はてなキーワード: スギ薬局とは
会社がクソブラックっていうか、帯状疱疹になっても休ませてくれなかったりとか更年期ババアA.Y.のヒステリック八つ当たり喰らったりとか事なかれ主義の上司とかそういう全てのことに愛想をつかして限界が来たというか、そういう理由で次も決まってないのに突発的に仕事辞めてニートになった。心的にはもうちょっと耐えられた気がするけど逃げる判断できるうちに逃げといた方がいい気がしたので逃げた。
この判断が正解だったってことにはあとでするとして、とりあえず有休消化中で暇になった。でも友達は結婚しちゃったり海外だったり消息不明だったりで数人にしか会えないので、どうしてもおひとり様時間が増える。折角なので気になってたカフェとかイベントとか色々行ってみたけど味気ない気がして、どうしようかなって思った時にgoogle mapの噂を聞いた。
“google mapのローカルガイドランキングで一位になると特別な特典がもらえる”
マジか。よく分かんないけどタダでもらえるものはなんでもほしい。無職でお金ないし。
というわけで一位を目指すことにした。
で、そもそもローカルガイドって何って話なんだけど、これがよく分からない。
まぁ多分だけど、「実際にその店を利用した上での忖度抜きの感想と気付きをこまめに口コミ投稿してくれる暇人」のことをカッコよく言ってるだけ。
で。とりあえず、点数稼ぐためにまずは行ったことのある場所を思い出して口コミ書いていったのよ。
【ここの店員さんすごい親切で大好きです。一緒に選んでもらった眼鏡気に入りました!ありがとうございます♪】
【ここの海鮮丼めちゃくちゃ量多いのでお腹すかせていったほうがいいです。11:00には列ができてるので来るならお早めに!】
【銀座で1000円ランチなんて安いなって思ったらクラブのママさんがお得意様向けにやってるお店でした。歌舞伎役者と麻生太郎みたいな人がいっぱいいました。】
【ここで買ったブドウ1日でカビました。衛生管理どうなってんの】
…
途中から飽きてきて適当になったけど、とりあえずその日だけで10件は投稿した。でもやっぱり適当すぎると閲覧数もそんなに稼げないし、ハートとか合掌とかでリアクションしてもらえないんだよね。だから投稿する時に、口コミ読む人は一体どんな情報が欲しいのか想像しながら書いた。
と言ってもそんなに立派なものじゃない。私は現金持たない派なので、支払いはカードやモバイルバーコード決済も使えるのかとか分かるんなら嬉しいなと思って、そういうことを書いた。
そうしたら閲覧数伸びるんだよねえ。あっという間に5桁になった。
その時、この店でカード決済とかができるのかが気になってgoogle mapで調べてる人ってわたし以外にもいるんだ〜って、そんな小学生みたいなこと思ったりした。
それからは食事に行った時とかはもちろん、ふらっとカフェに入った時とか、出先で寄ったスーパーとかスギ薬局とかよく分からない駄菓子みたいな名前したコインランドリーとか、そういうところにも口コミを残すようになった。閲覧数を伸ばすために試行錯誤して、一つの口コミに支払い方法や提供時間、店の雰囲気とか複数の情報を入れるようにした。
特にカフェとかレストランは、今までメニューから食べたいもの選んで食べて満足して終わってたけど、店の様子とか店員さんの対応とかを観察して、子供連れでも大丈夫かとか、車椅子でも大丈夫かとか、駐車場何台あるのかとか、そういうことも確認して、今までは取らなかったけど料理の写真や動画も撮るようになった。わたしの口コミ見る人に分かりやすいって思ってもらえるといいなと思ったから。
そうしたら、自然と店のお客さんが目に入るようになった。当たり前なんだけど、わたしが店にいる時に居合わせてる他のお客さんもわたしと同じ人間で、わたしと同じように、この店カードとかPayPay払い使えるのかなとか、混んでないかなとか、そういうこと考えながら無数の意思決定をしてこの店に来たんだ、世界にはこんなに人がいたんだって実感した。勿論理屈としては分かってたんだけど、ノイキャンして無意識下に置いて忘れてたものを再認識してびっくりしたような感じだった。世界には沢山の人がいて、キャッシュレス決済ができるかどうかとか、子どもが少し大きな声を出してしまっても急いで退店しなくて良さそうな雰囲気なのかとか、入り口にある20cmの段差の存在とか、そういうのを知りたい人がいるんだ。
