HTML5 デフォルト化のリリース計画について
2016年12月22日木曜日
[この記事は Eric Deily、デフォルトのカウボーイによる Chromium Blog の記事 "Roll-out plan for HTML5 by Default" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
4 か月前、安全で電力効率の良いブラウジングを実現するために、HTML5 のデフォルト化を進めていることをお知らせしました。念のために確認しておくと、この変更は、ユーザーが特定のサイトで Flash コンテンツを使用することを明示した場合を除き、Adobe Flash Player を無効化するものです。将来的には、Flash を実行するすべてのウェブサイトでユーザーのパーミッションが必要になります。移行はゆるやかに進められるため、すべてのユーザーやサイトがすぐに影響を受けることはありません。HTML5 のデフォルト化とそれに関連してユーザーにパーミッションを求める操作は、以下のように徐々に導入されます。
この機能は、今後数か月をかけて反映されます。HTML5 のデフォルト化は、今後数日中に Chrome 55 安定版の 1% のユーザーと、Chrome 56 ベータ版の 50% のユーザーで有効になります。2 月の Chrome 56 安定版では、すべてのユーザーに対して有効になる予定です。
1 月より、ユーザーがそれまでアクセスしたことのないサイトでは、サイトごとに Flash を実行するかどうかの確認が表示されます。過度に確認が表示されるのを避けるため、今後、サイト エンゲージメント指標を使用して制限を強化する予定です。この指標は、ブラウジング操作に基づきユーザーがサイトでどの程度操作を行っているかを示すヒューリスティックです。10 月には、すべてのサイトで Flash の実行にユーザーのパーミッションが必要になる予定です。
サイト エンゲージメント指標の特定のしきい値など、詳細については、Flash ロードマップ ページをご覧ください。Flash サイトのテスト方法に関するデベロッパー向けの推奨事項も、このサイトに掲載されています。Flash から HTML5 へのサイトの移行が進めば、この変更による影響はなくなり、ウェブ全体が高速化されて安全になり、電力効率も良くなります。
Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team
4 か月前、安全で電力効率の良いブラウジングを実現するために、HTML5 のデフォルト化を進めていることをお知らせしました。念のために確認しておくと、この変更は、ユーザーが特定のサイトで Flash コンテンツを使用することを明示した場合を除き、Adobe Flash Player を無効化するものです。将来的には、Flash を実行するすべてのウェブサイトでユーザーのパーミッションが必要になります。移行はゆるやかに進められるため、すべてのユーザーやサイトがすぐに影響を受けることはありません。HTML5 のデフォルト化とそれに関連してユーザーにパーミッションを求める操作は、以下のように徐々に導入されます。
この機能は、今後数か月をかけて反映されます。HTML5 のデフォルト化は、今後数日中に Chrome 55 安定版の 1% のユーザーと、Chrome 56 ベータ版の 50% のユーザーで有効になります。2 月の Chrome 56 安定版では、すべてのユーザーに対して有効になる予定です。
1 月より、ユーザーがそれまでアクセスしたことのないサイトでは、サイトごとに Flash を実行するかどうかの確認が表示されます。過度に確認が表示されるのを避けるため、今後、サイト エンゲージメント指標を使用して制限を強化する予定です。この指標は、ブラウジング操作に基づきユーザーがサイトでどの程度操作を行っているかを示すヒューリスティックです。10 月には、すべてのサイトで Flash の実行にユーザーのパーミッションが必要になる予定です。
サイト エンゲージメント指標の特定のしきい値など、詳細については、Flash ロードマップ ページをご覧ください。Flash サイトのテスト方法に関するデベロッパー向けの推奨事項も、このサイトに掲載されています。Flash から HTML5 へのサイトの移行が進めば、この変更による影響はなくなり、ウェブ全体が高速化されて安全になり、電力効率も良くなります。
Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team