ネアンデルタール人の骨に残る顕著な化学的特徴は、ウジ虫食で説明が付く可能性がある/Science Photo Library/Alamy Stock Photo (CNN) ネアンデルタール人は肉に目がなく、狩りで捕らえたマンモスをステーキにしては、火を囲みながら皆で食べた。石器時代を研究する多くの考古学者は、かつてそう考えていた。 しかし研究の量が増えるにつれ、実際のところ新鮮な肉は唯一のメニューなどでは全くなく、ネアンデルタール人は豆類や甲殻類を含む多様な食物を食べていたことが分かってきた。 それでもネアンデルタール人の骨に残る化学的特徴は、依然として強力な肉食の傾向を示唆する。そうした特徴がライオンやオオカミをも上回る水準で表れることは、数十年にわたって研究者たちにとっての謎となっている。そして今、新たな研究から石器時代に食べられていた可能性のある意外な食材が明らかになった。 25日