競合企業に大勝利したGE(ゼネラル・エレクトリック社)のマーケットイン的な思考回路とは?顧客視点で見ることがいかに大切かを事例で紹介します。 新年おめでとう。 みなさん元気に新年を迎えたかの? ワシャ、棲家にしておるシンフォニーの森の大ケヤキの梢から初日の出を拝んだワイ。 気持ちが良かったのぉ。 さて、新年に相応しいテーマを考えたんじゃ。 「マーケットインとプロダクトアウト、その思考回路と悲しい現実」じゃよ。 昨年の6月に世界のマーケティング界に大きな影響を与えた「マーケティングの巨人」とも言えるセオドア・レビット博士が亡くなったんじゃ。 40年も前に「企業の最も重要な資産は顧客情報である」と喝破し、今日のデータベースマーケティングの礎を創った人なんじゃ。 実はワシはinternet.comというオンラインメディアにコラムを持っていたのじゃが、そこでレビット博士がその著書で世界に広めた「ド
多変量解析の本には、複雑な数式がいっぱい。実際にいつ、どの方法を使うのが有効?今回は、マーケターの皆様の身近な例をもとにノヤン先生が解説します。 ミミズクのノヤンじゃ。データベースマーケティング一筋にもう20年以上も研究を続けてきたんじゃが、このシリーズでは企業のマーケティング担当者が理論武装するための基礎理論を学んで欲しいんじゃ。 今日は多変量解析の実践編じゃの。 といっても、ややこしい数式をつらつら書く気はないから安心してええんじゃよ・・・。実を言うとワシも文系のミミズクなんじゃ(笑)。 もちろん多変量解析は「統計手法」じゃから本質的には「数学」なんじゃ。じゃから数式を知りたい人は本屋に行って統計コーナーに行けば、レベルに合わせた良い本がたくさん見つかるじゃろう。ここで知ってほしいのはあくまで、「どう使うか」「どこを注意して使うか」というポイントなんじゃ。 思い出してみればマーケティン
多変量解析とは、マーケターが最も意識すべき統計解析手法のはずが、実は苦手な人が多いのも事実。実際に解析することも必要ですが、その前に多変量解析の概念を、苦手意識を持つマーケターの方々にノヤンがレクチャーします。 ミミズクのノヤンじゃ。データベースマーケティング一筋にもう20年以上も研究を続けてきたんじゃが、このシリーズでは企業のマーケティング担当者が理論武装するための基礎理論を学んで欲しいんじゃ。 記念すべき第一回目は「多変量解析」じゃの。 マーケターが最も意識すべき統計解析手法の考え方、つまり概念を知って欲しいんじゃ。 日本の企業内でマーケティングを担当している人の多くは文系の人じゃから、数学や物理が苦手な人が多いんじゃ。でも概念は知っておかないと事象を説明できんから予算を獲得したり、問題に手を打ったりできないんじゃよ。 マーケティングキャンパスのマーケティング用語集で「多変量解析」を調
アプリマーケティング研究所 > トレンド > インスタは「妄想の検索エンジン」メルカリは「通販の検索エンジン」としてつかう。女子大生が教えてくれたスマホで「ビキニ」を買うまでの心理と経路。 インスタは「妄想の検索エンジン」メルカリは「通販の検索エンジン」としてつかう。女子大生が教えてくれたスマホで「ビキニ」を買うまでの心理と経路。 女子大生の方に「スマホで買い物する過程」を詳しく聞いてみました。インスタで妄想してからメルカリでモノを買う…?? まず「インスタ検索」で妄想を膨らませる。 スマホをつかって「最近買ったモノ」って何かありますか? どういう経緯で買ったのかも知りたいです。 女子大生: このまえ、海外旅行のために「ブラジリアンビキニ」っていう、露出度の低いビキニを買いました。 まず、最初にやったことは「インスタでの検索」ですね。ハッシュタグ「#ブラジリアンビキニ」で検索して、実際に着
2015.01.13 Tue 情報の99.996%はスルーされる時代に、どう広告を届けるか 《さとなおリレー塾・第1回》 伝わらない時代の伝わる広告を考える さとなおリレー塾全10回の、第1回目に行ってきました。 さとなおさんは、「スラムダンク」の100万冊突破記念の広告 を担当された方。「あれから10日後」のストーリーを、廃校になる学校の黒板に描かれた、あれを企画された方です。つまり、ネ申です。 そんな広告業界の巨匠、コミュニケーション・ディレクターのさとなおさんのラボには、もう3回応募していて、自慢じゃないけれど、過去、全て選考審査に落ちています(号泣)。 そんな私みたいな、ラボの選考に落ち続けている人たち(だけじゃないけど)に優先して受けられるようにと、さとなおさんが作ってくださったのが、広告業界のスターのみなさん7名とさとなおさんでつくられるリレー塾(微笑)。 会場、ぱんっぱんでし
