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オブジェクト変数を使う

オブジェクト変数を使う - Microsoft Excelのチュートリアル

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オブジェクト変数を使う

このレッスンではオブジェクトを 格納する変数である オブジェクト変数と その使い方について解説をします。 まずオブジェクト変数とは何か についてお伝えします。 オブジェクト変数とは オブジェクトを格納する変数のことです。 基本的には数値や 文字列を格納する 通常の変数と同様の 扱い方をすることができます。 またオブジェクト変数は そのオブジェクトを表す名称として コードの中で使用することができます。 つまりオブジェクト変数、ピリオド に続けて メソッドやプロパティを 使用することができます。 次にオブジェクト変数の 宣言の仕方を見てみましょう。 オブジェクト変数の宣言の仕方は 「Dim 変数名 As オブジェクト型」 と指定します。 オブジェクト型ですが ワークブックオブジェクトであれば workbook、 ワークシートオブジェクトであれば worksheet などと指定します。 続いてオブジェクト変数への 格納の仕方について見てみます。 オブジェクト変数に オブジェクトを格納する場合は 変数名 = オブジェクト そしてその先頭に Set という キーワードを入力します。 この Set だけが通常の 変数と異なる点で注意が必要となります。 では実際に VBE を開いて オブジェクト変数の使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 今回はワークシートを取り扱う オブジェクト変数を使ってみます。 まず宣言ですが dim に続いて 変数名 ws としましょう。 そして as、その後に worksheet、オブジェクト型です。 これで ws という変数が ワークシート型として 宣言することができました。 次に ws にワークシートを 格納してみます。 オブジェクト変数ですので Set が必要です。 ws= では thisworkbook の Worksheets(1) を 格納することにしましょう。 実際にオブジェクトを 参照する場合は オブジェクト変数をそのまま 使用することができます。 オブジェクト変数に続けて ピリオド そしてプロパティ名 Name これでオブジェクトの 参照をすることができます。 実行してみましょう。 Sheet1 という シート名が出力されました。 尚、オブジェクト変数への格納の際に Set キーワードを忘れてしまうと…

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