コース: Excel VBA入門

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オブジェクトとコレクション

オブジェクトとコレクション

このレッスンでは オブジェクトとコレクションについて 解説します。 VBA のオブジェクト式は Excel を操作する様な書き方です。 オブジェクト式には 大きく分けて 2 つのパターンがあります。 特別な読み方が決まっていませんので ここでは仮に A のパターン B のパターンと呼ぶことにしましょう。 A のパターンは 対象.様子=値と書きます。 操作の対象の様子や状態を設定したり 或は様子や状態を調べたりする そういう使い方です。 Bのパターンは 何らかのアクションを伴う様な そういう命令です。 対象.命令と書きます。 そして、この命令に対する補足事項 これを後ろに:=を使って オプションを指定します。 オブジェクト式はこの 2 つのパターンがあります。 そして今の話の 対象の部分を VBA の専門用語で オブジェクトと言います。 様子や状態のことをプロパティと言います。 何らかのアクションを伴う様な命令を メソッド等と言います。 このうちの対象、つまり オブジェクトの指定の仕方に あるルールがあります。 ここではそのルールに関して解説します。 先ず言葉で説明すると 対象、つまりオブジェクトは 集団のメンバーとして 指定しなければいけない。 こういうことです。 ちょっと意味が分かりませんね。 具体的な説明をこれからしましょう。 例えば こういうシーンを思い描いてください。 学校があって、学級、クラスがあって 生徒が沢山います。 先生がその生徒の 1 人 田中君に指示を出すわけです。 例えば、「田中.走れ」 この様に田中君に指示を出す時 実は VBA では いきなり 「田中」と名指しで読んではいけない というルールがあります。 どういうことかというと。 クラスですから田中君以外にも生徒がいる 例えば鈴木君がいたり、山田さんがいたり 佐藤君がいたり 田中君は、その学級の中の 構成員の1人ですね。 田中君が生徒であるならば 同じ様に鈴木さんも生徒 山田さんも生徒、佐藤君も生徒 生徒、生徒、生徒つまり 生徒が集まった生徒達という 集合体の田中君は 1メンバーであると考えられます。 この様な時 田中君に対して指示を出す時は いきなり「田中.走れ」ではなくて 田中君が属している 集合体 集団名の方から呼ばなければいけない つまり「生徒達の…

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