視聴してみて確かに大変興味深い内容だったので、今回はこのクローズアップ現代の番組についての感想noteになります。(13000字超えです。長いよ!) 番組の大まかな内容と感想今回のクロ現は「最低賃金が全国で1000円を超えた」という話を枕に、「しかしその最低賃金に地域格差があり、最低賃金レベルで働かないといけない地方女性から苦境を訴える声が上がってる」という展開で始まります。 男性に比べてなぜ女性の報酬は低いのか。そこには依然として女性に家庭内ケア労働を担う役割を期待される地方の保守的な価値観があって、それで地方女性たちは非正規に留まらざるを得なくなるのだと。 その保守的な文化の存在や、待遇の良い仕事が無い地方の状況を嫌気して、地方女性は次々に都会に出て行ってしまっているのだ、と、大まかにまとめるとそういう問題提起の内容でした。 地域格差・男女格差問題の実状を生々しく取り上げた、まさしく世