Twitterのタイムラインに面白い画像が流れてきたのでFacebookとGoogle+に「Twitterで面白いの見つけた」と投稿したらめちゃバズった。 反応は大きく分けて◎が90%、×が10%という感じ。極端に分かれた。 ◎ 面白いシェフ 正直で良い このお店行きたい 自分も場所だけ取ってくっちゃべってるだけのグループには腹立つ 当たり前だけど誰も言わないだけ。よく言った。 × こんな店絶対行くものか 客をなめてる 営業努力を欠いてる 客に対しての態度が嫌だ 自分はどうかと思うと、これこそ究極のワントゥワンマーケティング(死語)だと思ったなりよ。 何回も書いているが、売り上げの90%は10%の顧客が占めているというアレだ。デパートも最上の客には家まで外商の担当者が出向いて注文を受ける。サービスの内容が一般客と全く違うわけ。たくさんお金を払う客には上質のサービスを提供し、その客が逃げてい
業績を上げるには顧客満足度の向上は不可欠、体系化されたプロセス管理で、商品や技術の開発効率が上がる――。こんな経営の「常識」が必ずしも正解とは限らない。名だたるグローバル企業ではゼロから見直し、よりブラッシュアップされた手法を開発している。 外食しようとお店に出かけると、テーブルの上に「お客様の声を聞かせてください」と書かれた簡単なアンケート用紙が置かれていることが多い。「料理の味に満足しましたか」「従業員の接客はどうでしたか」。いわゆる顧客満足度(CS)調査だ。 しばらく前に行ったチェーン店でもこうした用紙が置いてあった。味はそこそこだが、値段が安いのでまあ満足。ただし料理が出てくるのが遅く、従業員を呼んでもなかなか来てくれないのでサービスにはかなり不満を感じた。たぶん客の入りに比べて従業員数が少なすぎるのだろう。 しばらくして、同じチェーンの別の店に行ったところ、前回と同様、アンケート
スライス・オブ・ワールド、略してすらるど。旧タイトル『海外の反応とか』。海外の反応をヘッポコな翻訳力で紹介しています。 メルセデス・ベンツがプロダクションI.Gと組んで作ったNext A-Classのプロモーションアニメが話題となっています。 監督は『赤い光弾ジリオン』や『やるどら』シリーズの西久保瑞穂、キャラクターデザインは貞本義行、音楽は川井憲次が担当しています。 声優は沢城みゆき、鈴村健一、津田健次郎です。 (敬称略) 公式サイト:next-a-class.com 引用元は動画につけられたコメントやこことか NEXT A-Class ●モナコ 良かった! 新しいAクラスはセクシーだし、マーケティングも良い感じだね。 ●サウジアラビア マジでクーーーーールだ!!!! ●アメリカ 最高のコマーシャルだな! ●アメリカ 面白カーチェイスが好きなら、これも気に入るはず。 ●不明 何でおれの国
初めて気がつく瞬間 子どもと一緒に過ごすようになってから、初めて食べるものの反応を楽しみにしてきた。初めてのコーラとか、初めてのグミ、初めてのガリガリくんとか。明らかにおいしいものじゃなくてもいい。初めてのウニとか初めてのゴーヤとか。目を見開いて驚いたり、文字で表現し…
家のなかを森にしたい、という欲望 今年はなんだか観葉植物の観察が楽しい。本日は植物についての記事ですが、土や根っこなどの画像もあるので苦手な方は避けてくださいね。 フィカス・ウンベラータ うちのメイン的存在はフィカス・ウンベラータ。ウンベ殿が我が家にやってきたのは2020年5月。コロナ禍初…
戦略コンサルタントが悠長に分析し、不明確な指針をつきつけられて企業が頭を抱えながら理解するといった時間はもうない。 AdobeのOmniture買収の意味 Adobe Systemsがウェブ解析のOmniture買収を発表した。Adobeは、PDFをはじめ、2005年に買収したFlash Videoを核に画像、映像コンテンツビジネスを拡大させ成功している企業だ。背景には、動画共有サービス「YouTube」、テレビや映画のインターネット配信市場、そしてGoogleのインターネット広告ビジネスが生み出した新たな巨大インターネット広告市場がある。Adobeは、コンテンツをインターネットに流す上でのリスクを解決する技術の提供で影響力を拡大してきた。 AdobeはPDF、Flashというコンテンツそのものの標準フォーマットを定義し、さらにそれらのコンテンツ活用の場を構築するための技術を用意している。
