Google Ads API v10 での RMF の更新
2022年3月7日月曜日
この記事は David Wihl による Google Ads Developer Blog の記事 "Google Ads API v10 RMF Update" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google Ads API バージョン 10 で、Google Ads API を使うための必要機能の要件(RMF)を更新しました。これは、スマート ショッピングとローカル キャンペーンの P-MAX へのアップグレードをはじめとする Google 広告プラットフォームの進化を反映するためのものです。さらに、通常のショッピング、ホテル専用とアプリ プロモーション専用ツールの要件も公開しました。
スマート キャンペーンには、新しいプロダクト固有の RMF があります。これは、すべてのツールではなく、スマート キャンペーンを実装するツールのみが対象となる要件です。スマート キャンペーンを使う場合は、この要件によって必要な最小機能セットが定義されます。
今回、P-MAX キャンペーンの最小機能セットを公開します。
上記の変更は、次のツールに影響します。
厳密な内容については、Google Ads API の更新版の必要機能の要件をご覧ください。
AdWords API の要件は変わりません。
通常のショッピング キャンペーン
Google Ads API v9 のリリースに合わせて、フルサービス ツールの RMF 要件を簡略化しました。今回は、通常のショッピング キャンペーンにも同じ変更をします。
以下の機能が必須である点は変わりませんが、簡素化またはスコープの縮小が行われています。
以下の機能は必須ではなくなります。デベロッパーは今後もこれらの機能を利用できますが(すでに提供が終了しているものは除く)、Google Ads API の利用規約に準拠するための要件ではなくなります。すでに提供が終了しているものは除き、これらの機能はすべて任意と見なされます。
詳細情報
RMF に関して具体的な質問がある方は、https://services.google.com/fb/forms/apicontact/ から Google Ads API コンプライアンス チームにお問い合わせください。
API について、ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。
Google Ads API バージョン 10 で、Google Ads API を使うための必要機能の要件(RMF)を更新しました。これは、スマート ショッピングとローカル キャンペーンの P-MAX へのアップグレードをはじめとする Google 広告プラットフォームの進化を反映するためのものです。さらに、通常のショッピング、ホテル専用とアプリ プロモーション専用ツールの要件も公開しました。
スマート キャンペーンには、新しいプロダクト固有の RMF があります。これは、すべてのツールではなく、スマート キャンペーンを実装するツールのみが対象となる要件です。スマート キャンペーンを使う場合は、この要件によって必要な最小機能セットが定義されます。
今回、P-MAX キャンペーンの最小機能セットを公開します。
上記の変更は、次のツールに影響します。
- ショッピング専用、スマート ショッピング専用 API ツール
- キャンペーンの作成や管理機能を提供する特殊目的ツール
厳密な内容については、Google Ads API の更新版の必要機能の要件をご覧ください。
AdWords API の要件は変わりません。
通常のショッピング キャンペーン
Google Ads API v9 のリリースに合わせて、フルサービス ツールの RMF 要件を簡略化しました。今回は、通常のショッピング キャンペーンにも同じ変更をします。
以下の機能が必須である点は変わりませんが、簡素化またはスコープの縮小が行われています。
| アイテム番号 | 機能 | 変更 |
|---|---|---|
| C.190 | 広告グループの作成 | 任意 : 複数の広告グループを作成する機能です。 |
| C.525 | 最初の(ルート)商品パーティションの追加 | これはショッピング キャンペーンを作成するために必要な手順で、自動的に行われます。販売者が個別に呼び出すことはありません。新規キャンペーンにはルート パーティションが必要であり、これがない場合、キャンペーンは提供されません。 |
| M.10 | キャンペーン設定の編集 | 作成時に必須の設定のみが変更時に必須となります(例 : C.50 は必須でなくなるので、編集時に NetworkSettings は必須でなくなる)。 |
| R.10 | 顧客 | 1 つのキャンペーンを実施する場合のみ任意です。 |
以下の機能は必須ではなくなります。デベロッパーは今後もこれらの機能を利用できますが(すでに提供が終了しているものは除く)、Google Ads API の利用規約に準拠するための要件ではなくなります。すでに提供が終了しているものは除き、これらの機能はすべて任意と見なされます。
| アイテム番号 | 機能 |
|---|---|
| C.14 | モバイル プラットフォームの入札単価調整の設定 |
| C.15 | タブレットとパソコン プラットフォームの入札単価調整の設定 |
| C.21 | 距離ターゲッティングの有効化 |
| C.25 | 地域入札単価調整の設定 |
| C.50 | ネットワークのオプトイン / オプトアウト |
| C.90 | 入札オプションの設定 : 個別クリック単価 |
| C.95 | 入札オプションの設定 : 拡張クリック単価 |
| C.101 | 入札オプションの設定 : クリック数の最大化(ポートフォリオ) |
| C.140 | 配信方法の設定 |
| C.191 | 広告グループ上限クリック単価入札の設定 |
| C.192 | 広告グループ上限コンバージョン単価の設定 |
| C.193 | 広告グループ目標広告費用対効果の設定 |
| C.320 | アカウントレベル トラッキング テンプレート |
| C.321 | キャンペーンレベル トラッキング テンプレート |
| C.325 | キャンペーンレベル カスタム パラメータ |
| C.326 | 広告グループレベル カスタム パラメータ |
| C.328 | アカウントレベル最終ページ URL サフィックス |
| C.329 | キャンペーンレベル最終ページ URL サフィックス |
| C.700 | ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の作成 |
| C.710 | 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の設定 |
| M.15 | モバイル、タブレット、パソコン プラットフォームの入札単価調整の編集 |
| M.20 | 広告グループ設定の編集(作成機能での広告グループに関連するすべての必須設定) |
| M.25 | 地域入札単価調整の編集 |
| M.101 | 入札オプションの編集 : クリック数の最大化(標準) |
| M.120 | 広告グループの一時停止 / 有効化 / 削除 |
| M.180 | 商品パーティションの上限クリック単価の編集 * |
| M.320 | 作成機能のすべてのトラッキング テンプレートの管理 |
| M.325 | 作成機能のすべてのカスタム パラメータの管理 |
| M.328 | 作成機能のすべての最終ページ URL サフィックスの管理 |
| M.700 | ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の編集 |
| M.710 | 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の編集 |
| R.30 | 広告グループ |
| R.80 | 地域ビュー |
| R.150 | キャンペーン オーディエンス ビュー 広告グループ オーディエンス ビュー |
詳細情報
RMF に関して具体的な質問がある方は、https://services.google.com/fb/forms/apicontact/ から Google Ads API コンプライアンス チームにお問い合わせください。
API について、ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。