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2025-10-28

限界うつ人間の手記

2ヶ月間シャワーすら浴びられてなかったのが、昨日やっとシャワーできた

すごい量の抜け毛(髪が長いので余計に多く見える)

とんでもない量の垢

1時間かけて必死で洗った 

シャワー中すぐに熱中症みたいになるので、ふだん湯温38度にしてるのだが、今回は身体中の皮脂を落とさなければならなかったため39度にした

案の定熱中症のようになって途中から動悸と目眩で倒れそうになったため

洗い終わったあとは水シャワーで体を冷やし、水分をたくさん飲んだ

昨日なんとかシャワーを浴びることができたのは歯医者の定期検診に行くためだった

私が行っている歯医者は徒歩で往復1時間強かかる(自転車は持ってない)

行く直前まで髪を乾かしたり、伸び放題の眉毛鼻毛や髭(女にも髭は生える)を処理したり、歯を磨いたりしていたため出発時間ギリギリになってしまい、2ヶ月寝たきりだった人間がいきなり早歩きと小走りで長時間(?)歩いたものから現在に至るまで身体中が痛いうえに疲労困憊だ

歯もろくに磨けていなかったものから歯肉の炎症が酷くて痛くて、本当は歯医者に行くのが怖かった

でも私のかかりつけ歯医者キャンセルポリシーを掲げているので無断キャンセルはもちろんドタキャンもできない(スリーアウト制でドタキャン患者診療拒否になる)

から必死シャワーを浴びて、本当に最低限の身なりだけを整えて何とか行ってきたのだ

二ヶ月ぶりに人類と会い、話をしなければいけない

無事にシャワーを浴びることができるのか、シャンプーも二ヶ月ぶりでドライヤーで乾かしたあとに頭皮を鏡で見たらハゲているのではないか、無事に歯医者に行けるのか、最低限まともな身なりができるのか、二ヶ月ぶりに人と話すのにまともに喋れるのか

心配事は無限にあり、考えると不安が極限まで高まりパニック発作が起きそうになった

ただパニック発作を起こしてる暇はないのでアルプラゾラム普段の2倍飲んで対処した

普段の2倍飲んでも一日最大投与量には達していない)

こういうとき自分言い訳は決まっている

「酒を飲むよりはマシだろう」

プロービング検査? では当然のように歯肉の腫れを指摘された

探針で触らなくても血が出てると言われてしまった

そうだろう、だって来る直前にフロスしたとき、ほぼ全ての歯間から出血したもの

ただ三ヶ月に一回は通っているせいか出血率が前回の0%から33%に上昇してしまった以外には酷い状態にはなっていないようで安心はした

自分の予想では出血率は40〜50%だろうと思っていたので33%程度ですんでいたのは意外だった

出血率は本来20%未満を目指すものなので(そして出来るなら0%を目指すべき)アウトはアウトではあるのだが……

それくらい腫れて痛くて、それが怖くて最近では毎日ロキソニンを飲んでいたくらいだった

腎臓消化器官ごめん

出発直前の歯磨きも雑に適当しか……いつものように丁寧にできなかったので、磨き残し率は10%か下手したらもっと上まで行っているかと思ったが2%だった

これは意外だった

歯周ポケットもいつもと同じ2〜3mmの範囲におさまっていた

実は2ヶ月前から神経に響くような痛みが奥歯にあったので虫歯心配していたのだが、実際にその箇所を診てもらったら知覚過敏だと言われた

風呂も入れず歯もろくに磨けず、もっと酷い状態になっているかと思ったが、問題は歯を磨けていないことによる歯茎の炎症と腫れと痛みのみという結果であった

これは磨いてさえいれば治るものなので(不可逆的なものではないので)、良い結果ではないが最悪の結果でもなく、その点は安心した

やはり定期的に歯科定期検診に行っているというのはメリットが大きいのだと改めて感じた

成人の虫歯歯周病もそう簡単には進行しないので、たとえ今回のように一時的状態が悪くなったとしても手遅れレベルにはならないのである

そして手遅れレベルになる前に手を打つことができるのである

むかしは歯医者が怖くて定期検診なんて行ってなかった

歯が痛くて耐えられなくなって、それでも耐えて耐えてついに歯が割れるところまで虫歯が進行してはじめて受診するという有様だった

自分は親と同じようにきっと40〜50代で入れ歯(部分入れ歯ではない)になるんだと諦めてた

今の歯医者に行き始めてはじめて定期検診というものを(特に理由は覚えていないが流れで)受けるようになって、自分意識が変わった

親のように若くして歯のほとんどを失わなくてすむのかもしれないと知った

私みたいな抑うつ状態ダメ人間でも、抑うつ状態とき手入れが疎かになって一時的状態が悪くなっても、それでも自分の歯を諦めなくていいんだと知れたのはものすごい収穫だった

それにしても2ヶ月シャワーを浴びてなかったか頭皮が痛い

髪も薄くなった気がする

怖くて仕方がなかったが、とにもかくにも自分シャワーを浴びたし歯医者にも行けた

自分の歯と頭皮と全身の皮膚の状態確認できた

一歩、いや半歩かもしれないが前に進めた

それは事実現実で、この疲労困憊でくたびれきった体が、昨日たしか自分自分なりに頑張った証なのだと伝えてくれている

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