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この記事は  David Wihl による Google Ads Developer Blog の記事 "Google Ads API v10 RMF Update" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Google Ads API バージョン 10 で、Google Ads API を使うための必要機能の要件(RMF)を更新しました。これは、スマート ショッピングとローカル キャンペーンの P-MAX へのアップグレードをはじめとする Google 広告プラットフォームの進化を反映するためのものです。さらに、通常のショッピングホテル専用アプリ プロモーション専用ツールの要件も公開しました。

スマート キャンペーンには、新しいプロダクト固有の RMF があります。これは、すべてのツールではなく、スマート キャンペーンを実装するツールのみが対象となる要件です。スマート キャンペーンを使う場合は、この要件によって必要な最小機能セットが定義されます。

今回、P-MAX キャンペーンの最小機能セットを公開します。

上記の変更は、次のツールに影響します
  • ショッピング専用、スマート ショッピング専用 API ツール
  • キャンペーンの作成や管理機能を提供する特殊目的ツール
上記の変更は、フルサービス、ホテル専用、アプリ プロモーション専用、レポート専用のツールには影響しません

厳密な内容については、Google Ads API の更新版の必要機能の要件をご覧ください。

AdWords API の要件は変わりません。

通常のショッピング キャンペーン
Google Ads API v9 のリリースに合わせて、フルサービス ツールの RMF 要件を簡略化しました。今回は、通常のショッピング キャンペーンにも同じ変更をします。

以下の機能が必須である点は変わりませんが、簡素化またはスコープの縮小が行われています
アイテム番号 機能 変更
C.190 広告グループの作成 任意 : 複数の広告グループを作成する機能です。
C.525 最初の(ルート)商品パーティションの追加 これはショッピング キャンペーンを作成するために必要な手順で、自動的に行われます。販売者が個別に呼び出すことはありません。新規キャンペーンにはルート パーティションが必要であり、これがない場合、キャンペーンは提供されません。
M.10 キャンペーン設定の編集 作成時に必須の設定のみが変更時に必須となります(例 : C.50 は必須でなくなるので、編集時に NetworkSettings は必須でなくなる)。
R.10 顧客 1 つのキャンペーンを実施する場合のみ任意です。

以下の機能は必須ではなくなります。デベロッパーは今後もこれらの機能を利用できますが(すでに提供が終了しているものは除く)、Google Ads API の利用規約に準拠するための要件ではなくなります。すでに提供が終了しているものは除き、これらの機能はすべて任意と見なされます。

アイテム番号 機能
C.14 モバイル プラットフォームの入札単価調整の設定
C.15 タブレットとパソコン プラットフォームの入札単価調整の設定
C.21 距離ターゲッティングの有効化
C.25 地域入札単価調整の設定
C.50 ネットワークのオプトイン / オプトアウト
C.90 入札オプションの設定 : 個別クリック単価
C.95 入札オプションの設定 : 拡張クリック単価
C.101 入札オプションの設定 : クリック数の最大化(ポートフォリオ)
C.140 配信方法の設定
C.191 広告グループ上限クリック単価入札の設定
C.192 広告グループ上限コンバージョン単価の設定
C.193 広告グループ目標広告費用対効果の設定
C.320 アカウントレベル トラッキング テンプレート
C.321 キャンペーンレベル トラッキング テンプレート
C.325 キャンペーンレベル カスタム パラメータ
C.326 広告グループレベル カスタム パラメータ
C.328 アカウントレベル最終ページ URL サフィックス
C.329 キャンペーンレベル最終ページ URL サフィックス
C.700 ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の作成
C.710 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の設定
M.15 モバイル、タブレット、パソコン プラットフォームの入札単価調整の編集
M.20 広告グループ設定の編集(作成機能での広告グループに関連するすべての必須設定)
M.25 地域入札単価調整の編集
M.101 入札オプションの編集 : クリック数の最大化(標準)
M.120 広告グループの一時停止 / 有効化 / 削除
M.180 商品パーティションの上限クリック単価の編集 *
M.320 作成機能のすべてのトラッキング テンプレートの管理
M.325 作成機能のすべてのカスタム パラメータの管理
M.328 作成機能のすべての最終ページ URL サフィックスの管理
M.700 ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の編集
M.710 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の編集
R.30 広告グループ
R.80 地域ビュー
R.150 キャンペーン オーディエンス ビュー
広告グループ オーディエンス ビュー

