2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年、75公演、328席、の落語を聴きました。 まあ、我ながらよく時間を割いて、聴けたものと・・・・。 その中で、独断と偏見とえこひいきでBEST40の落語を・・・。 (ただし、演者の同一演目は、一つとして最高時を) ・・・・・・・・・・・・・…
落語の国からのぞいてみれば ~堀井憲一郎~ 講談社現代新書・740円 ☆☆ 夏に読んだ本ですが、さかのぼって感想を。 江戸落語が九割で上方落語は少ないが、 落語の世界の、江戸時代の生活振りを紹介。 第七章、みんな走るように歩いているでは、 旅の噺は…
小林カツ代の「おいしい大阪」 ~小林カツ代~ 文春文庫・752円 ☆☆ すべて、今のグルメブームから言うと、B級グルメか。 でも、梅新育ちの私にはなつかしい味ばかり。 例えば、「紅しょうが天」、あの赤い色に、いまでも スーパーヘ行くと、必ず私はとって…
名人・志ん生、そして志ん朝 ~小林信彦~ 文春文庫・581円 ☆ 東京落語会の話なので、志ん生師匠はもとより 志ん朝さんでさえ、生の高座に出会ったことはない。 なぜか、江戸落語で好きなのは、 志ん朝、小三冶、歌之介。(このまとまりの無さ) 志ん朝さんの…
江戸が息づく古典落語50席 ~柳家権太楼~ PHP文庫・514円 ☆☆☆ 私の江戸噺の教本がわりに使っている本なので・・ 手の内紹介。 江戸落語の50席を、落語家だからこその薀蓄で語る。 古典落語は、人間の本質を笑いのオブラートでつつんで見せる 「人間…
必死のパッチ 桂雀々 幻冬舎・1300円 ☆☆ 「いやぁ・・・アンタ、ほんまに、オカンか」 「よう言わんわ、お母ちゃんの顔、忘れてしもたんか」と、 母親との出会いではじまり。 最後は、 「雀ちゃん、ほなまた来るわ」 「雀ちゃんと・・呼ぶな」と 自分で名付…
風流らくご問答 ~立川志の輔・玄侑宗久~ 文春文庫・590円 ☆☆☆ 今の日本人は泣かなくなったと、同時にあまり笑わなくなったと。 同じ心の自由なはたらきだが、いろんな束縛で、 不自由になっていると、落語家と和尚の対談。 「蒟蒻問答」など和尚がでてくる…
・・・・・・・・・何とか存続を!・・田辺寄席拠点の阿倍野青年センター・・ 一年間、お世話になった田辺寄席。最後の師走、日曜の昼席に・・・。 良かったですな、米朝一門会。特によね吉さん、都丸師匠。 季節にあった、河豚鍋と、不動坊、独演会を思わす…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岸和田市立浪切ホール・・・・・・・・・・・・・・・ 朝から、嫁さんと鳳のアリオヘ買物に出掛けて、 そのあしで、岸和田の浪切ホールヘ。 一日に、多くの事ができるのも地元での落語会のおかげ。 会場(1;30)の10…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・質屋寄席・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日は心斎橋での、落語会。 こごろう、遊喬、坊枝さんと聴きたい人ばかり。 さて、演目は何。決まって無いだけに、期待も膨らむ。 ・・・・・・・・…
・・・・・・・・・・・・・・・・・大阪のシンボル・通天閣・・・・・・・・・・・・・・・・ 嫁さんと、近鉄で買物してから、天王寺公園を抜けて、 鶴二さん目当てに、TENGWKIヘまっしぐら。 まあ、迷う事はありまへんで、写真の通天閣が目印。 大…
・・・・・・・・・・・・・・・・かっこいい・ナオユキさん・・・・・・・・・・・・・・・・ JAZZ・BAR、BLUE MONKで いつもの落語の会場の雰囲気とはえらい違い。 ファショナブルな若いお客さんが20名強、その中で、 「えらい、場違いの…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上方新鋭落語会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 梅田芸術劇場での、落語会。 新鋭とは、新人で精鋭という事か。 その割には、もはや中堅の実力揃い 各個性の火花散る競演、落語の醍醐味、楽しみですな。 ・…