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明瞭性の原理を使って配色する

明瞭性の原理を使って配色する - Photoshopのチュートリアル

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明瞭性の原理を使って配色する

このレッスンでは明瞭性の原理を 覚えていきます。 3番目にやった類似性の原理を 飛ばしているんですが 実はこの類似性の原理というのは 秩序の原理 そしてトーンから色を選ぶ という話をしましたが それが合わさったような 配色の原理なので 重複してしまう部分がかなりありますので そちらの方をよく聞いてもらうと いいと思います。 ここでは明瞭性、 明瞭性というのはどういうことかと言うと コントラストを調整するということです。 今色の面積効果というのが 表示されていますが 面積によって色が変わって見える ということがあります。 大きな面積だと、明るく見えるんですね。 中の黄色、ベージュ的な色は 右側の方はかなり広い面積ですが 左側は小さい面積です。 大きい面積になればなるほど 明るく見えるんです。 明るい色というのは 小さな面積で見た場合に比べて 大きな面積になると一層明るく見える という色の面積効果は 覚えておくといいです。 同じ色を使ってもその場所によって 違う色に見えてくるんですね。 それから色の錯覚というのもあります。 同じ大きさの2つの色をおいて ちょっと離れて見てみると 暖色系の色というのは 手前に出てくる色として認識されます。 寒色系の色、ブルー系の色というのは 奥にさがって見えるんですね。 これは一般的に使われる色で 例えば人間の顔だったら 鼻の部分はちょっと黄色味がけておき 後ろ、耳にいくに従ってブルーがけ、 これはナチュラルハーモニーと同じです。 そういう使い方をしていく、 これは錯覚にはあるんですがね。 その錯覚をうまく利用していくというのが 明瞭性の原理の1つなんですね。 それから対比現象というのもあります。 これらは、明度対比、 それから彩度対比 色相対比、補色対比というのが あるんですが これらは実際に絵を描いていって 感じた色というのをうまく 利用してください。 今中にある色、例えば左側の下側 赤とグリーンの中にオレンジがありますが 中のオレンジ色というのは 色が違って見えるはずです。 これは、同じ絵具、同じ色を使っても 違って見えるということを、しっかりと 頭に入れておいてほしいんですね。 あれ、同じ色を使ったはずなのに ではなくて 同じ色に見えるように 色を変えてあげなければいけない、 使う側が変えるんですね。…

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