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ブックマーク / gendainoriron.jp (6)

  • 「日本共産党からの批判に反論する」中央大学法学部教授/中北 浩爾 | 特集

    はじめに 私は2015年の安保法制反対運動とその後の野党共闘の進展を受けて日共産党への関心を高め、結党100周年にあたる2022年に『日共産党―「革命」を夢見た100年』(中公新書)を出版した(注1)。それ以来、新聞やテレビなど各種のメディアから、共産党についての論評を求められるようになり、①党員数や機関紙購読者数の減少にみられる党勢の後退、②国会や地方議会での議席の減少、③「市民と野党の共闘」の行き詰まり、という三つの困難に共産党が直面しており、抜的な自己改革が不可欠であると主張してきた(注2)。 そうしたなか、2024年2月21日付の『しんぶん赤旗』は、谷諭氏(日共産党理論委員会事務局長)の執筆による「日共産党を論ずるなら事実にもとづく議論を―中北浩爾氏の批判にこたえる」(以下、谷論文)を掲載した(注3)。その後、3月3日付の『しんぶん赤旗 日曜版』にも転載された。まず執

    natu3kan
    natu3kan 2024/03/23
    論文減ってエリートがエリートの責務を果たす建前もなくなって上層部行く為の肩書きの一つになりつつあるんよな。
  • 「“世界を変えたが、国家には背けなかった”」成蹊大学名誉教授 /富田 武 | 特集

    2022年8月30日、ソ連大統領ミハイル・ゴルバチョフが亡くなった(享年91歳)。すでに多くの評伝や追悼記事が書かれた。「彼は偉大な改革者だったが、民主化を徹底できず、市場経済の浸透もコントロールできず、退場した」「核大国の指導者として核軍縮に初めて着手し、冷戦終結に貢献したが、ソ連の解体を阻止できなかった」「グラースノスチを唱え、言論の自由と議会制民主主義をもたらしたが、それによる社会運動と民族運動の高まりに押し流された」等々が語られ、それぞれ一面をついているが、物足りない。 他方、人々はゴルバチョフがウクライナ戦争の最中に亡くなったため、独裁者にして侵略者のプーチンを生み出すことになったペレストロイカと対米欧協調の限界が強調される昨今である。よく人物の評価は「棺に覆われるときに定まる」と言われるが、「プーチンを生んだゴルバチョフ」といった乱暴な遡及法は同意し難い。筆者が「停滞のブレジネ

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    natu3kan 2022/11/10
    70年代からソ連が詰んでたといえばそれまでだが、鳥取の飢え殺しじゃないが急に情報公開して公平にするってした事で体制崩壊が加速してるし、いい変化も急激だと組織が壊れて治安や体制維持がままならなくなる面も
  • 「連合に鳴り響くのは弔鐘か、女性会長が突進する「ガラスの断崖」」元連合大阪副会長/要 宏輝 | 論壇

    1.統一は分裂の始まり、平和は戦争の始まり 最大のナショナルセンター連合(NC・日労働組合総連合会)は、官民、あらゆる産別(産業)をカバーしているため、内部の政策要求の利害調整が難しい。利害対立は当然だが、妥協点を見出せないと政策要求は策定できない。政策が一致しなければ力の合目的的な発揮はできない。政権との対立軸のない連合の、漠とした状況が労働運動の方向感覚と活力を失わせてきた。連合、全労連、全労協とNCは鼎立しているが、三つとも組織拡大は果たせず、逆に減らしている。「戦争」には労働運動の建前上、右も左も賛成できないわけだから、NCの枠を超えた共闘をすべきではないか。安保闘争のように「1日共闘」でもしなければ、一般大衆には連合の「立ち位置」は見えてこない。 一方で、2017年7月、(当時、連合トップ就任と目されていた)UAゼンセン会長の逢見氏が「官邸で安倍と密会」などと報じられると、連合

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    natu3kan 2022/02/19
    途上国の製造業が発達しちゃったのあって、日本が製造業で圧倒的に強かった頃みたいに高収益を叩き出せなくなった。元寇で活躍した武士に褒賞の土地を出せなくなった鎌倉幕府みたいなもん。
  • 「接種の積極勧奨を再開させてはならない」前札幌学院大学教授・井上 芳保 | 論壇

    子宮頸がんワクチン(正確にはヒトパピローマウィルス対応ワクチン。以下HPVワクチン)の接種をめぐっては、接種を推進したい側と副反応被害を訴える側との攻防が続いている。2016年7月27日には15歳から22歳の被害女性計63人が製薬会社2社を相手どった集団訴訟を東京、大阪、名古屋、福岡の4地裁で起こした。製薬会社側は症状とワクチン接種との因果関係を一切認めていない。裁判は長期戦になると予想されている。2016年は問題が訴訟局面に変わり、攻防が激しさを増した年だったと言える。欄ではこの問題のこれまでの経緯を振り返りつつ考えてみたい。 1.重篤な被害が出て定期接種の積極的勧奨は中止された 日ではこのワクチンは、グラクソ・スミス・クライン社製のサーバリックスが2009年10月に、MSD社製のガーダシルが2011年7月に承認された。政治家の強力なバックアップを得ての異例の速さでの承認であった。そ

  • 「頑迷ドイツが生死を握るEUの不幸」経済アナリスト・柏木 勉 | 特集/資本主義のゆくえ

    かつて、ドイツ首相ゲルハルト・シュレーダーは、フランスのドイツに対する政治的意図に関連してこう述べた。 「――ドイツの国際競争力が高まるということは、ドイツがより弱体化することではなく、より強力になることを意味する。考えてみれば、それは明白で不可避な結果であった。なぜなら我々の経済は欧州最強だからである。我々のインフレ率は他国より低い。しかも他国はもはや為替の切り下げによって、我々に対抗することができなくなっているのである――」(注1) このドイツ指導者の傲慢さ――。これはドイツ政治的経済的支配層に共通のものだろう。だが、それが「ドイツの強さ」の源泉を把握していることは確かだ。稿では、いわゆるこの「ドイツの強さ」と共に、銀行救済をめぐる各国国民に対する大きなペテンがEUを危機にさらしていることを論じたい。 (注1)David Marsh EUROから引用:竹森俊平訳 EUは年6月の英

  • 「『新しい階級社会』とアンダークラス」早稲田大学人間科学部教授・橋本 健二 | 特集/"働かせ方改革"を撃つ

    永山則夫の「予言」 1965年に中学卒業と同時に集団就職で上京、1968年に連続射殺事件を引き起こし、1997年に死刑が執行された永山則夫は、獄中で膨大な数の文学書や思想書を読破し、多数の著作を世に送った。そのなかに、71年に書かれた「驚産党宣言」なる一文がある。 これによると現代の社会には、「大ブルジョアジー」「プチ・ブルジョアジーおよび貴族的プロレタリアート」「ルンペンプロレタリアート」の3つの階級がある。マルクスが革命的な下層階級とみなしていたプロレタリアートは、いまや大ブルジョアジーと結託して貴族的プロレタリアートと化し、ルンペンプロレタリアートに敵対して、その犠牲によって危険な労働を免れるようになっている。いまや革命的な階級はルンペンプロレタリアートだけであり、彼らは個人的テロルによってブルジョアジーに対抗する、テロリスト集団になるだろう、というのである。 荒唐無稽な開き直りと片

    natu3kan
    natu3kan 2019/07/20
    ワーキングプアの増加。
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