そんなこと、本当はフツーのことなんだけどね、ほら、ニートって外出ないから自分以外の人間見ないし世界に自分しか居なくしがちじゃん。だからそんなフツーのことも忘れちゃうんだろうね。
それからはチャッピーに助けてもらいながら英語文でも投稿してみたり、トイレ綺麗じゃないと使えない人もいるかなって思ってトイレの綺麗さレビューとかもしてみたりしてる。
今レベル10まできた。レベル40ぐらいの魔王みたいなローカルガイダーを見かけて戦々恐々としてるけど、レベル上げしていつか倒す。一位は私のモンだよ。まあ別にもし一位になっても別に何ももらえないとしてもいいんだ〜、人生、何かを信じる余白ぐらいあってほしいじゃんね〜。
変なところで見栄はってローカルガイダーレベル盛ったら綻び出て大恥 ごめんがんばってるけど本当はまだ全然雑魚で上限知らんかったんや…すごい人の魔王感出したかったんや…
皮脂由来の体臭がなくなるって聞いて、デオナチュレの直塗りジェル石鹸を買ったんよ。うちの近くだとドラストになくてドンキにあった。
コーラアップみたいな色でオリーブ石鹸のにおい(※油粘土を少し爽やかにした香り)の恐ろしげなジェルを手に取って、胸元とか耳の後ろとか脇とか、夕方になると臭い気がするところに塗り込んで洗い流すんよ。足の裏、鼠蹊部にも行ける。てか行くべき。
そうすると触ったらキュッと鳴るぐらいアブラが取れて、風呂入って寝て起きても首筋とかサラッとしてんの!こんなのどのボディーソープでも経験したことない。オッサン用のスースーするやつや柿渋入りのより強い。
さすがに脇にはデオナチュレのスティック塗るけど、あとはノーケアでも汗の臭いが気にならなくなった。ちなみに嗅覚は人一倍いい。
顔はやばそうだから鼻の周りだけ塗ってみたら、角栓も一撃で死んだんよ。角栓崩壊のやつ1週間続けるとか言ってる場合じゃないんよ。
ストレスが溜まる度にブルダックボックルミョン(カルボ味)を食べていた。
近くのスーパーには置いてなくて、近くのスギ薬局にしか置いてなかったのでストレス値が満タンになる度毎回買いに行っていた。
パワハラ上司に死ね死ね殺すと叫ばれ続けストレスフルだった時期は週に二、三回ペースで食べていたし、死人のような顔で店に入ってきては迷いなくインスタントコーナーに向かい毎回プルダックポックルミョンだけ買って行く姿が異様だったからか、ひっそりと店でのあだ名がプルダックさんになっていたりした。
最近はパワハラ上司が左遷されてストレスフリーになったためかスギ薬局に行く頻度も2週間に3回程度、それもプルダックポックルミョンではなくゴミ袋とかモッツラレラチーズとか関係ないものばかり買うようになっていた。プルダックポックルミョンは1ヶ月に2回買うかどうかぐらいだった。
春先、しばらく出張に行くことになった。会社の手配が間に合わず富山でのホテル暮らしが続き、さらには出張先には弊社パワハラランキング堂々の第1位の上司がおり、合わない環境と魔王上司にストレスフルになりつつなんとか耐えて、ようやくこっちに戻ってきた。物理的に距離を取ったことで解けていくストレスを感じつつ、早速プルダックを買いに行こうとスギ薬局に向かい、入った瞬間ふと違和感を覚えた。
配置が違う。
嫌な予感がした。今までは入り口入ってすぐにスギセレクトの化粧品やら洗剤やらがまとめられているはずなのに冷感スプレーの山になっているし、すぐ隣にあったプロテイン・ビタミン剤コーナーが化粧品コーナーになっていた。
ただの配置換えだろう。冷感スプレーなんて特に季節商品だから前に出したとかだろう。そう思えばいいと頭では分かっていた。
だけど、何故か─────説明できない嫌な予感が私を満たしていた。
(『インスタント食品』の案内板は?)
