google Play Services 4.2 がリリースされました。 [http://goo.gl/pF1awH]
- Google Cloud Platform Live が 3 月 25 日に開催されます。ライブ配信を視聴することもできますが、事前に登録が必要です。 [http://goo.gl/HOYgny]

次回の API Expert ミーティングは 2014 年 3 月下旬に開催を予定しています。

Posted by 北村英志 Developer Relations Team

デベロッパーのみなさまが、金銭面の管理よりも、優れたコンテンツやサービスの開発にできるだけ多くの時間を費やせるよう、すべての Chrome ウェブストア アイテムの公開手順の自動化と、課金を容易にするツールとサービスを Chrome ウェブストアに新たに導入します。

表 1: Chrome ウェブストア(以下「CWS」)のアイテム別の課金方法

ホスト型アプリ パッケージ型アプリ 拡張機能 テーマ
無料トライアル new! new! ×
前払い new! new!
サービス登録 new! ×
アプリ内課金(IAP) デジタルグッズ用 Google ウォレット CWS 管理型 IAP new! CWS 管理型 IAP new! ×

管理型アプリ内課金機能は、従来のソリューションでデベロッパーが行っていた操作を簡略化するもので、拡張機能とテーマにも利用できるようになりました。アプリ内の製品すべてを直接、デベロッパー ダッシュボードで作成・管理できるようになり、支払用のトークンを埋め込んだり、販売時に動的に生成・提供したりする必要がなくなりました。製品の有効・無効設定、ローカライズした説明文の表示、地域別の価格設定が可能で、ライセンスは Chrome ウェブストアが管理します。



今回 Chrome のパッケージ型アプリと拡張機能についても利用できるようになった無料トライアル機能は、アイテムの購入前に一定期間使えるように設定できる機能です。ユーザーに有料アイテムを試してから購入する選択肢を提供できます。



ウェブストア アイテムへの有料アイテムの設定だけでなく、公開方法もより簡単になりました。Chrome ウェブストア API を強化し、ウェブストア内でプログラムによるアイテムの作成、更新、公開ができるようにしました。ビルド プロセスおよびデプロイ プロセスを自動化している場合は、この API を使用することでウェブストアの公開フローを既存のプロセス内に統合できるようになります。

これらの新機能を、ぜひお試しください。ご利用になってのご意見やご感想は、Google+ のデベロッパー向けページ、またはデベロッパー フォーラムにお寄せください。

Posted by 鈴木拓生 Developer Relations Team

Google Developers Group (GDG) コミュニティの皆さんが主催する開発者向けイベント「GDG DevFest Japan 2014 Spring」が開催されます。


DevFest は Google が主催するのではなく、GDG コミュニティの皆さんが開催し、講演し、学び教えあうということが特徴です。

今回、日本各地で活動する GDG が協力し、春の京都でイベントを開催することになりました。Android の最新情報や Google App Engine 等に関するセッションや、Google Compute Engine, Google Apps Script 等のハンズオンを GDG オーガナイザーの方と GDE(Google Developers Expert)が行います。

また、セッションとは別に普段なかなかお会いすることができない、各地の GDG オーガナイザーの方が一同に揃って各地のコミュニティ情報等を共有するトークセッションも開催されます。

詳細なアジェンダはこちらになります。

イベント概要
日程:2014 年 4 月 6 日(日) 10:00 ~ 18:00 (受付 9:30 ~)(終了後、同会場にて懇親会があります)
場所:京都リサーチパーク
参加費:無料
定員:100 名(先着順)
主催:GDG Japan
協力:Google

イベントの詳細やお申し込み方法は「GDG DevFest Japan」のサイトでご確認ください。

開発者の皆様の参加をお待ちしております。

Posted by 鈴木拓生 Developer Relations Team

[Google 日本語入力チームのソフトウェアエンジニア、小松弘幸から Google 日本語入力の最低動作環境についてのお知らせです。- 鈴木]

身の回りでは、さまざまな春の気配が訪れてきています。近所の公園では梅が満開でした。桜も杉も、もうそろそろですね。

Google 日本語入力をお使いいただきありがとうございます。Google 日本語入力チームでは、これからも各プラットフォームでの最新機能を取り込みつつ、便利で使いやすい製品を今後も提供したいと考えています。そのため、Google 日本語入力のシステム要件を更新させていただきます。今後のバージョンアップに合わせて、順次適用していく予定です。

