女子プロレス「スターダム」が4日に都内で記者会見を開き、タッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」(7日、東京・後楽園ホールで開幕)の出場者を発表した。

 昨年同様2ブロック制が採用され全16チーム32選手の出場が決定。両リーグの1位から3位が決勝トーナメントに進出でき、29日のエディオンアリーナ大阪第二競技場大会では準々決勝戦、準決勝戦が行われ、優勝決定戦は30日の静岡・浜松市総合産業展示館大会で行われる。ブロック分けは以下の通り

【レッドゴッデス】
刀羅ナツコ&琉悪夏組、なつぽい&安納サオリ組、水森由菜&星来芽依組、妃南&八神蘭奈組、月山和香&梨杏組、ボジラ&鉄アキラ組、葉月&コグマ組、Sareeee&叶ミク組

【ブルーゴッデス】
飯田沙耶&ビー・プレストリー組、さくらあや&玖麗さやか組、朱里&鹿島沙希組、壮麗亜美&レディ・C組、HANAKO&X組、AZM&天咲光由組、鈴季すず&山下りな組、小波&吏南組

 ワールド&STRONG女子王者の上谷沙弥は12月29日の両国国技館大会での安納サオリとのワールド王座戦、来年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会でのIWGP女子王者・朱里とのSTRONG女子王座との2冠戦が控えているためタッグリーグに出場しないことが決定。会見後、報道陣の囲み取材に応じた岡田太郎社長は「上谷さんに関しましては、最終的には会社の判断でと言ってもいいのかなと思います。渡辺桃選手がヒザの負傷で欠場になりH.A.T.E.の数も奇数になってしまった。そして2つのタイトルマッチが決まって、万全の状態で上谷選手が目指すところ、それは2つの試合をしっかり勝ち切ることだと思います。今の彼女にとっては、タッグリーグよりはそちらだろうということでコミュニケーション等意思をくんで会社が最終的に決定して上谷選手は出場しないということになりました」と説明した。

 その上で「ただし、上谷選手に関しましては北海道はお休みをいただくんですけれども、それ以外の地方大会には出場する試合も組まれております。若手とのシングルなども予定しておりますので、しっかりと上谷選手の魅力をスターダムファンの皆さんに届ける準備ができているというところでございます」と語った。