[go: up one dir, main page]

ブックマーク / artnewsjapan.com (8)

  • 芸術家向けベーシックインカム制度の正式導入をアイルランドが決定。実証実験で約140億円の経済効果 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    3年の試行期間を経て、アイルランドは2026年から芸術家向けベーシックインカム制度を正式に導入する。対象となるアーティストは、週あたり約375ドル(最近の為替レートで約5万6250円、以下同)、1カ月約1500ドル(約22万5000円)の給付金を受け取ることになる。募集枠は2000人で、応募は2026年9月に開始される予定だが、現時点では詳細な応募資格は発表されていない。また、アイルランドの主要放送局RTÉが報じるところによると、政府は今後、追加予算が確保されれば対象者を拡大する可能性があるという。 ポストコロナにおける芸術分野支援のために検討が始まったアイルランドのベーシックインカム・プログラムは、2022年秋に試験導入され、今年初めに決まった6カ月間の延長を経て、来年2月に終了する。コロナ禍ではライブコンサートや各種イベントが軒並み中止され、数多くのアーティストが大幅な収入減など、特に

    芸術家向けベーシックインカム制度の正式導入をアイルランドが決定。実証実験で約140億円の経済効果 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
    agrisearch
    agrisearch 2025/10/18
    芸術支援生活補助金。
  • 「美術史の一部を書き換える」大発見も! バチカン美術館「ラファエロの間」全室の修復が完了 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    バチカン美術館は、10年に渡って「ラファエロの間」の全4室を修復してきた。そのうち最も重要と言われるコンスタンティヌスの間の修復が終わり、6月26日に一般公開された。 ラファエロの間は、ルネサンス期の著名な画家・建築家のラファエロ(1483-1520)が25歳だった1508年に、教皇ユリウス2世がバチカン宮殿内の私的居住空間の装飾を依頼したもので、ラファエロと弟子は計4室を1524年にかけて仕上げた。中でも最後に手掛けたコンスタンティヌスの間のフレスコ画は、1520年に37歳で死去したラファエロの弟子たちが描いたとされていた。

    「美術史の一部を書き換える」大発見も! バチカン美術館「ラファエロの間」全室の修復が完了 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • 中国で観光客が兵馬俑2体を破損。5メートル下の坑に飛び降り、狼藉後は地面に寝そべる | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    中国陝西省西安市当局は5月31日、同市臨潼区にある兵馬俑坑で、30歳の中国人観光客の男が2体の兵士像を破損させたと発表した。 AFP通信が伝えた声明によると、30日に西安市の秦始皇帝陵を観光していたこの男は、「防護用の柵とネット乗り越えて約5.5メートル下の第3号坑に飛び込み」、警備員に取り押さえられるまで兵士像を「押したり引いたり」して損傷を与えた。破損の程度は「一様ではない」とされている。 破壊行為の直後に撮影された動画では、男は壊れた兵馬俑の横で地面に寝そべっている。当局は、男には精神疾患があると見ているが、まだ捜査段階だとして詳細は明らかにしていない。兵馬俑坑の見学は事件の翌日に再開された。 ちなみに、兵馬俑は過去にも災難に遭ったことがある。2017年、フィラデルフィアのフランクリン科学博物館で開催されたクリスマスパーティで、酔っ払った男が中国から貸し出されていた兵馬俑の親指を折り

    中国で観光客が兵馬俑2体を破損。5メートル下の坑に飛び降り、狼藉後は地面に寝そべる | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • 前澤友作がDIC川村記念美術館のコレクション買取協力の意思表明!「数々の名作が日本から出ないように」 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    US版ARTnewsのTOP 200 COLLECTORSの常連でもある前澤友作は、9月2日、自身のX(旧ツイッター)にDIC川村記念美術館の休館に関連するコメントを連続投稿し、同館の所蔵作品の国外流出を防ぐために、自身も美術愛好家として協力したいという意欲を見せた。 前澤は2018年、同館が所蔵していた長谷川等伯筆《烏鷺図屏風(うろずびょうぶ)》を収蔵した経緯があり、同作品を「いつか見たい」とXに投稿したファンに対し、「長谷川等伯の烏鷺図屏風については、約3年ほどかけてクリーニング及び一部修復作業中でしたが、先日無事に手元に戻ってきました。当作品は国が指定する重要文化財ですので、何らかの方法で皆様にも観ていただけるようにしたいと思っていますので、詳細が決まり次第追ってお知らせいたします」と返答。それに続いて、「それにしてもDIC川村美術館の一時閉館は寂しいです。僕に何かできることがあれば