斜め上を見上げなから店内をうろうろと歩く。前なら6列目の店奥のコーナーに陳列スペースがあったはずだった。でも、何度探しても、インスタント食品の棚の前を3往復しても、あのおかっぱ頭のニワトリのイラストがどこにも見当たらなかった。
「あの」
「はい」
「ここにあったプルダックポックルミョンってどこに行きました?」
「はい?」
「プルダックポックルミョンです。あの、辛いカップ麺なんですけど、あの、前まではあって」
「あ───────…………」
店員さんは小首を傾げながらインスタント麺コーナーの棚を見まわし、一番下の段を指差した。
「コレですか?」
指差した先にあったのは日清のポックンミョンの袋麺だった。牙もプライドも失ったアホそうなアフロのライオンのイラストが描いてあった。
「あの、違うんです、変なおかっぱ頭の変なニワトリの絵が描いてあるやつです、あの、ないなら大丈夫です、すみません」
あからさまにテンションが下がった私に店員さんはインカムで何やら誰かとやり取りをして、そしてハッとしたようにこちらを見た。
「あのお客様、すみません、あのプルダック、ってやつ、本社指示で無くなっちゃったみたいなんですけど、Janコードが分かれば発注もかけられますよ!」
店員さんは心から、よかったね!というような微笑みを浮かべていた。コレだけで分かる、この人はきっと優しい人だ。
けれど、違うのだ。
注文をしてしまったら絶対に取りに来ないといけないではないか。
私は“ストレスが溜まった時に”“手に入れたいと思ったら手に入る”、その環境が失われてしまったのが辛いのだ。
私は曖昧に笑いながら先ほどのライオンが描かれた麺を鷲掴んでいた。
「…………あの、本当にありがとうございます。でもとりあえず今日は大丈夫です。申し訳ないので。すみませんでした」
力になってくれた店員さんにペコペコと何度も頭を下げて、茫然自失のままモッツラレラチーズと共に会計を済ませた。
家に帰って、ポックンミョンの封を開けて乾麺を取り出すとフライパンで冷水からそのまま煮始める。ボコボコと膨れ出した水面を眺めながら、
麺が茹で上がった頃、付属の味付け粉末を振りかけて雑に混ぜて啜ってみる。どこかぼやけたパッとしない味が口の中に広がった。麺も伸び伸びで美味しくない。ストレスが燃えていく気配もない。
緩慢に咀嚼しながら、私はプルダックポックルミョンのことを思い出していた。
今思えば、味が特別美味しいというわけでもなかった。
しかも食べた翌日に絶対にお腹を壊すし、翌日のオナラは劇物と化す。
文字にすると碌でもないが、それでも、私が欲しいのは、こんな日に食べたいのはプルダックポックルミョンだった。
とりあえず美味くもない目の前のこれを片付けなければ。そのストレスが薄ら降り注いでくるのを感じながら、台所のあと4食分残ってしまったポックンミョンの存在を思い出して、少しだけ途方に暮れた。
タイトルの通り。なんとかしてGWが終わるまでに、この記事を読んでるお前をゴミから人間にするための最速マニュアルだ。
前提として、予算はだいたい3万円ちょっと見とけばいい。そのうち2万はGUに消えるけど。
まずはドラッグストアに行け。マツモトキヨシでもスギ薬局でもウェルシアでも、ココカラファインでもなんでもいいから。
で、「男性用化粧品」のコーナーを探せ。あったか?そしたらメンズビオレの、パッケージに「顔髪体」って赤字でデッカく書いてあるやつを買え。
一応、商品名言っておくと、「メンズビオレONE」ってシリーズ。
ボディソープと、(風呂場で吊り下げて使える)保湿ミルク、それと化粧水スプレー。この3つをカゴに入れたらレジに行け。それ以外には目もくれるな。
で、これで風呂に入れ。風呂キャンセルなんて言ってるような人間はゴミだ、人権なんて永遠に得られないと思え。
さっき買ったボディソープでまずは頭を洗う!大丈夫だ全身洗えるやつ買っただろ!心配するな!
