未来に漠然とした不安を抱えた時。 人間関係のさざなみに心が重くなった時。 あなたはどう乗り越えていますか? いま、悩める現代人がこぞって手に取っている小説があります。 47年前に発表された故 有吉佐和子さんの小説「青い壺」。 ある陶芸家の焼いた青磁の壺が、さまざまな人の手に渡る過程をたどり、その時々の持ち主や周囲の人々の人間模様が13話の短いストーリーでつながれていきます。 半世紀近く前の物語がなぜ、今を生きる人たちをひきつけているのでしょうか。 (おはよう日本 ディレクター 今井志郎) 淡々と嫌な出来事を乗り越える登場人物たちに共感