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オブジェクト式の読み方

オブジェクト式の読み方

このレッスンでは オブジェクト式の読み方を解説します。 先ず簡単にオブジェクト式について おさらいしておきましょう。 オブジェクト式とは Excel に対して 何か操作を行う様な書き方です。 オブジェクト式は大きく分けて 2 つのパターンがあります。 ここでは仮に A のパターン B のパターンと呼ぶことにしましょう。 A のパターンは 対象.様子=値等の様に書いて 操作の対象の 様子や状態を設定したり調べたりします。 B のパターンは対象.命令と書きます。 こちらは何らかのアクションを 伴う様なそういう書き方です。 例えば「田中.走れ」等の様に。 この命令に関しては どの様に行うのかという 補足事項を後ろに指定する場合があります。 例えば「田中.走れ 目的地:=駅」の様に こうしたオブジェクト式には 幾つかの特徴やルールがあります。 最も重要なのは 対象、つまりオブジェクトは 階層構造になっているんだということです。 Excel は様々な階層構造が 複雑に絡み合ったアプリケーションです。 その中で我々が最もよく使う階層構造は ブック、シート、セル この階層構造を最もよく使います。 この最もよく使う階層構造には 特例が認められています。 このブック、シート、セルに限っては 階層構造を省略することが許されています。 もし階層構造を省略して ただセル A1 とだけ指定すると これはアクティブシートの セル A1 を表します。 また、対象は いきなり名前で呼ぶのではなく それが属しているコレクションの 1 員として呼ばなければいけない という決まりがあります。 但し、ここにも例外があります。 セルを指し示す Range 又は Cells 等は例外で このコレクションで呼ぶに当てはまりません。 では実際に VBA で使われる オブジェクト式を見てみましょう。 チャプター 2 の レコード xlsm を開いてください。 何もデータが入力されていない 真っさらなブックです。 このブックを使ってマクロ記録をしてみます。 先ず、どんな操作をするのかご紹介します。 アクティブシートが Sheet1 の状態で マクロ記録を開始します。 そして Sheet2 のシート見出しを ダブルクリックします。 実行するとアクティブシートが Sheet2 に切り替わると同時に Sheet2…

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