次に風呂場で濡れたまま使える保湿ミルク!これを1,2回押して適量を手に取り、なるべく薄く伸ばして髪に塗りたくれ。
これだけでもうシャンプーとリンス(トリートメント)が終わったぞ。嘘じゃねえぞ。
で、髪の保湿ミルクは別に洗い流さなくても良いので、そのまま体も同じボディソープで洗え。(どうしても気になるなら洗い流しても良い。その辺は慣れとかいろいろあるかも)
というわけで、これでもうお前はまず外を出歩けるようにはなった。やったぜ!!風呂のあとは寝ろ。
さあ次の日の朝だ。起きたら顔を洗え。は?洗顔?スクラブ剤?要らねえよ。
で、そしたら昨日かったけどまだ使ってないやつがあるだろ。そう。化粧水スプレー。これを顔と髪に吹き付けるんだ。
顔に吹き付けたら、手で伸ばすんだ。付け過ぎたやつはこのときちゃんと手で払う。ってか手に残ったやつがそのまま保湿になるわ。
髪に吹き付けたら、とりあえず手櫛で良いから髪を整えろ。もうザックリでいい。
はいこれでおk。じゃあ着替えて街へ出るぞ。GU行くぞ。はあ?GUへ行く服がない?バカだなお前GUに行く服なんて無くていいんだよ!むしろGUに行くための服をGUに買いに行くんだろ今から!
GUについたな、よし。
じゃあメンズのエリアをぐるっと回って、商品の説明に「セットアップ可能」って書いてある、なんかテイスト似たようなやつをまとめてカゴに入れよう。
まあこのへんは正直、マネキンが着てる奴そのまま丸パクリしとけば問題ない。それか、GUの公式サイトとかアプリとかにある着こなし検索とかで、良さげなやつを探しておくと良いかも。
あと色!色はね、もう量産型とか言われても気にするな。とにかく白と黒。モノトーンで行け。
それだとなんかヤダ?じゃあ青な。デニムの色に合わせていけ。最初のうちはコーデの主役はズボンと思え。特に夏はな。
これがな、冬だったらな、グレーのデニムジャケットにグレーのデニムパンツ!とか言えたんだけど。夏はまた違うでね。
で、何でGUをこんなに薦めてるのか、ユニクロじゃダメなのかって話だけど。
GUはマジで安くてマトモな服しかないから。羽織るものから靴、ズボン、果ては下着や靴下、カバン、帽子もある。
カバンもこの機会に新調しような。もうダサいリュック背負って歩くな!邪魔だし、な!
