富士通は2025年10月30日、2025年4~9月期の連結決算(国際会計基準)を発表した。売上高に相当する売上収益は前年同期比1%増の1兆5665億円、営業利益は2.4倍の1053億円と増収増益だった。事業再編などの影響を除いた調整後営業利益は84%増の1213億円。主力のサービスソリューションをはじめ全セグメントで増益だった。 サービスソリューションの売上収益は5%増の1兆665億円、調整後営業利益は35%増の1196億円だった。国内のDX(デジタル変革)やモダナイゼーション需要が旺盛だったことが寄与した。 サービスソリューションのうち、持続可能な社会をつくるための事業モデルであり、成長領域と位置付ける「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」事業の売上収益は55%増の3110億円だった。2026年3月期を最終年度とする中期経営計画では、Uvanceの売上収益を7000億円とする目標