中国の裁判所は「無印良品Natural Mill」を展開する中国企業の訴えを認め、良品計画の控訴を退けた。撮影:李華傑 無印良品を展開する良品計画(東京)が、中国で現地企業と「無印良品」の商標権を巡って争っている問題で、二審の北京市高級人民法院(日本の高裁に相当)は、良品計画の訴えを退け、中国で無印良品の商標権を保有する「北京棉田紡績品有限公司」に賠償金など約1000万円を支払うよう命じる判決を下した。 良品計画は2017年12月の一審でも敗訴しており、二審判決をもって訴訟は終結する。良品計画はBusiness Insider Japanの取材に対し、事実を認めた上で「賠償金は既に支払い済み」とコメントした。 中国企業の本業は繊維業。タオルなど綿製品だけ「無印良品」の商標権を保有している。撮影:李華傑同訴訟は、中国で「無印良品Natural Mill」を展開する北京棉田紡績品有限公司などが