ユニクロはねえ……微妙に高いのよね……あと、たとえば中に着るシャツとかならまだしも、主役になるようなアイテムを買うのが難しい、と個人的には思う。
まあそのあたりは、自分で服をマトモに買えるようになってから考えれば良い。
で、たぶん全部新調するころにはお会計が2万になるかならないか、ってところなワケ。足が出たら、その、すまない。
とまあ、これで終わりなわけだ。3万円あればそんじょそこらを歩く一般人にはなれるだろ。
ぶっちゃけこんな超ザックリした記事でマトモになれたら苦労しないかもしれんが、それでも何もしないよりはマシだろ。
さて、最後。おそらく沸いているであろう疑問。
「ヘアワックスとかって要るの?」だろ。ワックスもつけてないやつは頭おかしいとか、そんなヘイトスピーチ動画でも見たんだろ。(※実際にTiktokにいました)
まあ結論、そりゃあ要るわ、って話。
じゃあどうしろと言うのか。
ギャッツビーの「メタラバー」っていうやつを買えばいい。なんか人気の美容院と共同開発したとか書いてあるやつ。
昔から売ってるカラフルなあの丸い奴じゃダメなのかって?アレはオススメしない。
とりあえず、まっ金金の色したムースの缶と、緑色で「バーム」って書いてあるやつ。これだけ買っておけば仕事でも遊びでも困らん。
あとはお前なりの髪型があるんだろう、バームやムースを手に取って、髪型を作るだけだ。手に残ったムースは落とせよ。バームなら落とさなくていい。そのままハンドクリームになるからな。
え?髪型なんてない?そもそもセットなんてどうしたらいいか分かんない?商品名でググれば公式サイト出てくるからそこを見ろ……と言いたいけど。
こればっかりはな。美容院行けとしか。美容院に行くための服?さっきGUで買っただろうが。
あ、メンズの美容院はだいたい5000円が目安だと思っておけばいいぞ。お前の住んでる街の物価にもよると思うけど、これくらいだと思っておけ。
もし物価高エリアに住んでるなら、+1000~2000円くらい見ておけ。
で……なんだっけ。ああそうだ、切ってもらう美容師さんに俺髪の毛自分でセットとかしたことないんですってDTアピールはちゃんとしとけよ。再現しやすい髪型にしてくれって。でないと何のための美容室代か分からんからな。
いい感じの髪型だな、再現しやすいなと思ったら次から同じ人に切ってもらえ。担当を決めろ。推し美容師を決めろ。美容師をアイドルやコンカフェ嬢だと思え。え、無理?それはごめん、今のは俺もムチャ言った。
とまあ、ここまですればもう安心だろ。あとは胸を張って街を歩け。
こういう手合いの話題にピッタリな曲の歌詞の一節を引用して終わりにする。
"できたてのカワイイ 自信持って きっと街中がランウェイ”
…………と。本来ならここで終わりたいんだが。こっから先は自論かつ「下」の話なので、読みたくない人はここでこの記事を閉じろ。
…………
よし、人払いはできたか。
じゃあ、端的に言うぞ。
チ〇毛を剃れ。下着も(具体的なメーカー名を出すのはアレかもしれんが)GX3やEGDEとかのオシャレでセクシーなやつにしろ。
自己啓発本なんかよりも先にするべきなのはコカンをととのえることだ。サウナでととのいなんかよりも大事なことだぞ。チ〇ポの角度は心の角度だ。どこまでアゲてけ。
まあ自己啓発本と比べれば、コスパは悪いと思う。思うよ?けどそういう本や方法と比較したとき、即効性が違うのよ。
トイレ行ってさ、ションベンでもなんでも良いけど、こう、便座に座るとするじゃん。
おろしたズボンの中の下着がさ、真っ黒でなんの飾りっけも無いやつだと寂しくない?ちょっとでもイイものを身に着けてるって自覚があるだけで違う、と思うぞ、俺は。
え?なんでパイパンにさせたんだって?そりゃあお前……………俺の罠だよ。トラップだよ。残念だったな!!!!!!
ってのは半分冗談。でもさ。剃ったお前のチ◎ポ、よく見てみろよ。こう、そそり立つ姿を。たまにはじっくりと。
普段はジャングルに隠れて見えなかったその御姿。まさに、御立派。そうは思わんか?
