コース: デジタル絵画の基礎

絵画の中に自分をありのままを表現する - Photoshopのチュートリアル

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絵画の中に自分をありのままを表現する

このレッスンでは、絵画は自分を ありのままに表現することが大切だ ということを理解して もらいたいと思います。 作品はその人の心が表れます。 これはものすごく怖いことで 人が見るともう心の中まで 透かして見ることができるんです。 私もよくいろんな作品を見るんですが、 その作品からその画家の姿勢とか それから生活まで なんとなく 感じとることができるんです。 感じとった後に 作家に実際会ってみると、 やはりもうその絵のまんまの作家 ということが多いです。 絵のままの作家って表現としては なかなか難しいとは思います。 でももう見るからに 例えば静かな絵を描く人は やはり静かなんですね。 それからなんかちょっと出しゃばりな 絵を描いているなとか 勘に障る絵だなとか 作家を見るとよく ギャラリーに遊びに行ったりするんですが 作家の方はいらっしゃいますかと聞くと いる時は出てきてくれるので ちょっとお話するんですね。 そうするとああなるほどな、 この作家が描いた絵なんだなというのが よくわかるんです。 今私が表示している、 いろんな年代の絵を 表示しているんですけれど、 私が描いた作品なんですが、 僕の絵を見ると友達は皆よく HAL さんらしいねと 言ってくれるんです。 「HAL さんらしいね」というのは 結局絵から出てくるエネルギーなりなんなり そういうものを、普通の人でも 自然に感じとっているんですよね。 らしさってどこって まあ言葉で説明するわけではないんですが どんな作品を描いても 作家に結び付いて感じるというものが 確実にあるようです。 私も無理して描くこともあるんです。 自然に描ける時とそれから無理して 描かなければいけないという時が。 そういう無理をすると、 結局その無理をしている感覚というのが 絵に落ち着かなさとか まとまりなさとかいうものが 表れてしまうんです。 絵というのは、 自分の表現の一部ですから 自分を隠すことなくて 自然に描くことが大切なんです。 ぜひ絵というのは自分の一部だと いうことを再確認して、 その時の心でいいので 心の状態というのが絵になっていくのだ というのを頭において、 形を模写するんじゃなくて 自分の作品というのを 作ってもらいたいと思います。 このレッスンでは、絵画は 自分をありのままに表現するのが大切だ ということを理解してもらいました。

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