いま、ベンチャー企業でiPhoneアプリをつくることが流行っているようだ。 iPhoneであれば世界相手にビジネスがリスクも少なく挑戦できると考えているひとが多いようだ。 こういう消去法的に戦略を選択することは危険であると、このブログの最初のほうに 貧乏子沢山なWEBサービスという戦略 というエントリで書いた。 今回はiPhoneアプリのコンテンツビジネスがなぜ可能性がないか、同じ問題を抱えるXBOX360、wiiなどのゲーム機でのダウンロード販売についてもあわせてくわしく説明する。 とまあ前置きを書いた段階でだいぶ眠くなってきたんで、詳しくじゃなくて、かいつまんだ要点だけいう。 いいたいこと ・ コンテンツプラットホームではヒットコンテンツが十分にもうからないとダメ。 ・ ちなみに儲かるクリエイターが存在できることではなく、たばねるパブリッシャー的な存在が儲かることが成立する必要がある。
最近、もうHD DVDの話を全く聞かなくなり、そろそろ冷静に評価ができると思うので、次世代フォーマットがどうしてBlu-rayで勝負が決まったのか僕の意見をまとめてみようと思います。きっとVHSと同じように、このフォーマットが決まる理由には諸説もろもろあると思うのですが、日本が不得意と呼ばれているフォーマットを巡る戦いに関してある程度考察をしておく必要はあるかなということで。 前提知識をゲットできるわかりやすいまとめ記事 いろいろBlu-rayとHD DVDに関するまとめ記事はあり、日経エレクトロニクスでたくさんの考察が掲載されていました。その中でもまぁ、コレを呼んでおけば間違いないだろというのが以下のまとめニュースです。 次世代光ディスクフォーマット戦争の軌跡 【前編】なぜ2つの規格が生まれたのか 次世代光ディスクフォーマット戦争の軌跡【後編】東芝の意図とハリウッドの選択 上の記事はほぼ
もう15年前にぐらいになるが、僕の仕事のやりかた、ユーザにたいしてどうやって向き合っていけばいいかについての信念を決定づけたある事件について語ってみようと思う。ほぼ懺悔にも近い。 ぼくが企画したモデムがバカ売れした。無名のブランドだったのにもかかわらず発売した瞬間に、秋葉原のショップで1番の人気モデルになった。理由は他者のモデムが無骨な段ボール箱にはいっていて、いかにもコンピュータの部品っぽかったのに、ぼくのモデムはカラフルな化粧箱をつけて、とても初心者が使いやすそうに見えたからだ。実際、簡単そうにみえる化粧箱をつくるのに何回もつくりなおして半年以上もかかった力作だった。 当時windows95が登場してインターネットが話題にのぼりはじめたあたりで、いままでマニアのパソコン通信ぐらいしか用途がなかったモデムをインターネットという単語に引き寄せられた大量の初心者が買い始めた時期で、とにかく簡
テレビの仕事をしている友人Mから聞いた話。 この2月まで、TBSで「悪魔の契約にサイン」というゴールデン枠のレギュラー番組があったのだそうだが、これが記録的な大敗に終わったらしい。視聴率はほとんど一桁で、たった9回の放送であえなく終了となった。最終回の視聴率は5.1%だった。これだけならたまにあることなのだが(「巨泉の使えない英語」というのがよく例として語られる)、この番組の特筆すべきところは、放送開始直前まで(あるいは始まってからも?)スポンサーが全くつかなったことだそうだ。理由はタイトルにあるらしい。Mが言うには「今時『悪魔の契約にサイン』という不吉なタイトルの番組にお金を出すようなおめでたいスポンサーはいないですよ」ということだった。そして「それに番組が始まるまで気づかなかったTBSテレビの編成は、テレビのある種の終末的状況を象徴するトンデモ事例として、後々まで語り継がれるのでしょう
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