- 朝日新聞
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- 機密とプライバシー 適性評価制度を考える
全5回機密とプライバシー 適性評価制度を考える
人工知能やサイバーといった経済安全保障上の重要情報にアクセスする人の身辺を国が調査する「セキュリティークリアランス(適性評価)制度」。国はなぜ法整備をめざすのか、課題はないのか。専門家に聞きました。
- 第1回 - セキュリティークリアランスで「秘密の赤字」解消へ 国会監視が重要- 人工知能やサイバーといった経済安全保障上の重要情報にアクセスする人の身辺を国が調査する「セキュリティークリアランス(適性評価)制度」。国はなぜ法整備をめざすのか、課題はないのか。専門家の方々と考えます・・・[続きを読む] - 2024年04月09日 16時30分 
- 第2回 - 信頼できる国同士、情報共有可能に 身辺調査はリスク管理徹底を- 今回のセキュリティークリアランス制度の導入により、機微な情報を扱ってきた企業のビジネス環境に変化が出そうです。国内外で通信インフラやITサービスを展開するNECの石見賢蔵・経済安全保障統括室長は「新た・・・[続きを読む] - 2024年04月10日 16時00分 
- 第3回 - 身辺調査に本人の「真の同意」は必要か 適性評価、労働者の立場は- 経済安全保障に関する重要情報を取り扱う人を対象に国が身辺調査を行う今回の制度は、民間企業にも大きな影響がありそうです。働く人の利益を守る労働組合の中央組織・連合はどう向き合うのか。政府の有識者会議に参・・・[続きを読む] - 2024年04月11日 16時00分 
- 第4回 - 大川原化工機の冤罪事件を繰り返すな 保全対象の情報、拡大のおそれ- 政府が導入を目指すセキュリティークリアランス(適性評価)制度について、専門家から指摘が相次ぐのは「不透明な部分が多すぎる」点です。日弁連で特定秘密保護法の問題に取り組む三宅弘弁護士は、犯罪行為をあらか・・・[続きを読む] - 2024年04月12日 16時00分 
- 第5回 - 政府による民間人監視、許されるのか 日米安保の一体化に異議- セキュリティークリアランス(適性評価)制度の導入を目指す今回の法案を巡って最も懸念が強いのは、身辺調査によるプライバシー侵害が起きかねない問題です。中野晃一・上智大教授(政治学)は、日米の安全保障政策・・・[続きを読む] - 2024年04月13日 16時00分 
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