詳細情報
RMF に関して具体的な質問がある方は、https://services.google.com/fb/forms/apicontact/ から Google Ads API コンプライアンス チームにお問い合わせください。

API について、ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。

この記事は David Wihl による Google Ads Developer Blog の記事 "Reducing RMF to help migration to the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Google Ads API v9 以降では、Google Ads API を使う際の必要機能の要件(RMF)を大幅に削減しています。これは、2022 年 4 月 27 日の AdWords API の提供終了の前に新しい API への移行を推進しつつ、エンジニアリング チームの負荷を減らすための方策です。AdWords API の要件は変わりません。

影響されるツールは以下のとおりです。
  • フルサービス
  • ショッピング専用、スマート ショッピング専用、ホテル専用、アプリ プロモーション専用の API ツール
  • キャンペーンの作成や管理機能を提供する特殊目的ツール
  • レポーティング専用ツール
RMF の対象とならない内部専用ツールは影響されません

厳密な内容については、Google Ads API の更新版の必要機能の要件をご覧ください。

以下の機能は変更されず、今後も必須となります
アイテム番号 機能
C.10 キャンペーンの作成
C.96 入札オプションの設定 : 目標コンバージョン単価(ポートフォリオと標準)
C.97 入札オプションの設定 : 目標広告費用対効果(ポートフォリオと標準)
C.98 入札オプションの設定 : コンバージョン数の最大化(標準)
C.120 予算の設定
C.260 キーワードの追加
C.300 キーワードのマッチタイプの設定
M.96 入札オプションの編集 : 目標コンバージョン単価(ポートフォリオと標準)
M.97 入札オプションの編集 : 目標広告費用対効果(ポートフォリオと標準)
M.98 入札オプションの編集 : コンバージョン数の最大化(標準)
M.110 キャンペーンの一時停止 / 有効化 / 削除
M.130 広告の一時停止 / 有効化 / 削除
M.140 キーワードの一時停止 / 有効化 / 削除
R.40 広告グループ広告
R.50 キーワード ビュー
R.70 検索キーワード ビュー
R.130 入札戦略

以下の機能が必須である点は変わりませんが、簡素化またはスコープの縮小が行われています
アイテム番号 機能 変更
C.20 地域ターゲッティングの有効化 必須。ユーザーベースに 1 つの国のみが関連する場合、ユーザーへの公開は任意。
C.30 言語ターゲッティングの有効化 必須。ユーザーベースに 1 つの言語のみが関連する場合、ユーザーへの公開は任意。
C.65 ウェブサイト / 通話コンバージョンの作成とコード スニペットの生成 少なくとも 1 種類のコンバージョン トラッキングが必須。
C.75 コールアウト表示オプション アカウント レベルのみ必須。
C.80 コールアウト表示オプション アカウント レベルのみ必須。
C.190 広告グループの作成 任意 : 複数の広告グループを作成する機能。
C.270 広告グループ除外キーワードの追加 広告グループレベルからキャンペーン レベルに変更。
M.10 キャンペーン設定の編集 作成時に必須の設定のみが変更時に必須(例 : C.50 は必須でなくなるので、編集時に NetworkSettings は必須でなくなる)。
R.10 顧客 1 つのキャンペーンを実施する場合のみ任意。
R.20 キャンペーン segments.ad_network_type と segments.device の要件を削除。
R.100 動的検索広告検索キーワード ビュー 動的検索広告を実装する場合のみ必須。

