花王の”ガチすぎる”映像スタジオに潜入。年間8,000万円削減を実現、機材の主役は「Blackmagic Design」 ATEM Television StudioとDaVinci Resolveでコスト革命。ただし300万円のフジノンレンズは妥協しない徹底ぶり 「花王」と言えば洗剤やコスメのイメージが強いが、実は社内にとんでもない映像スタジオを構えている。先日取材に訪れてみると、そこに並んでいたのは放送局レベルの高額機材……ではなく、我々ガジェット好きもおなじみのBlackmagic Design製品の数々だった。 なぜ大企業が「Blackmagic」を選んだのか。どうやって年間8,000万円ものコスト削減を実現したのか。その秘密は、徹底した「コスパ追求」と「泥臭い工夫」にあった。 男心をくすぐる”Blackmagic一択”の機材選び 花王が映像制作の内製化にあたって中心に据えたのが、