世界的な取り組みで、日本でも多くの人や企業が熱心に取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)は、じつは他の先進国はあまり関心がないようだ。どういうことか――。8月26日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と寺島尚正アナウンサーがこのSDGsについて議論を展開した。 内藤氏が厳しく指摘「日本のSDGsは詐欺的」 国連が持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として掲げる「SDGs=Sustainable Development Goals」。「人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき目標」を示しており、その中には「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「気候変動に具体的な対策を」「住み続けられる街づくり」など、17の目標がある。 日本ではメディアなどがSDGsの取り組みを頻繁に報じ、企業も積極的にPRするなど、広く浸透して