以下の機能は必須ではなくなります。デベロッパーは(すでに提供が終了しているものは除き)これらの機能を使い続けても構いませんが、Google Ads API の利用規約に準拠する上で必須ではなくなります。すでに提供が終了しているものは除き、これらの機能はすべて任意と見なされます。

ショッピング専用機能(* 印)は、ショッピング専用ツールに必須である点は変わりませんが、フルサービスのツールには必須ではなくなっています。
アイテム番号 機能
C.14 モバイル プラットフォームの入札単価調整の設定
C.15 タブレットとパソコン プラットフォームの入札単価調整の設定
C.21 距離ターゲッティングの有効化
C.25 地域入札単価調整の設定
C.41 拡張動的検索広告の設定
C.42 キャンペーン DSA 設定の設定
C.50 ネットワークのオプトイン / オプトアウト
C.70 住所表示オプション
C.72 アプリリンク表示オプション
C.90 入札オプションの設定 : 個別クリック単価
C.95 入札オプションの設定 : 拡張クリック単価
C.101 入札オプションの設定 : クリック数の最大化(ポートフォリオ)
C.140 配信方法の設定
C.191 広告グループ上限クリック単価入札の設定
C.192 広告グループ上限コンバージョン単価の設定
C.193 広告グループ目標広告費用対効果の設定
C.200 拡張テキスト広告の追加
C.290 キーワード上限クリック単価の設定
C.311 キーワード最終ページ URL の設定
C.320 アカウントレベル トラッキング テンプレート
C.321 キャンペーンレベル トラッキング テンプレート
C.325 キャンペーンレベル カスタム パラメータ
C.326 広告グループレベル カスタム パラメータ
C.328 アカウントレベル最終ページ URL サフィックス
C.329 キャンペーンレベル最終ページ URL サフィックス
C.500 ショッピング キャンペーンの作成 *
C.505 販売者識別子の設定 *
C.506 販売国の設定 *
C.510 商品フィルタの設定 *
C.520 商品広告の作成 *
C.525 最初の(ルート)商品パーティションの追加 *
C.530 ローカル在庫広告 *
C.610 電話専用広告
C.700 ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の作成
C.710 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の設定
M.15 モバイル、タブレット、パソコン プラットフォームの入札単価調整の編集
M.20 広告グループ設定の編集(作成機能での広告グループに関連するすべての必須設定)
M.25 地域入札単価調整の編集
M.35 広告のローテーションの有効化
M.40 キーワード上限クリック単価の編集
M.100 拡張テキスト広告の編集
M.101 入札オプションの編集 : クリック数の最大化(標準)
M.120 広告グループの一時停止 / 有効化 / 削除
M.150 商品フィルタの編集 *
M.160 分類(商品パーティションの追加)*
M.170 商品パーティションの削除 *
M.180 商品パーティションの上限クリック単価の編集 *
M.190 商品パーティションの除外(委譲)*
M.320 作成機能のすべてのトラッキング テンプレートの管理
M.325 作成機能のすべてのカスタム パラメータの管理
M.328 作成機能のすべての最終ページ URL サフィックスの管理
M.700 ユーザーリストを対象とする / 除外した広告グループ / キャンペーン条件の編集
M.710 検索ネットワーク キャンペーンと広告グループでのユーザーリストをターゲットとする入札単価調整の編集
R.30 広告グループ
R.80 地域ビュー
R.110 ショッピング パフォーマンス ビュー *
R.120 商品グループ ビュー *
R.150 キャンペーン オーディエンス ビュー
広告グループ オーディエンス ビュー

* フルサービス ツールでは、これらの機能は必須ではありません。ショッピング専用 RMF ツールでは、今後もこれらの機能を実装する必要があります

RMF に関して具体的な質問がある方は、Google Ads API コンプライアンス チームにお問い合わせください。
 
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