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最近 GNU Emacs 関連の諸々をいろいろ見直していてしみじみ思ったのだが、やはり Emacs は一通り使えるようにするまでがめんどくさいですな。昔に比べればインストール自体は簡単になったが、そこから先がよく分からない。素のままの Emacs はかなり使いにくい代物で、VSCode あたりに慣れた今の目からすると、見ため的にもちょっとしょぼい。設定を解説するウェブページ等はいくらでもあるのだが、何せ約40年の歴史があるソフトウェアで、おまけになんだかんだ言って結構活発に開発が続いているので、解説といっても内容が古くなっていることが多く、混乱に拍車を掛けている。そのあたりが人々を Emacs から遠ざけているとしたら残念なことである。 近年は Doom Emacs や Spacemacs といった設定フレームワークがそのへんを補おうとしているようだが、個人的な好みで言えば、これらはちょっ
先日、Emacsに一生入門できねえ2020という記事を目にした。 確かにEmacsは難しい。まったくもって増田の言う通りだ。うんうんと頷きながら、過去に自分が書いた「風になりたい奴だけが Emacs を使えばいい。」という記事が脳裏に浮かんだ。 10年間の出来事 # 僕が「風になりたい奴だけがEmacsを使えばいい」と言った記事は2010年9月4日に投稿されていて、あれから実に10年の月日が経過していた。とても懐しい。 振り返ればこの10年間でエディタの世界は大きく変わった。次世代エディタを銘打ったAtomが誕生し、エディタにおける表現の限界をぶち壊した。そして後続で登場したVSCodeが一気にシェアを奪い、一瞬でトップシェアの座に立ってしまった。予想しなかった未来があった。 一方、Emacsはどうなったかと言えば、メジャーバージョンが23から27になった。しかし、起動したてのEmacsは
(vimとの戦争の話ではない) Emacs、一生入門できない あたまがうんちで出来てる俺にはむり ・パッケージの導入方法がわからない package, use-package, leafやらのいろんな方法が混在していてわけわからん 便利そうなパッケージの説明見に行くと、設定方法の説明に使ってるのがpackageだったりuse-packageだったりもっと古いやつだったりでわけわからんくなる 結局packageとuse-packageの混在したわけわからんinit.elを書く羽目になる しかも設定書いたつもりでも反映されてなかったりするし原因調べようにも全部英語 ・簡単な操作をするのにもいちいち調べないと行けないのが面倒 さっきもRedoってどうやるんだ?ってなってググった いちいちググりに行かないといけないのがしちめんどくさい しかもなんだよC-g C-/って。覚えてられっかよ。C-yでR
おしらせ : 長い記事は本形式になっていた方が読みやすそうなので、 Zenn に お引越し してみました。ここにも記事は残しておきますが、最新版はあちらになります。 Emacs はプラグインを増やしていくと起動に何秒もかかって重い、という話をみることがあります。 しかし、考えてみれば Emacs には 1000 以上の Emacs Lisp ファイルが初めから同梱されているわけで、そこに数十のプラグインを足しただけで爆裂に遅くなるのは、なにか設定にも問題がある気がします。 この記事では、 Emacs の起動時間を詰めるために今までに試してきた、小技や大技たちを紹介します。 自分用にメンテしているフレームワーク setup.el で活用しているテクニックが主なので、そちらを試してみて欲しい気持ちもありますが、それぞれの Tips 単体でも価値があると思うので記事にもまとめてみることにしました
Author: conao3 Published: 2020-08-25 Last Modified: 2020-12-04 GitHub Source: md はじめに Emacsは1972年にMITで生まれ、今日に至るまで名だたるハッカーに愛されてきたエディタです。 Emacsがハッカーに愛されている理由は、Emacsがそれ自体、動的なEmacs Lisp環境であり、エディタの動作をEmacsの開発者ではないあなたが、ビルドなしで動的に自由にハックできることです。 OSと協調する必要のあるEmacsのコアとEmacs LispそのもののコアをC言語で提供する他は、ほとんど全ての機能がEmacs Lispによって提供されています。 あなたは細部にわたってEmacsの全てを制御できますし、Emacsの上にあなたの思い描く、あらゆるアプリケーションを構築することができます。 Emacsはあな
