[go: up one dir, main page]

2025-10-28

チェンソーマンの土台にはB級映画があるんだからマノスフィア的な視

B級映画(要はサメ映画でもいいし、ジャンプケア満載のホラー映画でもいい)というのはマノスフィア的な側面があって、グラマラス彼氏地方旅行に来た浮かれポンチの女性を惨たらしく殺すところから話が始まって、化け物(クリーチャー)たちは彼女たちを追い詰め殺そうとするわけでなので、ある種の理不尽暴力弱者日常を脅かすという構図においては否定しようもないところはある

ただ、その化け物には必ず生まれにおいて人間の都合だったりとか、社会に対しての絶望があるわけでして、それはマノスフィアっていう単なる男女差別領域じゃなくて貧困とか狂信とか社会における圧力が背景にあるわけだ。そこで一場面をえぐってそういう描写だけに言及するのは片手落ちだし批評家仕事ではないよね

チェンソーマンに至ってもデンジゴミ箱に捨てられたところから話が始まってるわけで、その奥にある理不尽絶望を見て見ぬふりしていて、批評として有害であるかもなあとおもった

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん