米動画投稿サイトのユーチューブのロゴ(2021年10月5日撮影)。(c)Lionel BONAVENTURE/AFP 【10月13日 AFP】米動画投稿サイトのユーチューブは13日、16歳未満のSNS利用を禁止するオーストラリアの法案について、「善意に基づくもの」だが、オンラインでの安全性を高める効果はないとの見解を示した。 フェイスブック、ティックトック、インスタグラムなどの人気サービスは、法律に違反した場合、重い罰金を科される。ユーチューブも規制の対象となるが、同社はSNSではないとして、例外措置を設けるべきだと主張している。 同社のオーストラリア担当広報、レイチェル・ロード氏は13日、上院委員会で、禁止措置について「意図は理解できるが、想定外の結果を招くリスクがある」と述べ、「施行が非常に困難なうえ、子どもたちをオンラインでより安全にするという目的は果たせない」と指摘した。 ロード氏