新しいシステム要件は、以下のようになります。
  • Windows Vista SP2 以降 (XP はサポート終了)
  • Mac OS 10.7 (Lion) 以降 (Leopard, Snow Leopard はサポート終了)
  • Android 4.0 (Ice Cream Sandwitch)以降 (Eclair, Froyo, Gingerbread, Honycomb はサポート終了)
サポートが終了する環境で Google 日本語入力をお使いの場合、今後新しいバージョンを受け取ることはなくなります。自動ではアンインストールされませんので、これまでのバージョンの Google 日本語入力を使い続けることができます。ただし、サポート外になりますことをご了承ください。

これからも、Google 日本語入力をよりよくしようと、チーム一同で開発を進めていきます。お気づきの点がありましたら、ぜひプロダクト フォーラムからお知らせください。みなさんのフィードバックがなによりの励みになります。

Posted by 北村英志 Developer Relations Team

Chrome 拡張機能は、ソーシャル ネットワークに投稿したり、応援しているスポーツチームの最新情報を表示するなど、ユーザーのブラウジング体験を向上させる素晴らしい方法のひとつです。多くのサービスでは、便利な拡張機能をバンドルしており、そうした機能の利用に際して Chrome はインストールを実行するかどうかをその都度ユーザーに確認します。しかし、一部の悪意ある拡張機能がユーザーの知らない間にインストールされ、新しいタブのデフォルト表示ページを勝手に別のページに書き換えるなど、ユーザーに好ましくない事態を引き起こすことがあります。

こうした悪意ある拡張機能は Chrome ウェブストア以外のウェブサイトから提供されており、Google がユーザーへの影響を制限することは困難です。そのため Google では、セキュリティの取り組みの一つとして、5 月 1 日より、Windows 向けの安定版およびベータ版において、Chrome 拡張機能をChrome ウェブストアからのみインストールできる制限を追加します。

ただし、Windows 版 Chrome Dev、Canary、Mac 版、Linux 版、Chrome OS 版では、引き続き外部サイトでのホスティングを継続することができます。エンタープライズポリシーおよびデベロッパーモードについても、同様に対象外となります。

Windows Mac Linux ChromeOS
Stable ×
Beta ×
Dev
Canary --

もしご提供中の Chrome 拡張機能が Chrome ウェブストア以外でホストされている場合、5 月 1 日までに Chrome ウェブストアへ移行してください。Chrome ウェブストア以外からインストールされた Chrome 拡張機能は、この日付をもって自動的に無効となります。

なお、Chrome 拡張機能は、Chrome ウェブストアのリスティングに表示されないように掲載することも可能です。


リスティングに表示されないようにするには Chrome ウェブストアのデベロッパーダッシュボードで拡張機能の編集画面を開き、公開設定オプションで Trusted Tester を選択して下さい(詳細は公式ドキュメントの Publishing to test accounts をご覧ください)。

 さらに、すでに既存のインストール手順が独自のウェブサイト上で提供されている場合には、インラインインストール(Inline Installation)をご利用いただくことで、同じウェブサイトから Chrome ウェブストアの拡張機能を直接インストールすることも可能です。

Google にとってユーザーの保護は最優先事項であり、今回の変更は、望ましくない拡張機能による影響を解消できると Google では考えています。もしご質問がある場合は、Chrome API Developers JP に参加してください。

Posted by 鈴木拓生 Developer Relations Team

[Google 人事部の千谷裕子から Google Summer of Code についての寄稿をもらいました。- 鈴木]

学生の皆さま、オープンソースのコードを書いてみませんか?

Google Summer of Code (以下 GSoC)は学生にオープンソース開発への参加を奨励するために企画された奨学プログラムです。GSoC はこれまで 100 カ国以上から 8,500 人の学生と 8,300 人のメンターを引き合わせ、過去に 5 千万行ものコードを生み出してきました。

プログラムはすべてオンラインで行われ、世界中の応募者から選抜された学生には、3 か月間のコーディング プロジェクトに集中することを可能にする 5,000 ドルの給付金が支払われます。今年は GSoC 10 周年ということもあり、給付金が 10 % 増しの 5,500 ドルです。



「自分には無理」と思ったあなた!GSoC 経験者で Google 東京 R&D センターで働いているソフトウェア エンジニアの体験談(2012 年2011 年2010 年)をご覧のうえ、日本語で GSoC 関係者や経験者に質問したい方はぜひ GSoC メーリングリスト(日本語) をご利用ください。経験者曰く、GSoC に参加するのに必要なのはコードを書く情熱とほんのちょっとの勇気です。

さあ、プロジェクト一覧を見て、開発者に問い合わせてみましょう。

応募期間: 日本時間 2014 年 3 月 11 日(火)04:00 〜 3 月 22 日(土)04:00
(UTC 協定世界時 2014 年 10 月 10 日(月)19:00 〜 3 月 21 日(金)19:00)

皆様の参加をお待ちしております。