以上、これで本当に終わり。これでお前はどこを歩いても恥ずかしくない一般人になれた。やったね!!
ドラッグストア兼調剤薬局のスギ薬局、ホットヨガスタジオのLAVAとコラボキャンペーンしてるって見かけたんだけどさ
https://www.sugi-net.jp/sugi-channel/1893
https://x.com/SUGIofficial_JP/status/1847442543945945329
LAVAってこの間 "レプリコンワクチンのシェディング" で話題になってたよな
https://yoga-lava.com/news/all_topics_241001_important_rv.html
科学的根拠に基づかないデマを広める企業を支持してるの正直がっかりだった
Meiji Seikaファルマも最近動きあるし、こういうキャンペーンは今後取りやめてほしいな
近所にスギ薬局ができて、今まで行っていたマツキヨやダイコクドラッグよりも近いという一点だけでメインドラストへと鞍替えした。
処方箋もカメラで撮って送るだけで作っておいてくれるし、クーポンもそこそこ配布されるし、現金以外の支払い方法も多様で最高。
ただ、ただ、毎回会計終わりに紙クーポンを出してくるのがホントに意味わかんない。
せっかくアプリ出してポイントつけてもらってさぁ、ペイペイで支払いしてさぁ、財布も出さずに手ぶらで買える会計システムになってんのにさぁ、なんで紙クーポンなわけ?
これを財布にしまっとくためだけに、会計終わりにまたいそいそと財布を出すことの矛盾感、そもそも紙クーポンという名のチラシなのでデケーしかさばるし、とりあえずかばんに入れようものならぐちゃぐちゃになるわけ。そもそもぶらっとスギに寄った時に「あれ?今紙クーポン持ってきてたっけ?」となるあの感じ、ほんとに無駄。
何のためのアプリなんだよ、と怒りすら覚える。
処方箋送信機能が別アプリとはいえあるんだから、もうちょっと開発頑張ってさぁ、レシートにQRでもつけて、それをアプリで読み込むことでアプリにクーポンが付与されますとかならんもんなんか?
これで紙クーポン以外のクーポンは全くございませんならまだ1億歩くらい譲ったらわかるけどさ、アプリ上でも電子クーポンってあるんだよ。なんで紙と電子で分けるし???
近所のスギ薬局に週2で通ってる。
正確にいえば仕事で溜まったストレスがMAXゲージが溜まるたびに行ってる。基本週2、時々週3。
それで行くたびにプルダックポックルミョンっていう辛いカップ麺のカルボ味を2つ買って貪り、溜まりに溜まったストレスを辛さという別のストレスで誤魔化しているんだけど、あまりに買い物に行く頻度が高く消費が早いせいかいつの間にか置かれている在庫数が倍になっていた。しかもわたしが買う味だけ。
ついでにいっつもレジ袋をもらうのに指がカサカサで開かないから5分ぐらい真顔で苦戦してたんだけど、いつのまにか指を濡らす用のピンポン玉が置いてあった。
今日、アップルウィッチを買って浮ついていたわたしはいつも通りスギ薬局に行った。
わたしはとにかくアップルウォッチを買ったのが嬉しくて嬉しくて、買いたいものもないのにアップルウォッチでpaypay 払いをしてみたかったのだ。
スギ薬局について、辛いラーメンが置いてある棚を素通りして何かしら買いたいものを物色していた。
結局何も買いたいものはなかったのであって困らないボックスティッシュとお菓子を買うことにし、いつも通りレジ袋をカゴに入れてレジに向かった。バイトの高校〜大学生ぐらいの、今までプルダック麺を買う時数度当たった女性店員のレジになって、わたしは自信満々にApplewatchを差し出した。
「PAYPAYで!」
できなかった。
なぜだか読み取れなかった。
