コース: Excel VBA 基本講座

今すぐコースを受講しましょう

本日登録してエキスパートが指導する22,800件以上のコースにアクセスしましょう。また、このコースを個別に購入することもできます。

オブジェクトの記述をまとめる

オブジェクトの記述をまとめる - Microsoft Excelのチュートリアル

コース: Excel VBA 基本講座

1ヶ月の無料トライアルを開始

オブジェクトの記述をまとめる

このレッスンでは With 文を使って オブジェクトの記述をまとめる書き方 について解説をしていきます。 まず With 文とは何か についてお伝えします。 With 文はブロック内のオブジェクトの 記述をまとめる機能を持つ構文です。 次に With 文の書き方について 解説します。 With 文は With に続けて 記述をまとめたいオブジェクトを入力、 その後に処理を記述し、 End With で閉じます。 このようにすることで With ブロック内の 処理に関しては 指定したオブジェクトを 省略して記述することができます。 では実際に VBE で With 文の 使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 用意します。 例として ThisWorkbook の ブック名を出力する Name プロパティ、 同じく ThisWorkbook の 配下にある Worksheets (1) のシート名、 Name プロパティを出力する このようなプロシージャを 用意しました。 ご覧の通り ThisWorkbook を 何回も書く必要があるので面倒です。 こんな時に With 文を使って ThisWorkbook という記述を まとめることができます。 書き方としては With に続いて ThisWorkbook 間の処理は インデントをしましょう。 最後に End With で 閉じます。 そしてこの With ブロック内の 処理に関しては ThisWorkbook という 表現は省略することができますので ピリオドからプロパティを 記述することができます。 実際に実行してみますと ブック名とシート名が出力されました。 このように With 文を使うことで コーディングの効率も上がりますし コードの可読性も 高めることになります。 このレッスンでは With 文を使って オブジェクトの記述を まとめる書き方について お伝えしました。

目次