Keisuke HATTORI @HAT0406 「大学図書館の書庫について驚いたことがある。それは火災発生時のルールだ。書庫で火災が発生した場合、規定の時間までに書庫から退出しないと死ぬことになる。書庫内に二酸化炭素だか何やらを充満させ、火災が拡がるのを防ぐためだ。つまり学問の世界では人の命よりも優先するものがあり、それが図書であるというのである。書庫に入庫するというのは自分の命をリスクにかける行為なのだ。そうであるほどに、学問は偉大なのだと思い知らされた、というよりも若い心で勝手に学問の偉大さを解釈したのであった。」 l.u-tokyo.ac.jp/teacher/essay/… 2025-05-25 20:22:53 吉村風(酒徒吉風) @syutoyoshikaze 国会図書館も、書庫の火災発生時は二酸化炭素で消火する。 規定では全員避難したあと消火スイッチを押すことになっていたが
コンビニで雑誌 立ち読みしてた 昨日の僕に Bye-Bye (嵐「サクラ咲ケ」より) 某予備校のCMにも使用された曲の歌詞ではないが、筆者もだいぶ前、コンビニで雑誌を立ち読みしていたかつての自分にはBye-Byeした。もっとも、それは筆者が何かしらの人間的な成長を遂げたという意味ではない。近年、コンビニにおける雑誌や書籍の取り扱いは減少傾向にあり、そもそもコンビニに行けども、雑誌がないというケースが少なくない。また、雑誌の取り扱いがあったとしても、多くの場合は開封禁止シールが貼られており、ページをめくっての中身のチェックはほぼ不可能になっている。つまり、物理的に立ち読みができなくなったので、コンビニ立ち読み愛好者としての自分にはBye-Byeせざるを得なくなったということである。 筆者の他愛ない習慣の終わりからまずは書き出してみたが、しかし、「他愛ない」という言葉だけであっさりと片づけるの
昨日、みちくさ市の帰りに神保町の東京堂へ行ったら、1F 東書架一面が、「近代出版研究」フェアになっていた(×o×) 正確には棚を作っている最中で、ちょっとまだ並べきっていないところもあったのだが、そこに並んでいた話題の『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』置いてあったので、購入。 この「つぶれてきたか」本は基本は戦後、中小の書店が常に損な役回りをしてきた業界構造について、大取次の優越性や、コンビニ、TRCなど競合勢力との関係をトピックに立てて、数値もいろいろ出して論じるというもの。歴史というより政策論的な感じだが、当面、小売書店論で適宜、参照される本になるだろう。 昨晩、森さんに「つぶれて」を見せたら、ずいぶん作り込みがされている本だとの指摘。本文がふつうの新書の2,3冊分があるということもあるんだけれど、異例にも最初に出版用語のグロッサリーを立てたり、各章末に囲みでまとめ文を載せたりして
東京・中野区の大手古物商「まんだらけ」が始めた「生前見積(せいぜんみつもり)」というサービスが話題です。 コレクターが所有するコレクションに対し、まんだらけからこのような見積書を無料で発行してもらえるサービスです(画像内の鑑定結果はサンプルのもの) 名前は仰々しいですが、簡単に言うと「個人が所有する古い漫画、アニメ関連グッズ、玩具などを無料で査定してくれ、見積書を発行してくれる」というサービスのこと。この時点で売る必要はなく、将来、所有者がコレクションと“お別れ”する際に、事後の面倒を見てくれるそうです。いわばオタクの終活を支援するサービスと言えそうです。 ▼まんだらけの「生前見積」とは? 「生前に集めた大切なコレクションの行く末をご協力させていただきます。後世のコレクターへの引き継ぎやご家族へ財産としてのお役立てなど、 コレクションの整理を考えている方を対象に生前に見積もり査定をさせてい
欧州国際書店連盟(EIBF)による欧米・オセアニア19カ国を対象にした「RISE消費者行動調査2023年12月」では意外にもイタリアが調査国内の読書率・購買率ともにトップだった。だが日本人の多くはイタリアの出版・読書について何も知らない。イタリア出版者協会(Associazione Italiana Editori, AIE)の各種調査から知られざる読書大国・イタリアの実態を紹介したい。 イタリアの書籍市場まず書籍市場の動向だが、2024年は半期で6.76億ユーロ(約1000億円)で、ここ数年はインフレを考慮しても安定している。Nielsen BookScanによる年間の売上は年間約16.97億ユーロ(約2748億円)なのでニールセン調べの方がやや上振れしているのだが、こちらも安定を見せている。なお電子書籍は8000万ユーロ(130億円弱)、オーディオブックは2800万ユーロ(約45億円)
2025年03月(9) 2025年02月(11) 2025年01月(14) 2024年12月(13) 2024年11月(12) 2024年10月(10) 2024年09月(11) 2024年08月(9) 2024年07月(10) 2024年06月(9) 2024年05月(8) 2024年04月(7) 2024年03月(14) 2024年02月(14) 2024年01月(19) 2023年12月(14) 2023年11月(10) 2023年10月(22) 2023年09月(10) 2023年08月(11) 2023年07月(11) 2023年06月(21) 2023年05月(11) 2023年04月(20) 2023年03月(17) 2023年02月(10) 2023年01月(18) 2022年12月(30) 2022年11月(30) 2022年10月(20) 2022年09月(10) 20
