I/O セッション: 位置情報と近隣情報の実力: Eddystone + Google ビーコン プラットフォーム
2016年8月16日火曜日
[この記事は Peter Lewis、プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の記事 "I/O session: Location and Proximity Superpowers: Eddystone + Google Beacon Platform" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
Bluetooth ビーコンは、重要な場所や対象物を携帯端末が理解できる方法でマークします。昨年、Eddystone、Nearby Messages、Proximity Beacon API などを含む Google ビーコン プラットフォームが公開されました。これによって、ビーコンを活用して近隣情報や位置情報といった機能に対応するアプリを構築できるようになっています。
Google ビーコン プラットフォームの公開以来、私たちは物理インフラの配置が関係する場合、投資から最大限の価値を引き出すことが重要となることを学んできました。Google ビーコン プラットフォームが従来のアプローチと異なるのはそのためです。
私たちは、ビーコンがアプリ内の 1 機能を指すもの、あるいは 1 つのウェブリソースを指すものとは考えていません。Google ビーコン プラットフォームは、Google デベロッパー プロジェクトを通して管理でき、何度でも再利用できる拡張可能な位置情報インフラです。それぞれのビーコンは、自分のアプリ、他のデベロッパーのアプリ、Google のサービス、ウェブを通してさまざまなインタラクションに加わることができます。こういったすべての機能は、Eddystone-UID と Eddystone-EID を利用して透過的に動作します。Google の API を使用すれば、ビーコンが送信する個々のバイトを監視する必要はありません。
たとえば、アムステルダム市が オープン ビーコン ネットワークの構築に Eddystone と新しく公開された公開名前空間機能を採用したことはうれしい知らせです。また、Eddystone と Google ビーコン プラットフォームで Nearby 通知を活用することによって、BFG Dream Jar Trail に参加する冒険者たちがロンドンの Dream Jar でクラウドからアップデート可能なコンテンツを発見できるような仕組みも構築されています。
できるだけお手軽にお使いいただけるよう、デベロッパーの皆さんをサポートするいくつかのツールも提供しています。たとえば、Eddystone で利用できるビーコン メーカーへのリンク、Beacon Tools(Android および iOS 用)、ビーコン ダッシュボード、codelab、ドキュメントなどがあります。今年の Google I/O に参加できなかった方は、「位置情報と近隣情報の実力: Eddystone + Google ビーコン プラットフォーム」という私のセッションをご覧いただけます。
皆さんのアプリのリリースを楽しみにしています。
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team
Bluetooth ビーコンは、重要な場所や対象物を携帯端末が理解できる方法でマークします。昨年、Eddystone、Nearby Messages、Proximity Beacon API などを含む Google ビーコン プラットフォームが公開されました。これによって、ビーコンを活用して近隣情報や位置情報といった機能に対応するアプリを構築できるようになっています。
Google ビーコン プラットフォームの公開以来、私たちは物理インフラの配置が関係する場合、投資から最大限の価値を引き出すことが重要となることを学んできました。Google ビーコン プラットフォームが従来のアプローチと異なるのはそのためです。
私たちは、ビーコンがアプリ内の 1 機能を指すもの、あるいは 1 つのウェブリソースを指すものとは考えていません。Google ビーコン プラットフォームは、Google デベロッパー プロジェクトを通して管理でき、何度でも再利用できる拡張可能な位置情報インフラです。それぞれのビーコンは、自分のアプリ、他のデベロッパーのアプリ、Google のサービス、ウェブを通してさまざまなインタラクションに加わることができます。こういったすべての機能は、Eddystone-UID と Eddystone-EID を利用して透過的に動作します。Google の API を使用すれば、ビーコンが送信する個々のバイトを監視する必要はありません。
たとえば、アムステルダム市が オープン ビーコン ネットワークの構築に Eddystone と新しく公開された公開名前空間機能を採用したことはうれしい知らせです。また、Eddystone と Google ビーコン プラットフォームで Nearby 通知を活用することによって、BFG Dream Jar Trail に参加する冒険者たちがロンドンの Dream Jar でクラウドからアップデート可能なコンテンツを発見できるような仕組みも構築されています。
できるだけお手軽にお使いいただけるよう、デベロッパーの皆さんをサポートするいくつかのツールも提供しています。たとえば、Eddystone で利用できるビーコン メーカーへのリンク、Beacon Tools(Android および iOS 用)、ビーコン ダッシュボード、codelab、ドキュメントなどがあります。今年の Google I/O に参加できなかった方は、「位置情報と近隣情報の実力: Eddystone + Google ビーコン プラットフォーム」という私のセッションをご覧いただけます。
| Peter について: オープン ビーコン フォーマットの Eddystone や、ビーコン技術とファースト パーティやサード パーティのアプリを結びつける Google のクラウド サービスを担当する Google ビーコン プラットフォームのプロダクト マネージャー。Google で働いていない時は、飼い犬のオスカーとハムステッド ヒースを散歩している。 |
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team