これは 32 歳のゲーム開発者の僕が、夢見る 16 歳の自分と対話した記録だ。 1. 現況 iMac のディスプレイに映るソースコードを見つめながら、僕はただぼーっと時を過ごしていた。頭が働かない。 都内の自宅、仕事を終えた夜の時間。 時間というリソースは何よりも貴重なものであり、何もしなければ人は何も生み出せない。 ただ無為に時間を浪費するくらいなら 1 行でもコードを書いて何かを生産したり、1 ページでも本を読んで知識を増やした方が得だ。 そんなことは自己啓発本とかで見飽きるほど見てきたので、もうよくわかっている。 だが、どうしようもなく体が動かない日というのがあるのだ。 最近はこういうことが増えてきた気がする。心が疲れているのだろうか。 まあ、年齢を重ねればそれだけ人生の悩みも増えるというものだ。そういうこともあるだろう。 実際、悩みのタネは多いのだ。 9 月 9 日、記録的な台風
2018年の年末にAtomからEmacsにスイッチしてしようと決めてから、年末年始を利用して快適にコードが編集できるようにEmacsを鍛えていました。 Atomは大変素晴しいコードエディタで、初心者がプログラムを書く上で、必要な機能が最初から備わっています。これはVSCodeも同様でしょう。まさに生まれながらのプログラミングエディタと言えます。 Emacsに復帰してあらためて思ったのは、Emacsは生まれながらのプログラミングエディタではないということです。Emacsの初期設定でプログラミングをするには、自動補完もなければGitの対応も不十分で、あまりにも機能が足りていません。 ですが、Emacsが他のエディタと比べて劣っているかと言えばそうではありません。 Emacsの最大利点は即時拡張性 # 僕が感じたEmacsがAtomやVSCodeと比べて優れている点は「即時拡張性」です。 Ema
ちょっと調べてたら、 英語力を向上させたいのでまずは Emacs からはじめた | Futurismo google-translate.el : 【設定パワーアップ】Google翻訳で言語自動判別しつつ英訳・和訳する! というような記事を見つけて、google-translate.elというのを見かけたので導入してみた。特にrubikitchさんの記事は自動で日本語か英語かを判定してくれるので、そのまま導入した。 動作 キーバインドはほぼ一つで以下の動作が出来ます。 インストール M-x package-install google-translateで。 設定する (require 'google-translate) (require 'google-translate-default-ui) (defvar google-translate-english-chars "[:asc
Software Design連載記事を掲載します。 株式会社技術評論社の許可を得て掲載しています。 草稿なので細かい部分は実際の記事とは異なることがあります。 他の記事は左下にある「■雑誌連載中(全文公開)」から見られます。 ども、るびきちです。本連載も先月で1年になり、まさに一周したような感じです。最初の数回はEmacsを使ったことのない人を対象に、Emacsの基礎概念をゆっくりと紹介しました。その後はddskkによるOS非依存の日本語入力を紹介したことで、複数のOSを使う人でもEmacsは有用だと示しました。その後は、様々なカーソル移動、入力支援、検索・置換というテキストエディタとしてのEmacsの使い方を紹介しました。dired、eshellというOS非依存のファイラーとシェルもありました。Emacs上のワープロ・スーパー電子手帳であるorg-modeについても軽く触れました。 そ
年末emacs設定大掃除をして、これは捨てられないと思った設定書いてく - $shibayu36->blog; 昨年に引き続き、2013年の自分のemacs.dを振り返るのをやろうと思います。 今年はemacsでいろいろできるようにする、という方向よりも、emacsでの基本操作をどれだけ使いやすく出来るかということを中心にやって来ました。例えば .emacs.dの管理をどうするか コードリーディングや編集を速くするにはどうするか gitとの連携をどうやって簡単にするか この辺りについて1つずつまとめて行きたいと思います。 .emacs.dを管理する .emacs.dの管理って難しいですよね。僕も関西Emacsに参加してから自分が最新のやり方についていけてないなと感じたので、今年はいろいろと見なおしてみました。 基本的なやり方としてはこんなかんじです。 外部elispはpackage.elと
find-file Emacs の find-file (C-x C-f) は本当に使いにくいものだと, 常々思っていた. 中でも, 補完候補が複数あった場合の挙動. これが何とも気にくわない. 例えば, 以下のように C-x C-f を入力した直後の状態を考える. この時 TAB キーを押すと, デフォルトの Emacs では [Complete, but not unique] との表示が出るだけで, 候補一覧を表示するにはもう一度 TAB キーを押す必要がある. この「二回 TAB キーを押す」という行為が毎度毎度要求されることとなり, そのストレスたるや凄まじいものがあった. また, TAB を二回押して補完候補が表示された後の挙動は, 輪をかけて苛立たしい. この時 TAB を押すとどうなるかといえば「補完候補が全て見れるようにスクロールが行われる」だけなのだ. 補完候補一覧が画
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