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全4回京大のゆくえ
自由の学風で知られる京都大だが、霊長類研究所の解体や、講義の無料ウェブ公開終了方針といった変革に、学生らは不自由さを感じとる。巨額支援を受けられる国際卓越研究大学の選に漏れた京大の行く末を探った。
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- 第1回 - 解体の京大霊長研に所属した学生の白熱の記憶、むなしさ、選択した道- 今年1月、京都大の博士論文の発表に立った男性は拍子抜けした。「長く続けてきた研究の終わりがこんな形なのか」50人以上が入れる大会議室にいたのは4人。大勢を前にして話すつもりで緊張もしていた。なのに、教・・・[続きを読む] - 2023年09月16日 07時30分 
- 第2回 - 京大の無料講義サイト閉鎖方針、立ち上がったのはかつて救われた学生- 京都大の講義や講演の一部は、実は誰でも無料で受講できる。「京都大学オープンコースウェア(OCW)」。20年近い蓄積があり、これまでに約6400の講義・講演の動画をユーチューブを通じインターネット上で公・・・[続きを読む] - 2023年09月16日 12時00分 
- 第3回 - 総長カレー発案の元総長に聞く京大の自由 「面影だけだが妙に定着」- 2003~08年に24代京都大総長を務めた地震学者の尾池和夫さん(83)。在任中には大学の法人化を経験し、「総長カレー」をヒットさせたことでも知られる。学生時代を含めて40年以上を過ごした母校の今に何・・・[続きを読む] - 2023年09月17日 08時00分 
- 第4回 - 京大のいま 「不自由が増えた」「形式的」と変容を感じる教員、学生- 自由の学風で知られる京都大学だが、教員や学生の目には、今の京大はどう映っているのか。まず、京都大学職員組合の中央執行委員として学内の課題についての発信も続けてきた、大学院教育学研究科の駒込武教授に聞い・・・[続きを読む] - 2023年09月17日 12時00分 
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