DDTプロレスのユニバーサル王者の鈴木みのる(57)がKO―D級王者の上野勇希(30)を調印式で公開処刑した。
みのるは上野と互いのベルトをかけたダブルタイトルマッチ(11月3日、両国国技館)を控えている。30日に都内で行われた公開調印式に出席すると「やっとDDTの最高峰、KO―Dまでたどり着いたという気持ち。これが終わりではなく新しい始まりだと思って楽しみたいなと思います」といつになく真面目に意気込みを語った。
3月にユニバーサル王座をかけて激突している上野の印象についても「楽しみしかないよね、マスコミに『1回勝ってる相手になんで興味わくんですか』ってよく聞かれるんだけど、お前らの中で1回なだけであって俺は1回面白いと思ったら、相手が嫌って言おうが何しようが何回でもやりたいって思うから」と不敵な笑みを浮かべた。
フォトセッションも終了し、何事もなく会見は終了するかに思われた。しかし会見場から退場する上野をみのるがパイプイスで急襲。止めに入った今林久弥GM、松井幸則レフェリーにも殴打を加えた。
高笑いが止まらないみのるは、攻撃された左足を抑える上野を見下ろすと「う~えのくん、遊びましょ」と狂気的な笑みを浮かべて控室へと去っていった。突然の凶行に会場は騒然となっていた。












