SASEベンダーのCato Networks(ケイトネットワークス)が、2025年9月、新興AIセキュリティベンダーのAim Security(エイムセキュリティ)の買収を発表した。2026年初頭をめどに、CatoのSASEプラットフォームにAimのプロダクトを統合し、外部プロバイダーが提供するパブリック生成AIサービスと、顧客企業が自社開発したプライベートAIアプリケーションの両方に対する、包括的な保護機能を提供していく方針だ。 10月29日、東京都内でインタビューに応じたCato Networks 共同創業者兼CEOのシュロモ・クレイマー氏は、「AIトランスフォーメーション(AX)がビジネスに与える影響は、DXのそれよりもはるかに大きくなるだろう」と述べ、企業のAI活用を保護する新たなネットワークセキュリティの重要性を強調した。 SASE市場のリーダー企業が、AIセキュリティ企業を買収