    前澤友作がDIC川村記念美術館のコレクション買取協力の意思表明!「数々の名作が日本から出ないように」 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • バンクシーがシリーズ最終作を発表! ファンたちは「ようやく全てわかった」と歓喜 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    バンクシーの9作目となる壁画がロンドン中心部ウェストミンスターにある「London Zoo」のシャッターに描かれていることが判明した。人のインスタグラムにも最新作が投稿されており、BBCがバンクシーのチームに確認した最新情報によれば、シリーズの「最新にして最後となる壁画」であるという。 バンクシーは8月5日から8月12日までの一週間の間に、ロンドン各地で毎日ヤギ、ゾウ、サル、オオカミ、ペリカン、ネコ、魚、サイをモチーフとしたグラフィティを描いてきた。今回明らかになった最新作では、ゴリラが動物園のシャッターを開けてアシカと鳥を解放し、他の動物たちがそれを内側から眺めている様子が描写されているように見える。 発表の舞台となったロンドン動物園の広報担当者はBBCの取材に対し、感無量な様子で「まったく素晴らしい」とコメントし、この作品が今後も保存されるだろうと語った。また、同園のマネージャーであ

    バンクシーがシリーズ最終作を発表! ファンたちは「ようやく全てわかった」と歓喜 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
    agrisearch
    agrisearch 2024/08/15
    ロンドン動物園
  • バンクシーの実名が明らかに! 失われた20年前のインタビューで本人が公表 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    バンクシーが2000年初頭にストリートアーティストとして頭角を表しはじめてから、イギリス・ブリストルが拠点であるということ以外に彼について知られることは、ほぼ皆無だった。ゆえに、バンクシーというアーティスト名だけを手がかりに、これまで多くの人がその正体を暴き出そうと様々な推理を行ってきた。例えば、ゴリラズの共同制作者で漫画Tank Girl』の共著者であるイラストレーターのジェイミー・ヒューレットや、マッシブ・アタックの共同創設者でアーティストとしても知られるロバート・デル・ナジャはブリストル出身であり、デル・ナジャに至ってはグラフィティアーティストでもあったことから、度々、彼こそがバンクシーなのではないかと噂されてきた。 しかしここにきて、2003年の夏に東ロンドンで開催されたバンクシーのゲリラショー「Turf War」に先立ち行われたBBCのインタビューの中で、バンクシーが自身の

    バンクシーの実名が明らかに! 失われた20年前のインタビューで本人が公表 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • 気象現象と身体の変化に魅せられたアーティスト、笹本晃。気鋭の気象科学者が、その思考を紐解く | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    かつては世間話の話題にのぼる程度のものだった異常気象が、今では世界の終焉を想起させる差し迫った問題になっている。 彫刻家、パフォーマンスアーティストとして活動し、イェール大学芸術大学院 彫刻専攻 専攻長でもある笹晃は、近年さまざまな気象現象を小さな規模で再現している。たとえば、2020年にロウアー・マンハッタンのセント・マークス教会で特別な器具を用いて行われたパフォーマンスでは、老化と変容のメタファーとして、多様な気象現象を表現した。こうした実験は、自分がカオス(混沌)と秩序の間で存在するための助けになっていると彼女は言う。 気象科学者でスクリプス海洋研究所の助教授を務めるニック・ルツコも、手段は異なるが、気候パターンを解明するために種々の気象現象モデルを作成している。気象現象を再現するそれぞれのアプローチを比較しながら、捉えどころのない異常気象のどこに魅力を感じるのか、二人がZoomで

    気象現象と身体の変化に魅せられたアーティスト、笹本晃。気鋭の気象科学者が、その思考を紐解く | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • 古代ギリシャ彫刻はカラフルだった! メトロポリタン美術館の展覧会で覆される「白さの神話」 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

    ギリシャの三大悲劇詩人の1人、エウリピデスの『トロイアの女』で、絶世の美女へレネはこう語る。「美しさを捨て、醜い姿になりさえすれば。彫像の色を拭い去るように!」。へレネはトロイア戦争の悲劇の原因となった自らを責め、自分がトロイアの王子、パリスに寵愛される対象でさえなければ、と考えたのだ。 この有名な戯曲のセリフは広く知られている。だが、古代ギリシャやローマを思い起こす時、色彩が浮かんでこないのはなぜだろうか? この2つの文明の彫刻は白いものだという一種の神話は、人種と西洋的美学に関する思い込みからくるものだ。地中海から北アフリカに広がる地域に生きたギリシャ人やローマ人は、肌の色の違いを認識してはいたが、現代の西欧社会のように肌の色で世界を分類することはなかった。色彩は、むしろ健康や知性、誠実さや品位という詩的な連想をもたらすもので、たとえば古代ギリシャの長編叙事詩『オデュッセイア』では、女

    古代ギリシャ彫刻はカラフルだった! メトロポリタン美術館の展覧会で覆される「白さの神話」 | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
  • 1