毎年この日が来る。 私がどういう気持ちでこの日を迎えているかということはこちらにありますので、新しい読者の方でご存知のない方は是非読んでみてください。 ヒロシマのアメリカ人 8月6日 ピース長崎 この記事からたった2年ですが、不愉快な話が多い中、この話に関しては毎年少しずつですが確実に進歩しているように思えます。 当時、この記事を書いている時は、やはりアメリカ人にこの話をするのはとてもストレスがかかりました。これで戦争が早く終わった、という考え方、つまり戦争には勝者、敗者とともに善悪がある、という考え方をなかなか曲げてくれないものでした。 確かに勝ち負けは付くのです。 そして日本は敗戦した。 しかし、戦争に善悪はなく、戦ったもの双方にとって悪、でしかないではないか(戦争の犠牲になった人々の命が本当にそれで報われた、と言えるのか)ということをわかってもらうには正直なかなか苦労があったのです。