10秒ほど赤い赤外線がバーコードを照らすだけに無言の時間が発生し、焦ったような様子になる彼女に居た堪れなくなって、スマホを取り出してそっちでpaypay 払いをした。
「すみませんでした」
彼女は謝った。
「いえいえ、とんでもない。ありがとうございました」
私は言ってサッカー台に向かった。置いてあった指を濡らすピンポン玉の奴が置いてなかった。
不便だけどまあいいか、と思いながら指のわずかな脂で袋を開けようと試みていると、レジにいた彼女がちらっとこっちを見てハッとしたように後ろを向き大きな声で言った。
「ササキさん指濡らすボールのやつお願いします!プルダックさんのやつです!」
一瞬時が止まったかと思った。
彼女は後ろを向いたまま微動だにしなかった。わたしは指先を擦る動きだけは止めずに彼女の方を呆然と見つめていた。
そのうちようやく袋が開いたので袋の中に買ったものを適当に投げ入れて店を出た。
プルダックさん、か。
あだ名つけられてる予感はしてたけど、プルダックさんか。
そんなモハメッドみたいな感じで言われてたのか。
スギ薬局のモハメッド。
近所のスギ薬局に週2で通ってる。
正確にいえば仕事で溜まったストレスがMAXゲージが溜まるたびに行ってる。
わたしはストレスが溜まると辛いものが食べたくなる性質で、特に最近プルダックポックルミョンっていう辛いカップラーメンにハマってストレスが溜まるとそればっかり食べている。
それが置いてあるのが近所のスギ薬局だけで、ストレスゲージは週2ペースでMAXになるので必然的に通うことになる。
プルダックポックルミョンにはいくつか味があるんだけど、その中でもカルボ味が大好き。それ以外は買わない。なのでそれを二つ買い、つまみにモッツラレラチーズ、粘膜を保護するための牛乳、辛味の刺激の緩衝材にするためのサラダ。
そのセットを週2で買ってた。
それが3ヶ月続いてたんだけど、今日スギ薬局行ったらプルダックポックルミョンの在庫数が倍になってた。いつも四つなのに10コぐらいになってた。
すぐピンときたよね。
いきつけのカフェで店員さんに「いつもありがとうございます」とか言われたらもう通うのやめたりする。人見知りだし、その「いつもアイスコーヒー頼んでミルク二つ入れる人だ」って認識されてるのがプレッシャー。
でもさ、プルダックポックルミョンのカルボ味は近所じゃここしか売ってないんだ。
ここに通うのをやめる選択肢はない。
ストレスで終わる。
だからわたしは気のせいだ、全部気のせいだと思い込みながらレジに向かった。
レジ前のレジ袋を取ってカゴに入れ、「お願いします」とカゴを差し出す。
女性のアルバイトっぽい初めて見る店員さんが、愛想よく笑顔を向けながらカゴを受け取ってくれて、そしてカゴの中身をみた瞬間チラ、とわたしを見た。
完全に「こいつが噂の……!?」の顔してた。
もう最悪だった。
だって確定で「週2でプルダックポックルミョンだけ買いにくる謎の女」認識されてるじゃん。
バックヤードで「この店さ、プルダックポックルミョン週2で2コ買いに来る常連客いるんだよ」ってまだそんな打ち解けていないアルバイトの子のために話のネタにしてるじゃん。
いいじゃん美味しいんだよコレ。
幸いにも言葉はかけてこなかった。
そう思いながら袋詰めコーナー行ったら、指を湿らせるあのスポンジっぽいのが置いてあった。
前までなかったのに。
ちなみにわたしはいつもレジ袋が中々開けなくて10分ぐらい苦戦するのがルーティンだった。
「プルダックポックルミョンの女、手に油ないんだな」って思いながらさ。
あまりに“恥”すぎるだろ。
優しさが痛いよ。
あー もう通うのやめようかな。
でもプルダックポックルミョンのカルボせっかく増やしてくれたのに、わたしが行かなくなったら余るだろうな。
ひたすら悩ましい。