1カンボジアの特殊詐欺拠点が摘発された事件。取材を進めると、カンボジアにはいくつもの詐欺拠点が存在し、各国から集められた人が詐欺に加担している実情が見えてきました。詐欺への加担を強要されたという女性が壮絶な体験を語りました。 拠点の内部事情を知る人 「働く部屋と寝泊まりする部屋は別だった。韓国人と日本人がいた。彼らは(オンラインで)ギャンブルに没頭していたらしい」
「Are you John? I'm Kiki」 最近、見知らぬ若い女性からこんなメッセージが届く人が増えている。ほとんどの人はこれを無視するが、 「私はジョンじゃない、間違いメッセージだよ」 と返信する人もいる。これは詐欺師の罠にかかる第一歩である。 インターネットを利用した詐欺は以前から存在していたが、2022年頃からその数は急増した。特に、そのメッセージの発信元がミャンマーであることが多くなっている。詐欺メッセージを発信している犯罪組織はミャンマーの中国国境とタイ国境地域に多くの拠点を持っている。そのひとつが、シャン州東北部で中国との国境沿いに位置するコーカン地区にある。このコーカン地区の中心地ラウカイ(ラオカイ)に中国人犯罪組織がいくつも集まり、オンライン詐欺の中心地となっていた。 コーカン地区は、コーカン人(明王朝の遺臣の末裔と言われている)の民族軍であるコーカンBGF(コーカン
ミャンマーで少数民族の武装勢力が2023年10月に開始した軍への一斉攻撃について、少数民族側の報道官はNHKの取材に対し、中国側が事前に連携を求めていたことを明らかにしました。 ミャンマーでは2023年10月下旬、2021年のクーデター以降、実権を握る軍に対して、中国と国境を接する東部シャン州で3つの少数民族の武装勢力が一斉攻撃を始めました。 中国外務省は12月14日、中国の仲介で双方が一時的な停戦に合意したと発表しましたが、軍と少数民族側からの発表はありません。 このうちTNLA=タアウン民族解放軍は12月15日にシャン州北部にある軍の施設を攻撃して制圧し、多数の武器を押収したとする映像や写真を公開し、戦闘は続いているとしています。 TNLAの報道官はNHKのインタビューに対し、「12月だけでおよそ50の軍の施設を制圧した」と成果を強調しました。 そのうえで一斉攻撃の目的について、市民の
Published 2023/11/21 21:56 (JST) Updated 2023/11/21 22:13 (JST) 【北京共同】中国公安省は21日、中国人を標的にした特殊詐欺に関わった疑いがあるとして、これまでに隣国ミャンマーで拘束された計3万1千人の容疑者が中国に移送されたと発表した。 中国では海外を拠点としたグループによるインターネットや電話を利用した詐欺被害が深刻化している。公安省は今年9月からミャンマー側と協力し、国境を接する同国北部で取り締まりを強化していた。 王小洪公安相は10月末、ミャンマーの首都ネピドーで軍政トップのミンアウンフライン総司令官と会談し、両国の司法機関の連携強化について協議した。
この秋、日本政府が名指しで注意喚起を行ったハッカー集団「BlackTech=ブラックテック」。 世界中の企業や組織などから機密情報を盗み出していると言う。 背後には、中国がいると指摘。一体何者なのか。その正体は。 サイバースパイ アメリカ政府も同時に発表。 手口の詳細を公開し、注意を呼びかけた。 ブラックテックは、情報窃取を行うとされるハッカー集団だ。 組織のセキュリティーの脆弱性をついて、内部に潜入。 コンピューターウイルスを駆使して、機密情報をひそかに盗み出す。 いわば、サイバー空間のスパイ組織だ。 最初に存在が確認されたのは、2010年頃。 当初、ターゲットとなったのは、主に台湾の企業などだったが、17年後半から翌年にかけて、状況が一変する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く