仏ロン・ティボー国際、バイオリンで高3竹内さん3位 橘和さん5位

[PR]

 若手音楽家の登竜門として知られるフランスのロン・ティボー国際コンクールで、バイオリン部門の最終選考が26日、パリで行われた。審査の結果、東京都出身の高校3年生、竹内鴻史郎さん(18)が3位、横浜市出身の大学院生、橘和美優さん(22)が5位にそれぞれ入賞した。優勝はウクライナのボーダン・ルッツさん(18)だった。

 授賞式後、竹内さんは「有名なコンクールで賞をいただくことができ光栄」と喜びを語った。橘和さんは「世界の同じ世代の素晴らしい演奏家と一緒にコンクールに出て刺激をもらい、勉強になった」と話した。

 今年のコンクールには世界32カ国から106人が参加。最終選考で竹内さんはブラームス作曲のバイオリン協奏曲、橘和さんはチャイコフスキー作曲のバイオリン協奏曲をオーケストラと熱演し、観客から大きな拍手を浴びた。(時事)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません