札幌・西区の公園に今朝、ヒグマ2頭が出没しました。札幌市は道内で初めての「緊急銃猟」を検討しましたが、その後解除しました。 子熊と見られるヒグマ2頭は今日午前8時20分ごろ、札幌・西区の西野すみれ公園に出没し、エサを探すなど1時間以上、居座りました。道警、ハンターらが警戒を続けていましたが、札幌市は市街地に現れたヒグマを行政の判断で猟銃を使い駆除できる「緊急銃猟」に向けた措置をとることをきめました。そしてすぐに近隣住民の避難誘導や通行制限を進めました。しかし午前9時35分ごろ、現場近くに人が近づいたことから危険防止のため発砲の準備を中断。その間に2頭が山林へ立ち去ったため、午前10時15分ごろ「緊急銃猟」に向けた措置は解除されました。 札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当・坂田一人課長「一部の人がちょっとのぞきに来た。そういうことで緊急銃猟がストップしてしまうこともありうる。罰則の適用に