『荷を引く獣たち ―― 動物の解放と障害者の解放』 スナウラ・テイラー [著] 今津有梨 [訳] 発 行 洛北出版 仕 様 四六判 並製 444頁 2020年9月刊行 ISBN 9784903127309 C0036 定 価(本体価格 2,800円+税) 動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき。 アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品! スナウラ・テイラーは、一人の障害当事者として、障害者運動と動物の権利運動の担い手として、そして一人の芸術家として、読者に問いかける。もし動物と障害者の抑圧がもつれあっているのなら、もし健常者を中心とする制度と人間を中心とする倫理とがつながっているのなら、解放への道のりもまた、交差しているのではないか、と。 彼女は考えつづける。デモに参加しながら、絵を描きながら、対話しながら、食べながら。いったい何が、動物たちから人間を、障害者ではな