京極夏彦の明治を舞台とした小説『書楼弔堂』が第四巻『霜夜』でついに完結する。無い本は無いという不思議な本屋・弔堂の主が、訪れる客たちにその人だけの一冊を選書するという連作。今回は時計の針が明治四十年に設定されている。シリーズのそもそもの始まりから、『霜夜』に登場するゲストの人選まで、インタビューで最新作を深掘りしてみた。 聞き手・構成=杉江松恋/撮影=大槻志穂 この連作は、当時の担当編集者から明治時代の本屋さんについて書いてもらえないか、という提案があって始めたものです。明治は日本の書籍流通が劇的に変化した時代でした。それこそ刻一刻と様相が変わる。編集者の提案は、まだ書店で本を買うことが一般的ではなかった時期に、お薦め本を教えてくれる本のソムリエがいて……というような内容だったのですが、書籍流通の変遷自体を主役に据えたほうが絶対面白いと思いました。だから語り手の個性を前面に出さないため、視
海外営業マン @supremeeigo オフィスから個室やパーテーションを取り払ってオープンレイアウトに移行すると、対面コミュニケーションが70%「減り」、生産性が落ちると何度も実証で確かめられているのに、企業がまだオープンレイアウトに移行しようとするのは不思議ですよね pic.x.com/KhoE9IzwGe x.com/arshad_esq/sta… 2024-11-18 10:59:12 Arshad Karim @arshad_esq マイクロソフトでは個室がもらえる人が結構いたんだね。私の前職のTwitterでは本社のGeneral Counsel(法務担当役員)ですら個室は無かったから、同じ米系テック企業でもだいぶ違いますね。 x.com/kaz_kazuhisa/s… 2024-11-18 10:47:11 リンク WIRED.jp オフィスが「オープン」な設計だと、生産性が
最初はまだ「クマに喰われていなかった」!遺体の「第一発見者」が告白…秋田でクマに襲われ死亡した男性が明かしていた「恐怖」 秋田県鹿角市(かづのし)大湯の山中で一人の男性が亡くなった。佐藤宏さん(64歳)。5月15日、この時期に旬を迎える根曲り竹を採りに、妻と親族女性とともに現地へ向かったあと、一人で山に入ったのちに行方がわからなくなった。通報を受けた地元の警察と消防は3日間捜索を続けたが、佐藤さんの姿を発見することができなかった。 これまでの報道では、行方不明後4日目の5月18日に佐藤さんを発見、現場から搬送する際に警官2名がクマに襲われ重傷を負ったと伝えられている。 しかし実はは、これまでの報道で触れられていない事実がある。亡くなった佐藤さんと長年交流を続けていた「仲間」Aさんの存在だ。 前の記事『クマの攻撃で鼻が半分取れ、「顔中血まみれ」の警察官が「助けてください」と…秋田でクマに襲わ
しかし、そんな喜びも束の間のことかもしれない。東大は最高レベルの大学であると同時に、「最高の格差」が学生間に存在する大学でもあるからだ。 今回は東大の合格発表を機に、それを考えてみる。 まず、東大新入生たちが真っ先に実感するのは、前出の岡本さんが告白するような、「出身高校」による格差だ。 毎年一人か二人、東大に入るか入らないかだという滋賀県の公立高校出身で、「小学校でも中学校でも、常にトップを走ってきた」と話す岡本さん。自分こそは日本最高のエリートになるのだと意気込んで東京大学の門をくぐった彼だが、その鼻っ柱はあっという間にへし折られてしまった。 「開成やら灘やら麻布から来たヤツらは、キャンパスを歩いていても、『よう、サークルどうすんの?』『さっき何々先輩に会ったんだけどさぁ』という話になる。 そういうネットワークのなかで、彼らは『誰それ先生はなかなか単位をくれないからやめておけ』とか、『
神戸市にはなんと「12」の公共図書館があります。最近は「東灘図書館」「北神図書館」「三宮図書館(仮移転)」「西図書館」が移転・開館し、「名谷図書館」が新設されました。 でも、建物がオシャレになって、本の数が増えただけではありません。勉強したり遊んでみたり、ときにはリラックスする場所として、ますます自由に過ごせる場所になりました。神戸市は昔もいまもこれからも、ずっと「図書館のまち」なんです。 木材をふんだんに使った名谷図書館そんな図書館のしくみを支えるのは、もちろん「ひと」。たとえば、図書館司書というおしごとです。でも、どんな人たちで、なにをしているのか分からないですよね。ぼくも図書館を「本を借りるだけ」でしか使っておらず、図書館司書の存在をあまり気にかけたことがなかったんです。 「え、そもそも図書館って本を借りるところでしょ。というか神戸市って、図書館に行かなくても本を借りられる便利なサー
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